ライター : ☆ゴン

まつやの「とり野菜みそ」とは?

石川県かほく市にある食品メーカー、「まつや」が製造・販売している「とり野菜みそ」。石川県では古くからなじみのあるみそ調味料で、地元の人にとってはソウルフードともいえる味わいです。

おもに鍋つゆの素として使用されますが、鍋だけでなく、いろんな料理に活用される万能調味料。そんなとり野菜みそで作る鍋の基本レシピと、それ以外のさまざまなジャンルのアレンジレシピを紹介します。

「とり」野菜みそは「鶏」ではない!?

「もっと野菜を『とり』ましょう」というコンセプトから生まれたのが、とり野菜みその名前の由来。江戸時代に廻船問屋を営んでいた初代の松本氏が、航海中に野菜不足で体調をくずす船乗りのために、野菜に合う調味料を考案します。

魚だけにかたよりがちな船上での食事を、栄養バランスのよいみそ鍋にすると、野菜がおいしいと喜ばれたのだとか。松本家の家庭の味として代々受け継がれてきたものを、昭和になって商品化したのが、現在のとり野菜みそです。

とり野菜みそで作る鍋の基本レシピ

とり野菜みそで作る、基本的なみそ鍋の作り方です。鶏もも肉と豆腐をメイン具材に、白菜やえのきだけ、しいたけを、水とみそ調味料で煮込むだけの簡単なレシピ。もちろん牛や豚肉、魚介類、好みの野菜など、加える食材はなんでもかまいません。濃厚な味わいでいくらでも食べられますよ。

みそ鍋に相性のよい食材は?

白菜やキャベツなどの淡色野菜から、小松菜やほうれん草、水菜、にんじんなどの緑黄色野菜まで、どんな野菜でもOK!牛や豚、鶏などの肉類だけでなく、魚や貝類もみそ味によく合いますよ。また淡白な味の豆腐やしらたきはもちろん、きのこ類とも相性抜群です。

食べ終わったあとのシメは?

食べ終わったあとのシメにうどんか中華麺を入れると、濃厚なみそ味のつゆがよく絡んでおいしいですよ。また水でつゆを少し薄め、ごはんと卵を加えて雑炊にしても絶品。とろけるチーズをプラスすると、おしゃれなリゾット風に変身します。

鍋以外も!とり野菜みその活用レシピ10選

1. 味付けはとり野菜みそだけ。豚肉となすの炒め物

材料は豚こま肉となすだけ、調味料はとり野菜みそだけと、いたってシンプルな炒め物のレシピ。だしが効いた少し濃いめのみそ味がなすと相性抜群で、もちろん豚肉にもよく合います。どちらの食材ともに価格が安くて経済的。ごはんのおかずだけでなく、酒のお供にもぴったりですよ。

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