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コンビニスイーツ革命!今年のバレンタインデーにはウィーンの伝統菓子「ザッハトルテ」を

「キング・オブ・チョコレートケーキ」と言っても大げさではないオーストリア・ウィーン発祥のザッハトルテ。バレンタインウィークを目前に控えた今、この「ザッハトルテ」がアツいんです!あまいけいきがおすすめする極上のザッハトルテはこれだっ!

2016年2月1日 更新

ライター : あまいけいき

スイーツ専門家

「365日 毎日2スイーツ」×9年間食べ続けた記録をブログやSNSに公開し、常に様々なメディアを通じてスイーツの魅力を伝え続け、スイーツ男子を代表するトップブロガーとしてスイーツブー…もっとみる

コンビニスイーツがここまで来ました…

セブンイレブン「ザッハトルテ」
チョコレート好きなら愛さずにはいられないオーストリア・ウィーンの伝統菓子ザッハトルテ。日本でもコンビニスイーツとして登場していますが、少し前までは“ザッハトルテ風・コンビニチョコレートケーキ”だったクオリティーが、ここにきて格段にアップしています!こちら、セブンイレブンの「ザッハトルテ」がとにかく凄いんです。

チョコレート感の強さが圧倒的な構成

まずチョコレートスポンジ(ザッハマッセという)の回りにあんずジャムを塗り、その上からチョコレートのグラッサージュ(ショコラーデン・グラズール)をかけ表面の艶やかな高級感を演出。このチョコレートがとにかく分厚い!
実はセブンイレブンでは一昨年のクリスマス時期にもザッハトルテを発売していましたが、前回と比べて変わっている点は「カロリー」のみ。 恐らく、チョコレートの量(もしくはあんずジャム?)を増やしたのでしょう。その結果、食べ応えがアップしたように感じられます。
とにかく分厚いチョコレートのジャリっと感、さっぱりした酸味のあんずジャム、軽い口当たりのスポンジ、これが絶妙なバランスで美味しいと思いました。 味やクオリティーについてはあくまでもコンビニメイドとしてで、好みは人それぞれ千差万別。SNSなどでは賛否両論ある様ですが、大衆スイーツにおけるチョコレートケーキとしてはこれで十分なのです。

カフェスイーツとしても人気

マックカフェ バイ バリスタ「ザッハトルテ」
都内6店舗のみのマックカフェ バイ バリスタでも「ザッハトルテ」を扱っています。こだわりのコーヒーに合わせており、そのテイストはもはや「ザッハトルテという名のオリジナルチョコレートケーキ」⁉︎ ビジュアルこそスタンダードなザッハトルテですが、とにかく「濃ゆい」んです! 見た目からして色濃いザッハマッセには、なんとチョコレートソースがサンドされ、さらにしっとりとしたスポンジにはチョコレートが染み込ませてあり、そして止めにショコラーデン・グラズール。ぐわぁぁぁ……濃ゆいぃぃぃ……
徹底的に「チョコレートリッチ」を貫き通したこのザッハトルテは、こだわりのコーヒーのおいしさがさらに引き立つ絶対的な相棒!例えるなら『キャプテン翼』でいう翼くん&岬くんであり、『あぶない刑事』でいうユウジ&タカであり、「林家」でいうペー&パー子なのであります。 あえてレシピとしてスタンダードなあんずジャムを省くことでオリジナル感を強調したこの個性こそが、ザッハトルテという名の殻を破り、新たなファン層を獲得するであろう期待感を得た気がしました。

もはやザッハトルテを越えたザッハトルテ

スターバックスコーヒー「ホワイトザッハトルテ」
「これはザッハトルテなの?」 まずそのビジュアルから首をかしげてしまうほどに個性際立つ白いスイーツは、その名も「ホワイトザッハトルテ」。 もちろんこちらもコーヒーショップ自慢のコーヒーとの相性を楽しむためにショーケースに並んだお菓子ですから、ひとつひとつにこだわりと個性が詰まっています。さぁ、この「ホワイトザッハトルテ(白いチョコレートケーキ)」のポテンシャルはいかに⁉︎
ホワイトチョコのコーティングを割って出た中身は予想通り「褐色のスポンジ(ザッハマッセ)」でした。このザッハマッセにこれまたビックリ!コーヒー風味なのです。 このコーヒーザッハマッセにはビターなチョコレートクリームがサンドされ、さらにホワイトチョコレートでコーティングされています。トップには粉雪を思わせる粉糖を振りかけた「冬の妖精」とでも言いましょうか? チョコレートマニアにはたまらないひと品。甘くてほろ苦い、コーヒーにベストマッチなオリジナルのザッハトルテです。

ザッハトルテの豆知識

カフェ ウィーン 三越日本橋店「ザッハトルテ」
オーストリア・ウィーンの伝統菓子「ザッハトルテ」。その起源は19世紀初頭、ウィーン会議が開催された頃にさかのぼります。 時のオーストリア宰相メッテルニッヒ公は、司厨長のエドワード・ザッハー(※)へ、「かつて誰にも食したことのないような料理を作るように」と申し付けました。そこでザッハーが作り上げたデザートが会議に参加した各国の代表たちに大好評を博し、ヨーロッパ中の宮廷へ評判が広がった……それが「ザッハートルテ」だそうです。
※ これには諸説あり、料理人見習いであるフランツ・ザッハー(エドワード・ザッハーの父親)が作り上げたとの説もとなえられています。

本場ウィーンの2つのザッハトルテ

「ホテル・ザッハ」のザッハトルテ
ザッハマッセを2段に切り、アプリコットジャムを挟み、さらに表面にもアプリコットジャムを塗り、その回りをショコラーデン・グラズールで覆ったもので、「オリジナルのザッハトルテ」と呼ばれています。
「デメル」のザッハトルテ
ザッハマッセの表面にのみアプリコットジャムを塗り、その回りをザッハグラズールで覆ったもの。ホイップした無糖の生クリームとウィンナーコーヒーを添えたものが一般的です。ちなみにデメルのショップが全国各地にあることから、日本ではザッハトルテといえばデメルのイメージが強いですね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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