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美肌作りと胃腸のケアに。旬の冬キャベツをおいしく食べよう

どんな料理にも使いやすくて身近な「キャベツ」は、新年会続きでちょっとお疲れ気味の胃腸をいたわるのにピッタリのお野菜。もちろん美容にも◎です!この季節にぜひ食べたいキャベツのインナービューティーパワーと、おいしい簡単レシピをご紹介します。

キャベツってどんな野菜?

アブラナ科のキャベツはもともと、古代ケルト人が栽培していた野生のケールが原産種といわれています。青汁やスムージーの材料として人気のケールは、葉が空に向かってまっすぐに伸びています。そのまっすぐに伸びた葉が長い栽培の歴史の中でどんどん進化して、球形をした今のキャベツとなりました。

一年を通じてスーパーや八百屋で買うことのできるキャベツですが、冬キャベツの旬はまさに今!キャベツにはインナービューティーに役立つビタミンがたっぷりと含まれています。キャベツを食べてカラダに取り入れたいビタミンをいくつかご紹介します。

胃腸をいたわる「ビタミンU」

キャベツには水溶性ビタミンの一種、ビタミンUが豊富に含まれています。
これはキャベツならではの重要な栄養素で、胃もたれや胃潰瘍などの予防、また肝臓の機能回復などの効果が期待されます。ビタミンUは「キャベジン」とも呼ばれており、胃腸薬の主成分としても欠かせません。

美肌に嬉しい「ビタミンC」

キャベツには、可食部100gあたり41gと、ビタミンCもたっぷり含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートしたり、感染症を予防したりする働きがあります。本格的な寒さが続くこの時期は、風邪やインフルエンザなどが心配ですよね。キャベツの葉は大きいもの2~3枚で一日のビタミンC推奨摂取量を満たすといわれています。みかんやイチゴなど旬の果物と合わせてお料理にキャベツを使えば、一日に必要なビタミンCをしっかり補給できちゃいます♪

骨の健康に欠かせない「ビタミンK」

また、キャベツにはビタミンKも豊富です(可食部100gあたり78㎍)。
ビタミンKは腸内細菌によって体内でも作られるビタミンですが、腸内環境が乱れると不足してしまうため食べ物からも摂る必要があります。食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなどが原因となって腸内環境の乱れが起こりますが、とくに新年会が続くこの時期は体内のビタミンKが不足しがちです。
ビタミンKは血液の正常な凝固や健康な骨の形成に欠かせないビタミンです。怪我をして出血してしまった時、自然に血が止まるのにはビタミンKが関わっています。
またビタミンKはカルシウムを骨の中に効率よく取り込む働きをサポートしてくれます。妊活中や妊娠中のママさんにとっては胎児の発育にも欠かせません。健康で丈夫なカラダを維持するために不可欠なビタミンなのです。

「冬キャベツ」と「春キャベツ」の違いは?

日本のキャベツは「冬キャベツ」と「春キャベツ」の2つに大きく分類できます。

冬キャベツ

冬キャベツはまさに今が旬!艶やかで堅い葉がぎゅっと隙間なく詰まっているのが特徴で、手で持つとずっしりとした重みを感じます。ポトフや鍋料理などの煮込み料理やスープにピッタリです。

春キャベツ

3〜5月頃に旬を迎える春キャベツは、ふんわりと柔らかい葉がソフトに折り重なっているのが特徴。手に持ってみると、冬キャベツとはまるで別の野菜かと思うような軽さです。水分を多く含んだやわらかな春キャベツの葉は甘みが強く、サラダなど生食に向いています。

かわいいだけじゃない「芽キャベツ」

芽キャベツとはキャベツの変種で、その見た目はまるでキャベツの赤ちゃん!
手のひらに5~6個はのせられそうな小さくて丸いベビーキャベツは「ヒメカンラン(姫甘藍)」という別名でも知られています。主に煮込み料理にまるごと使われます。

芽キャベツの特徴は、なんといってもビタミンCの豊富さです。こんなに小さくてかわいいのに、なんと普通のキャベツの約4倍、みかんの約5倍、レモンの約1.5倍ものビタミンCを含んでいるのです!

また普通のキャベツと同じく、ビタミンUやビタミンK、食物繊維、葉酸も豊富に含んでいます。小さいのに栄養満点の芽キャベツはかわいいだけではなく、カラダに嬉しい栄養がぎゅっと詰まっているんですね。見かけたらぜひお料理に活用してみましょう。

【レシピ】キャベツとカシューナッツのバターソテー

それでは、栄養たっぷりのキャベツを使った簡単でおいしいレシピをご紹介します。

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國塩亜矢子

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