ライター : macaroni公式

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和洋菓子にはどんな紅茶を合わせる?

Photo by 木下誠

ティータイムをより華やかにするなら、お菓子が欠かせませんよね。でも「お菓子と相性のよい紅茶はどうやって選ぶの?」「洋菓子と和菓子にはどんな紅茶が合うの?」など、紅茶選びに迷ってしまう人も多いでしょう。

そこで日本紅茶協会でティーインストラクターをされている小柳抄公子さんに、マリアージュのコツや選び方のポイントについて教えていただきました。
日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター/小柳抄公子さん 日本紅茶協会所属。ティーインストラクターの資格を持ち、紅茶の楽しみ方やパフォーマンスを競う大会「ティーインストラクターオブザイヤー2018」で準グランプリの実績を持つ。ティーインストラクターの育成や、紅茶教室の講師としても活躍中。紅茶とイギリス菓子の専門店「ベリーズティールーム」に在籍し、紅茶の普及活動にも力を注いでいる

味や香りのバランスを考える

「基本的な考え方として、紅茶とお菓子のよさをそれぞれ活かせるバランスを見極めるのが大切です。例えばレモンケーキのような香りの華やかな洋菓子に、香りの主張の強いフレーバーティーを合わせてしまうとお互いのよさを打ち消し合ってしまいます。この場合は香りの穏やかなものや、香りのない紅茶を選ぶとよいでしょう。

香りだけでなく、味わいのバランスも重要です。クリームがたっぷり使われているお菓子には、その味わいに負けないコクの強い紅茶がおすすめ。アッサムのようにどっしりとした味わいの茶葉を選ぶとバランスがよいです。味や香りのバランスを考えることで、それぞれのよさを引き立て合うベストな組み合わせが見つかるはずですよ」

洋菓子と和菓子の特徴に合わせて

「大まかに洋菓子と和菓子には味わいに違いがあるので、その特徴を掴んでおくことも大切です。洋菓子はどちらかというと、バターやクリームが多く使われているものが多いので、ミルクティー向きの味のしっかりした茶葉がよく合う傾向にあります。先ほど紹介したアッサムのほか、茶葉の味わいが楽しめるディンブラもぴったりです。

一方、和菓子はやさしい甘さのものが多いので、繊細な風味を味わえる紅茶が合うでしょう。ダージリンはきりっとした渋味が日本茶を思わせる味わいで、和菓子と相性がよいです。私も先日、桜餅にダージリンのファーストフラッシュを合わせて楽しみましたよ」

香りのニュアンスを楽しんでも

「香りを嗜むフレーバーティーは、シンプルなお菓子と合わせてそのマリアージュを楽しむのも新鮮です。例えば、大福にフルーツの香りのフレーバーティーをマリアージュさせて、今流行りのフルーツ大福のような風味を楽しむのも新しい視点でおもしろいかもしれませんね。

フレーバーティーはアイスティーにすると香りが穏やかになるので、合わせるお菓子によって調整するとよりマリアージュの幅が広がるはずです」
コツをおさえれば、紅茶とお菓子のマリアージュが気軽に楽しめそうですね。さっそくmacaroni編集部でも、ご紹介いただいたポイントを参考にマリアージュにチャレンジしてみました。

選んだ和洋菓子は、スコーン・ワッフル・大福・どら焼き・おかきの5種類です。より幅広くマリアージュを楽しむべく、紅茶からルイボスティー、緑茶までさまざまな味わいのお茶を取りそろえている「TWG Tea」の商品から、お気に入りの組み合わせを見つけてみました。

洋菓子

スコーン(焼き菓子)

Photo by 木下誠

イギリスのアフタヌーンティーには欠かせないスコーン。サクッとした表面に、中はふわふわとした食感が魅力です。バターがたっぷり入っているので、力強い味わいのお茶を合わせるとバランスがとれますよ。

もっとも相性がよかったのは、朝の目覚めにぴったりなどっしりとした味わいの「English Breakfast Tea」。スコーンの味わいを引き立てながらも、茶葉本来のおいしさもしっかり舌に残ります。スコーンはミルクティーともよく合うそうなので、ミルクを入れて飲むのもおすすめです。

