ライター : BBC

大人な味わい「粕漬け」

ほどよい塩気や甘みがクセになる「粕漬け」。粕床(かすどこ)さえ作っておけば、いろんな食材を漬けて楽しめるので、食べたことがないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。今回は粕漬けの作り方から、人気のレシピを魚や野菜、お肉などに分けてご紹介します!

粕漬けとは

粕漬けは、酒粕やみりん粕を軸に作った「粕床」に食材を漬けて作る、漬物の一種です。粕床は、主に酒粕を使って作られます。特有の香りと風味で、クセになる人が多いんですよ。

粕漬けの作り方

材料

・酒粕……600g
・酒……60cc
・みりん……90cc
・白みそ……60g

下ごしらえ

・ガーゼを保存容器の大きさに合わせて切ります。
・にんじんとかぶは皮をむきます。

作り方

1. 保存用密閉袋に酒粕、酒、みりん、白みそを加えてよく揉み込みます。
※漬けている間に酒粕はやわらかくなるので、この時点では少し固めの仕上がりになります。

2. 1を1/6量ずつ、3つの保存容器に敷き詰め、ガーゼをのせます。

3. 豚肉、鮭の両面に塩をふって10分置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。それぞれ2の容器に並べ入れてガーゼを被せ、1を1/6量をのせて広げます。ラップを落として空気に触れないよう密閉してからフタをし、冷蔵庫で保管してください。

4. きゅうり、かぶ、にんじんにそれぞれ塩をふって揉み込み、水洗いをして水気を拭き取ります。食べやすい大きさに切ったら2にのせ、ガーゼを被せます。
※塩は具材の1%の量をふってください。

5. 1の1/6量を4にのせ、ラップを落として空気に触れないよう密閉してからフタをし、冷蔵庫で保管してください。
※魚・肉については2〜3日中に調理を行ってください。野菜は3日〜5日が食べごろです。

6. 鮭はグリルで5分〜10分ほど焼き色が付くまで焼いてめしあがってくださいね。※焼き上がり時間は食材によって異なります。粕漬けは焦げやすいので、目を離さないように気を付けてくださいね。

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