ライター : mihomiho

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自宅で柚子胡椒を作る

柚子の皮にトウガラシと塩を混ぜてペースト状にした「柚子胡椒」。柚子のさわやかな香りにピリッとした辛さが特徴で、九州地方では昔から風味付けの調味料としてさまざまな料理に使われてきました。 柚子胡椒の「胡椒」は一般的な胡椒のことではなくトウガラシを意味する古語に由来しています。 現在では九州以外の地方でも手軽に手に入り、より多彩な料理に使われるようになっています。柚子の産地では、家庭で柚子胡椒を手作りするところも多いそうです。 そこで、今回は家庭でも簡単にできる柚子胡椒の作り方をご紹介します!

用意するもの

用意するものは、青い柚子、その柚子の皮と同量の青トウガラシ、全体量の15~20パーセントの塩です。 柚子もトウガラシも刺激の強い成分の入った食材ですので、ゴム手袋やマスクがあれば、つけたほうがいいでしょう。

作り方

【1】柚子の皮を剥き、フードプロセッサーなどでみじん切りにしてから、さらにペースト状にします。柚子の皮は、白い部分が入らないように薄く剥くと、キレイな緑色に仕上がります。 【2】青トウガラシはヘタを取って小さく刻み、フードプロセッサーでペースト状にします。種ごと入れると辛みがかなり強くなるので、辛いものがあまり得意でない人は取り除いたほうがいいでしょう。 【3】柚子とトウガラシを混ぜて、全体量の15~20パーセントの塩を入れてよく混ぜます。塩の量はお好みで調整しましょう。少なすぎると腐りやすくなるので要注意です。 これで緑色が鮮やかなフレッシュ感のある柚子胡椒の出来上がりです。市販のものとはひと味もふた味も違う、手作りならではの鮮烈な香りと風味はまさに絶品。すぐに食べるものはビン詰めにして冷蔵庫へ。1週間程度で使い切るようにしましょう。長く保存したければ冷凍保存をすることもできますよ。
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