変わりどころとして、ブランドを代表する「1837 Black Tea」との組み合わせも新鮮でした。渋さのほとんどないさっぱりとした飲み口で、口の中をほどよくリセットしてくれます。熟したベリーやキャラメルなどの甘く華やかな香りが鼻に抜け、ティータイムをより特別なものにしてくれました。

ワッフル(生菓子)

Photo by 木下誠

今回はしっとりとしたやわらかい生地に、クリームがたっぷり入ったワッフルをチョイス。先ほどご紹介した「English Breakfast Tea」との組み合わせも王道でよかったですが、くちどけのよいワッフルのような生菓子には爽やかな風味のお茶もとてもよく合いそうです。

特に、緑茶とホワイトティーをブレンドした澄み切った味わいの「White Sky Tea」がおすすめ。イランイランのフルーティで上品な香りが、ワッフルのこっくりした甘さとバランスがよくとれているように感じました。

また、厳選されたベルガモットで香りづけした「French Earl Grey」も、ワッフルにぴったり。清涼感のある風味で、ワッフルのクリームが不思議と軽やかに感じられるんです。お口直しにも最適な一杯でした。

和菓子

大福(餅菓子)

Photo by 木下誠

もっちりとした生地になめらかなあんこが詰まった、和菓子の代表格である大福。シンプルな味わいのお菓子なので、香りの存在感があるお茶と合わせて、そのマリアージュを楽しんでみました。

まず最初に試したのは、濃厚なバニラの香りと甘みが魅力のルイボスティー「Vanilla Bourbon Tea」。少しとろみが感じられる口当たりが心地よく、一緒に食べるとクリーム大福のようなまろやかな風味に変化します。

ストロベリーを利かせた「Silver Moon Tea」との組み合わせは、後味がまるでいちご大福!このお茶もバニラやストロベリーで香りづけされていますが、繊細な香りで大福の味わいを邪魔しません。さらに緑茶をベースにしているので、ほのかな渋味も大福の甘みとよく合いました。

どら焼き(生菓子)

Photo by 木下誠

香ばしく甘いカステラ生地に、少し洋菓子のようなテイストも感じられるどら焼き。コーヒーと合わせることも多いお菓子なので、しっかりとした味わいのお茶を合わせてみたいですね。

まず、パンチのある味わいの「UVA HIGHLANDS BOP」が合いました。どら焼きの濃厚な味わいとバランスがよく、まったりとした甘さをより引き立ててくれます。

一風変わった組み合わせとして、パイナップルのフレッシュな香りが清々しい「Grand Wedding Tea」とも、素晴らしいマリアージュが楽しめましたよ。トロピカルな香りがどら焼きのあんこと意外によく合い、心躍るティータイムを演出してくれます。

おかき(干菓子)

Photo by 木下誠

カリカリとした軽い食感がたまらないおかき。香ばしさがアクセントになったしょうゆ味や、さっぱりとした口当たりの塩味などが代表的ですよね。そんなシンプルな味わいのおかきには、香りのクセが少ないお茶が合いそうです。

「Royal Darjeeling FTGFOP1」は上質な「ファーストフラッシュ(春摘み)」のダージリンを使った、力強い味わいが特徴の紅茶。茶葉の風味が濃く、おかきの香ばしさとよく合います。熟したアプリコットを思わせる華やかな香りも、おかきの味を邪魔せず、穏やかな余韻が楽しめました。

小柳さん曰く、おかきには緑茶に似た渋味を持つヌワラエリアや、さっぱりとした味わいのニルギリなどの茶葉もよく合うそうです。「TWG Tea」には緑茶を使ったブレンドも数多くあるので、さまざま試してみるのもおすすめですよ。

お菓子とお茶のマリアージュでより特別なティータイムに

お菓子とお茶のマリアージュは決してむずかしいものではなく、コツさえつかんでしまえば簡単です。より相性のよい組み合わせを見つけることができれば、ティータイムがより至福のひとときになるでしょう。

さまざまな味わいや香りのお茶を生み出している「TWG Tea」なら、その組み合わせを考えるのもより楽しくなるはず!記事で紹介したお茶以外にもたくさんの商品があるので、お気に入りの組み合わせを見つけてティータイムを楽しみましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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