ライター : Ricca_ricca

「塩豚」ってどんな料理?

作り置きしておくと、炒め物、スープ、パスタ、丼など、さまざまな料理に使えて便利な「塩豚」。元々は、ヨーロッパやアジア、沖縄などで保存食として作られていたものです。 豚のブロック肉に、塩と砂糖を全体にすり込むだけで作れるので、料理初心者の方でもチャレンジしやすいですよ。下ごしらえをした塩豚は、蒸す、ゆでる、焼く、どんな調理法でもおいしくいただけます。

材料3つで簡単!塩豚の作り方

Photo by Ricca_ricca

寝かせる時間は必要ですが、仕込みはとても簡単です。作り置きしておくと便利なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

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作り方

1.豚肉の表面を拭く

豚肉の表面とキッチンペーパーで拭いている様子

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豚肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、フォークを刺して穴をあけます。

2.塩と砂糖をまぶす

豚肉に塩をすり込んでいる様子

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豚肉の表面に塩と砂糖をまぶし、お肉に馴染むようにしっかりとすり込みます。

3.冷蔵庫で寝かす

キッチンペーパーとラップで包まれ、白いお皿にのった豚バラブロック

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キッチンペーパーでお肉を包み、さらに空気が入らないようにラップで密封します。冷蔵庫へ入れて3~5日ほど寝かせましょう。

4.塩豚を蒸す

ボウルに入った豚バラブロックと生姜、ネギ

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塩漬けした豚肉を、15分ほど水に浸け塩抜きをします。深めの器かボウルなどに入れ、お湯を張った鍋に器ごと入れて40分ほど蒸して完成です。生姜スライスとネギの青い部分を一緒に入れて加熱すると、臭みがとれて食べやすくなりますよ。 ※このとき、お湯が器に入らないように注意しましょう。蒸し器を使ってもOKです。 ※塩豚を焼く場合は、塩気が強いので水に15分ほど漬けて塩抜きをしてから使いましょう。

保存の際は密閉する

塩豚ができあがったら、密封容器に入れて冷蔵庫で4~5日保存が可能です。ゆでた場合は、ゆで汁ごと容器や袋に入れておけば、パサパサにならずに保存できます。冷凍の際はラップに包み、保存袋に入れて密閉すれば、1ヶ月ほど保存が可能ですよ。

塩豚の作り方アレンジ3選

1. 無水調理で作る塩豚

塩、ハーブソルトをすり込んだ豚肉を、食べやすい大きさに切ったじゃがいも、玉ねぎ、キャベツと一緒に蒸し焼きにします。水を入れずに作りますが、野菜を入れることでじんわりと水分が加わり、しっとりおいしくなりますよ。

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