目次
白いお菓子「ブランマンジェ」
フランス語で「白い食べもの」という意味に由来する「blanc-manger(ブランマンジェ)」。牛乳・生クリーム・砂糖に洋酒やバニラを加えて風味を付け、ゼラチンで固めるスイーツです。ミルキーで、ふるふるとやわらかく口どけのいい食感が特徴。
もともと中東で砂糖とアーモンドパウダーを使い作られていたものが始まりで、7世紀にヨーロッパへ伝わったとされます。中世の頃になると上流階級のみが食べられる、甘じょっぱいスープのような貴重な料理だったようです。
もともと中東で砂糖とアーモンドパウダーを使い作られていたものが始まりで、7世紀にヨーロッパへ伝わったとされます。中世の頃になると上流階級のみが食べられる、甘じょっぱいスープのような貴重な料理だったようです。
アーモンドが香る。なめらかブランマンジェ
調理時間
30分
*冷蔵庫で冷やし固める時間は含みません
ゼラチンで固める、ブランマンジェの基本レシピです。アーモンドの香りのよさとなめらかな口当たりが味わえる、シンプルなおいしさ。本格的な味わいながら、自宅でも手軽に作れますよ。好きなフルーツやソースと一緒にいただきましょう。
材料(5個分)
コツ・ポイント
- アーモンドスライスは、焼くことで牛乳にしっかりと風味を付けることができます。
- 生クリームは、20℃以下になりとろみが付いてきたら混ぜ合わせましょう。生クリームが分離しにくくなり、しっかりと混ざります。
下ごしらえ
・アーモンドスライスは、オーブン170℃でうっすら色付くまで焼いておきます。
・粉ゼラチンは冷水に振り入れてふやかしておきます。
作り方
1.牛乳にアーモンドの風味を付ける
Photo by Raico
鍋に牛乳とグラニュー糖を入れ、沸騰直前で火を止めます。アーモンドスライスを砕いて加え、ふたをして15分~20分ほど置きます。
2.ゼラチンを溶かす
Photo by Raico
裏ごししてしっかりとゴムベラで押さえて搾り、ゼラチンを加えて溶かします。溶けないようなら、少し加熱してください。
Photo by Raico
氷水にあてて、20℃以下になるまでとろみが付くまで冷やします。
3.生クリームを混ぜて冷蔵庫で冷やし固める
Photo by Raico
生クリームを加えて混ぜ合わせ、容器に流し入れて冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めます。
Photo by Raico
そのまままたは容器から抜いて皿に盛り、お好みでフルーツソースやミントを添えたらできあがりです。
ブランマンジェとパンナコッタの違いは?
白いプリンのようなお菓子は、ブランマンジェのほかにもあります。特に、イタリアンドルチェの「パンナコッタ」とブランマンジェはよく似ています。
【ブランマンジェ】アーモンドで香りをつけた牛乳に砂糖を加え、コーンスターチかゼラチンで固めた冷たい菓子のこと。
洋酒、ホイップ、果物のピューレなどを加えて作られ、そのまま食べたり果物のソースをかけたりします。アーモンドを使わず作ることもあります。
【パンナコッタ】生クリーム、牛乳、砂糖を合わせて煮詰め、ゼラチンで固めたイタリアのデザートのこと。
生クリームを多く使用し、ゼラチンで固めに仕上げるので「ぷるんぷるん」の食感が特徴です。
一方ブランマンジェはアーモンドミルクや牛乳を、コーンスターチやゼラチンで固めていて、「ふるふる」としたゆるめの食感です。
また現在の日本には、砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味を付けた牛乳を、ゼラチンで固めるレシピが多く存在。アーモンドやアーモンドミルクを使わなくても、ブランマンジェとされることがあります。
【ブランマンジェ】アーモンドで香りをつけた牛乳に砂糖を加え、コーンスターチかゼラチンで固めた冷たい菓子のこと。
洋酒、ホイップ、果物のピューレなどを加えて作られ、そのまま食べたり果物のソースをかけたりします。アーモンドを使わず作ることもあります。
【パンナコッタ】生クリーム、牛乳、砂糖を合わせて煮詰め、ゼラチンで固めたイタリアのデザートのこと。
生クリームを多く使用し、ゼラチンで固めに仕上げるので「ぷるんぷるん」の食感が特徴です。
一方ブランマンジェはアーモンドミルクや牛乳を、コーンスターチやゼラチンで固めていて、「ふるふる」としたゆるめの食感です。
また現在の日本には、砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味を付けた牛乳を、ゼラチンで固めるレシピが多く存在。アーモンドやアーモンドミルクを使わなくても、ブランマンジェとされることがあります。
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