さんま漁をおこなう国・地域が増えたからという説

近年、台湾や中国などではさんまが食べられるようになり、外国船が日本近海に来る前にさんまをとってしまうという説です。

ただし、「実は日本の漁船も外国の漁船も、同じ漁場(公海)で漁をおこなっている」という話もあります。“外国船が先にとってしまう”のではなく、同じ場所で入り交じってとりあっているので乱獲となり、各国の水揚げ量が減少……結果として価格が高騰するという推測です。

現在、スーパーではいくらでさんまが買える?

例年、さんまの価格は7~8月にかけて上がり、秋以降に落ち着いていく傾向にあります。その年にはじめて漁獲された魚を「初物」と呼び、全国的に高値で取り引きされるのが通例です。その時期がちょうど7~8月になるので、値段が一気に跳ね上がります。

東京や関西では、8月の終わり頃から初物のさんまが並びますが、これもかなりの高値。しかし、秋以降にさんまの水揚げ量が増えてくると、だんだんと価格が落ち着いていく傾向があります。

年々価格が上がってきているものの、秋口になればスーパーでも150~200円で手に入る場合が多いです。

さんまが安くなる時期が狙い目!

前述したとおり、さんまの価格は秋頃になると落ち着く傾向にあります。

試しに「小売物価統計調査」の2020年のデータを見てみると、全国平均価格は9月に165円、10月に164円だったのが、11月に138円、12月になると135円に落ち着いています。全国的には9月に高値になり、11月頃から落ち着いていく傾向です。

この通り、少しでもリーズナブルにさんまを手に入れたい場合は、秋に入ってからスーパーに行くのがおすすめ。時期を見極めて買い物をしましょう。

【対策・節約術】さんまのコストを安く抑えるコツ

チラシ・広告をこまめにチェックしてコストダウン

スーパーのチラシや広告をこまめにチェックして、安くなったタイミングを狙って購入するようにすると、コストが抑えられます。最近では、インターネット上でチラシを掲載している店舗も多いので、そちらを活用するのもおすすめです。

通販を利用する

通販サイトを利用するのもおすすめ。商品自体の値段は高く感じても、1尾に換算すると意外と安い……ということもあります。

また、干物や水煮、塩焼きのレトルトなど、加工済み商品も並んでいます。生さんまにこだわらない場合は、それらの商品を選択するのもひとつの手です。

とくに干物は種類豊富で、あじやさばなど、ほかの魚種とセットになっている商品が多いですよ。これを機に、名産地の干物を味わってみてはいかがでしょうか。

▼おすすめ商品はこちら

ITEM

しれとこ本舗 北海道根室産 さんま 約4kg(40~42尾)

¥4,880

内容量:約4kg(40~42尾・1尾97g前後) 産地:北海道根室産 賞味期限:冷凍約1ヶ月(解凍後は早めにお召し上がりください)

※2022年10月18日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ITEM

駿河湾特急 干物 セット(あじ・アジ醤油干・かます・金目鯛・さんま)

¥2,700

セット内容:真あじ開き 干物×2枚、さんま塩干し×2枚、金目鯛干物×2枚、かます干物×2枚、真あじ醤油干し×2枚 賞味期限:到着より冷凍で2週間・冷蔵で5日

※2022年10月17日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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