ライター : カレーマン

みんな!カレーマンだよ!
最近めっきり涼しくなってきたね!
となるとやはり鍋。
今シーズンの鍋はじめは洋風なトマト鍋だったけど、今日は鳥鍋!
とーーっても予約が取りにくいことでも有名な、湯島の鳥栄に行ってきたよ!
奇数月の初日に翌月と翌々月の予約を一括して受け付けてるから、次は11月に12-1月分の受付ってことだよ!
湯島の歓楽街のすぐ裏手に、こじんまりとしながらも風格のある一軒家。 創業1909年という、老舗中の老舗だよ!
油断すると読めない暖簾をくぐると、すごく丁寧に気持ちのいい挨拶! 老舗でありながらまったく偉ぶらない、真心の接客!
この時点ですでにうまい!!
史上最速のうまい決定!!!
玄関脇の厨房の奥からは、トントントンという鳥を叩く音が聞こえてくるよ!
部屋はど直球の和室。 これまたこじんまりと、でも妙に落ち着く和みの空間。
こんな感じのテーブルセット。 卓上に物を置くと大至急大変な灼熱状態になるので、お茶碗セットは畳に置いてあるよ! しばらくするとお母さんみたいな人が来て…
炭をセットしてくれるよ!
その上に鍋をセットして準備完了! 炭の熱で部屋が暑くなるので、団扇を貸してくれるよ! 鳥栄では、炭が舞ってしまうので部屋にエアコンがない
冬は暑く、夏は猛烈に暑いよ!
要注意や! てことで大至急鍋をはじめーーる!!
これが肉と内臓。 内蔵はよく火を通し、お肉はしゃぶしゃぶ程度に表面が白くなれば食べ頃だよ! 繊細な料理なので煮込みすぎ注意!
はわわわわわわ。
大至急一気飲みしたいくらいおいしそう!!
ソワソワしちゃう。 肉の表面が白くなってきたら…
シンプルに大根おろしと醤油でたべーーーーる!!
ぐほーーーーー!! うーーーまーーーーーい!!!
なんなんですか、これは。 極めてシンプルで淡白なのに、噛んだ瞬間拡がる鶏の味。
内臓類は、レバーと砂肝。 どっちがどっちだったかは、忘れたよ!
これまた素材の味そのものの滋味があふれーーる! 絶品すぎーーーる!!
肉をひととおり食べたら、プースーターーーイム!
鍋からプースーをすくって、軽く塩をまぶしていただくよ!
鶏の油が程よく浮かぶやさしいプースー。 こ、これは命のプースーだ!
じんわーり身体に沁み渡ったところで…
これだーーーーー!!!
鳥団子!!! どうやったらこんなに滑らかになるのかというくらいの叩き具合!
火が通るのを待って待って…
火が通るや否や、大至急いただーーーーく!!
どこまでもフワフワ! あふれ出す肉汁!! たまらーーーーーん!!! あっいう間にたいらげちゃったよ!
そしたら最後はコレ。
プースーをごはんにかけて、たべーーーーる!!
鳥栄では雑炊ではなく、米の食感と甘みを楽しめるお茶漬けスタイル。
塩をまぶして滋味まみれになるもよし!
大根おろしでさっぱりするもよし!
漬物でサラサラいくもよし!
いずれにしても、全力でかきこーーーむ!! 勢いあまって5杯くらいたべーーーる!! 案の定食べすぎて満腹すぎーーる!!
ごちそうさまーーーー!!
あれだけの鶏を煮込みながら、アクがまったく出ない凄まじい下処理。 水面に浮いてるのは、ツナギに使った卵だよ! 滋味とはまさにこの鍋のためのことば。
身体の芯まで鶏のいのちが沁み渡る、超絶絶品の鳥鍋でした!
冬のうちに、あと何回か行きたい!

鳥栄

住所:東京都台東区池之端1-2-1 電話番号:03-3831-5009 営業時間:18:00~21:00 客単価:¥8,000~¥9,999 参考URL:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13003595/
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