目次
初心者でも失敗しない!フランスパンの作り方を徹底解説
調理時間
300分
フランスパンは、パン作りの中でもとても難易度の高いパンです。シンプルな材料と成形で作るため、技術がダイレクトに反映され、ごまかしがききません。ただし、工程の流れとポイントを押さえれば、大きな失敗はしないので、挑戦しがいのあるパンでもありますよ。
ここでは、身近な材料で作る、食べやすいフランスパンの作り方をくわしくご紹介します。中がふんわりやわらかく、どこかなつかしい仕上がりが特徴です。
ここでは、身近な材料で作る、食べやすいフランスパンの作り方をくわしくご紹介します。中がふんわりやわらかく、どこかなつかしい仕上がりが特徴です。
コツ・ポイント
- 準強力粉の代わりに強力粉と薄力粉を混ぜて使う
- 小麦粉と水を混ぜて30分置く(オートリーズ)
- 一次発酵の途中でパンチを入れてボリュームを出す
- 生地の形が崩れないように最終発酵させる
- 生地表面に切り込みを入れて霧吹きで濡らす
準強力粉の代わりに強力粉と薄力粉を混ぜて使う
強力粉8:薄力粉2の割合でブレンドして作るのがポイント。強力粉と薄力粉を配合して使うと、表面はパリッと中はふんわり食感のフランスパンが作れます。準強力粉で作る本場のフランスパンよりやわらかく、お子さんでも食べやすい食感です。冷めると表面もやわらかくなり、さらにソフトな食感になりますよ。
小麦粉と水を混ぜて30分置く(オートリーズ)
最初に小麦粉と水だけを混ぜて30分置く工程を「オートリーズ」と言います。ドライイーストと塩は混ぜず、小麦粉と水をゆっくりなじませる工程です。
オートリーズをすることで、短時間のこね作業で生地がしっかりまとまり、小麦粉の旨味や風味を引き出せます。絶対に必要な作業ではないため、時間がない場合は省略可能です。
オートリーズをすることで、短時間のこね作業で生地がしっかりまとまり、小麦粉の旨味や風味を引き出せます。絶対に必要な作業ではないため、時間がない場合は省略可能です。
一次発酵の途中でパンチを入れてボリュームを出す
一次発酵の途中で生地を取り出し、折りたたむ作業が「パンチ」です。パンチを入れると、発酵が促され、ボリュームのあるフランスパンが作れます。フランスパンの生地をパンチするときは、折りたたむだけのやさしい力でおこなうのがポイントです。
生地の形が崩れないように最終発酵させる
パンマットやクッキングシートをたゆませて溝を作り、生地を入れて最終発酵させましょう。平らな場所に生地を置いておくと、横に広がるように膨らんでしまいます。生地の両脇に高さのある壁があることで、生地が横に広がらず、縦に伸びてくれますよ。
生地表面に切り込みを入れて霧吹きで濡らす
表面に入れる切り込み(クープ)は、焼いている間に発生する蒸気の出口となります。切り込みから蒸気が逃げることで、きれいな棒状のまましっかり膨らみ、火の通りも良くなりますよ。
オーブンに入れる直前に生地表面を霧吹きで濡らす目的は、表面の焼き固まるスピードを遅らせ、生地を十分に膨らませるためです。表面はパリッと硬く、中はふんわりと焼き上がります。
オーブンに入れる直前に生地表面を霧吹きで濡らす目的は、表面の焼き固まるスピードを遅らせ、生地を十分に膨らませるためです。表面はパリッと硬く、中はふんわりと焼き上がります。
パンの人気ランキング