ライター : kii

調理師 / 製菓衛生師 / 食育インストラクター / フードコーディネーター

アレンジ無限大!ポリ袋で作る「蒸し鶏」の作り方

Photo by 調理師/kii

調理時間 10
*放置する時間は含みません。
パサつきがちな鶏むね肉が、おどろくほどやわらかくジューシー♪ 完成まで時間はかかりますが調理はたった10分、それ以外は置いておくだけの簡単レシピです。作り置きできるので時間があるときにまとめて作っておきましょう!いろいろとアレンジできて、とても便利です。

材料(2人分)

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  • 鶏むね肉 1枚(250〜300g)
  • 小さじ1/2杯
  • 砂糖 小さじ1杯
  • 大さじ1杯

しっかりと火を通すためのコツ

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調味料を揉み込んだ鶏むね肉は、室温に30分置いてください。鶏むね肉に味をなじませるとともに、常温に戻して火を通しやすくします。

また、鶏むね肉をゆでるお湯は、1枚で1.5L、2〜4枚で2L用意してください。(複数作る場合は、1枚ずつポリ袋に入れます。)お湯の量が少ないと温度がすぐに下がってしまい、鶏むね肉に火が通らないことがあります。

作り方

1.鶏むね肉をポリ袋に入れ、調味料を揉み込む。

鶏むね肉と調味料が入ったポリ袋を、揉み込んでいるところ

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ポリ袋は、必ず加熱調理対応のものを使ってください。ポリ袋に鶏むね肉と調味料を入れ、空気を少しだけ残して縛ります。ポリ袋を揉み込んで、調味料をしっかりとなじませましょう。 ※ポリ袋に空気を少しだけ残すのは、お湯にポリ袋を浮かべて、鍋底につくのを防ぐためです。空気が多すぎると鶏むね肉がお湯から出てしまうので、気をつけてくださいね。
木製のテーブルにのせた鶏むね肉入りのポリ袋

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そのまま室温に30分置きます。

2.鍋にお湯を沸かし、1の鶏むね肉をゆでる。

白いお鍋で、ポリ袋に入った鶏むね肉をゆでているところ

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鍋に鶏むね肉の枚数に合わせて、お湯を沸かします。沸騰したら、1の鶏むね肉を加えましょう。
アルミ製の落とし蓋をした白いお鍋

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鶏むね肉がお湯から出ないように落とし蓋をし、弱火で3〜5分ゆでてください。(鶏むね肉が1枚の場合は3分、2枚以上の場合は5分ゆでましょう。)

3.鍋に蓋をし、1時間置く。

透明な蓋をした白いお鍋

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火を止めて、鍋に蓋をします。そのまま1時間置きましょう。

4.冷まして、盛り付ける。

金属のトレーにのせた鶏むね肉入りのポリ袋

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すぐに切り分けて食べることもできますが、冷ますと味がなじんでよりおいしく食べられますよ。(薄く切り分けたい場合は、完全に冷ましたほうが切りやすいです。)
真俯瞰から撮影した蒸し鶏、ミニトマト、貝割れ菜を盛り付けた紺色の丸皿

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食べやすい大きさに切ったり、ほぐしたりして、器に盛り付け完成です。タレをかけないでそのまま食べる場合は、ポリ袋に残った汁を蒸し鶏にかけてくださいね。

蒸し鶏の保存方法・保存期間

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保存容器に汁ごと入れ、冷蔵庫で2〜3日保存できます。ポリ袋に残った汁は、うま味たっぷりなタレになるので捨てません。

食べる際は、食べやすい大きさに切ったりほぐしたりして、保存しておいた汁をタレ代わりにかけましょう。汁を使わず、ポン酢やねぎダレなどをかけるのもおすすめです。

和えるだけ!蒸し鶏で作る簡単副菜3選

1. やみつきなおいしさ。ねぎだく蒸し鶏

Photo by macaroni

蒸し鶏を、長ねぎ入りの甘酢タレで和えるひと品です。シャキシャキで甘い長ねぎと、甘酸っぱいタレが、シンプルな蒸し鶏にベストマッチ!そのまま食べるのはもちろん、冷奴やサラダにトッピングするのもおすすめですよ。

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