ライター : TAMA39

実力派シェフのお店「ブーランジェリースドウ」

松陰神社前駅の線路沿いに位置する、黒とブラウンの洒落た外装の「ブーランジェリースドウ」。店内には小さいながらもカフェスペースがあり、コーヒーを飲みながら、焼きあがったばかりのパンをその場で満喫できます。

予約なしでは購入もむずかしい食パン

夫婦でレシピを考え、技術の確かな信頼のおけるスタッフと共に、毎日厨房で真剣に、懸命に、そして楽しんでパンを焼いています。気温、湿度、音、触感、香り、見た目…全神経を使って生地と対話をしながら、心を込めて丁寧に焼き上げたパンはやさしいおいしさ!
毎日食べて飽きのこないおいしさ!そんな食パンを目指して、日々追求!
店主の須藤秀男シェフは、焼菓子専門店メゾン・ド・プティ・フールでパティシェとしてスタートし、タイユバンロブション、ペルティエ、マリアージュ ドゥ ファリーヌなどの有名店でシェフ・ブーランジェをつとめてきた実力派。

名物2種類の食パンそれぞれの魅力とは?

名物の世田谷食パン、世田山食パンに使われている「ホップ種」は、雑菌に弱いので、衛生面での取り扱いがむずかしいのですが、香りと独特の食感、焼いたときのぱりっとした感じが好きと須藤シェフ。
左は世田谷食パン(580円)、右は世田山食パン(580円)
「しっとり感を出すために最大限に水を加えて作ります。2種類の食パンの生地の配合は同じで、アメリカ産とカナダ産の小麦粉をブレンドしていますが、焼き方によってまったく違う味、違う皮の食感になるんです」

出典: allabout.co.jp

材料は一緒でも、焼き方によってこんなに味も見た目も変わるんです!

四角い世田谷食パン

「世田谷」は角食パン。ふたをして焼くことによって生地を凝縮させ、しっとりして旨みの濃い仕上がりに。

山型の世田山食パン

「世田山」は山の型のパン。ふたをせずに焼くことで生地を自由に膨らませ、ふんわりとソフトな食感に。
五感を研ぎ澄まして「丁寧に」焼き上げたパンの旨みを、ぜひ味わってみたい!
当日は焼かずにそのまま食べると酵母の香りと甘み、ふんわりソフトな食感が楽しめます。次の日は軽くトーストして、お好みでバターやチーズをのせて食べるのがおすすめです!

「この前と同じおいしいパンがある」安心感

パンが「本当においしい」と判断される状態というのは、実はとてもデリケートでピンポイント。小麦粉をはじめ、酵母も、素材もすべて日々少しずつ状態が異なりますし、それに季節や気温の変化が加わって、最適な配合や製造工程が異なります。
元パティシエの作るスイーツも人気です!
焼き菓子やジャムも一緒に販売されています!
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