ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

ピーマン×生姜レシピで体ポカポカ♩

気温が暖かくなると、冷えへの意識が下がりがち。でも、汗をかいたまま薄着でいたり、エアコン効いた部屋に長くいれば、たとえ夏でも体は冷えてしまいます。加えて、蒸し暑さで食欲減退してしまうことしばしば。 そこで役立つのが生姜。生姜は体を温める食材としてよく知られていますし、食欲アップも期待できます。なので、生姜には、体を温めてくれる効果のほかにも、食欲増進が期待できます。なので、夏バテ対策にはもってこい! 今回は、そんな生姜の中でも今が旬の新生姜を使って、5分でできるおつまみのレシピを考えてみました。 新生姜は、根生姜と違って柔らかく、薬味以外にも新生姜そのものをメインとして楽しめるのが特徴。甘酢漬けは手間も時間もかかりますが、このレシピなら新生姜を買ってその日に楽しめますよ!

『ピーマンと新生姜の中華炒め』の作り方

分量(2人分)

新生姜 80g ピーマン 5〜6個 サラダ油 大さじ1 A オイスターソース 大さじ1 A 中華調味料 大さじ1 A 酒 大さじ1 A 砂糖 小さじ1

作り方

①新生姜はスプーンで皮をこそぐ。
柔らかいのでピーラーで剥こうとするとやりづらいかもしれません。ティースプーンやデザートスプーンなどのこぶりなスプーンをあてて横に動かすと、簡単にこそぐことができます。
②赤い先端を切り落とし、繊維にそって薄切りにする。
長さがピーマンと同じくらいになるようにしましょう。多少長いか短い程度ならそのままでOKです。
③鍋いっぱいにお湯を沸かし、さっと湯がく。
炒める前に湯がくことで、余分な水分が飛び、シャキシャキとした食感になります。また、辛味も尖りが抜けてほどよくなります。
④ザルにあけて水気を切る。
⑤ピーマンはワタ・種を切り落とし、幅1cm程度(少し太め)に細切りする。
火を入れた時にしんなりし過ぎないように、少し太めに切るのがポイントです。
⑥フライパンにサラダ油を熱し、新生姜を加えて中火で炒める。
⑦新生姜に油が馴染んだら、ピーマンを加える。
ピーマンは調味料を煮絡めるときに火が入るので、ここでは加えて軽く混ぜるだけで十分です。
⑧Aを加えて、全体に煮絡める。
アルコールを飛ばし、お好みの味の濃さになるまで火にかけましょう。

器によそってできあがり!

みずみずしくシャキシャキとした新生姜と、パリッとしたピーマン。小気味良い歯応えを楽しめる組み合わせです。 オイスターソースで全体に甘みをプラスしているので辛すぎず、食べやすい味に仕上がりますよ。お醤油を入れると味が強く出過ぎてしまって新生姜の味がぼやけるので、お醤油は使わないのがおいしく作るポイントです。 甘みのあるおつまみなので、合わせるお酒はビールや焼酎、ウーロンハイなどすっきりとした苦みのあるものがオススメ。できあがりはもちろん、冷まして味が染みてからいただくのもいいですよ。 冷蔵庫で2〜3日保存できるので、常備菜としてもどうぞ!新生姜の美味しさをまるごとたっぷり味わってくださいね。

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