ライター : milkpop

栄養士 / 製菓衛生師

口に入れた瞬間にさんまが香る!

「宮城県」といえば、牛タンやずんだ餅などおいしい名産品がたくさんあることで有名ですよね。その味を求め、国内旅行で訪れる人も少なくありません。
そんな宮城県のちょうど真ん中あたりに位置する漁港「女川町(おながわちょう)」は、日本有数のさんまの名産地!なんと、そこで販売されている口に入れた瞬間にさんまが香るパンが大人気なんですって。今回は、女川名物「さんまパン」の魅力をご紹介します!

女川町名物さんまパン

名物「さんまパン」を作っているのは、障がい者就労支援施設「きらら女川」。見た目はサンマをイメージしているそうですが、すごい存在感ですよね……。ぱっくり開けたお口も印象的です。 つぶらなお目めはレーズン、模様は甘いクッキー生地でできていてメロンパンのような味わいなのだそう。生地には水を一切使わず、ミルクや卵でふんわりリッチに仕上げています。
しかし、さんまパンのすごさはビジュアルだけではありません!なんと生地にサンマを骨ごと煮込んでペーストにしたものがたっぷり練り込まれているのです。 「生臭くないの……?」と思うかもしれませんが、玉ねぎと食品保存酵素「ゆめ21」を入れているのでクセはほとんど無し。ほんのり甘く、噛めば噛むほどサンマの旨味を感じます。 青魚に含まれる「EPA」や「DHA」、玉ねぎに含まれる血液をサラサラにしてくれる栄養素「アリシン」が、パンで一気に摂れるってちょっと画期的ですよね。これほどまでに栄養満点のパンって、ほかにはないのではないでしょうか?骨まで入っているのでカルシウムもたっぷり!

きらら女川

さんまパンを販売している「きらら女川」があるのは、JR女川駅目の前にあるテナント型商店街「シーパルピア女川」内の一角。人気情報番組『ズームイン!!サタデー』でも紹介され、復興祭にはさんまパン300本が昼過ぎには完売してしまったそうですよ。 ほかにも「女川町保健センター前」(月~金 10:30~14:30)や、JR女川駅から徒歩12分の場所にある「きらら女川」(月~金 9:00~17:00)で購入できます。

さんまパンをもっとおいしく食べるには?

おいしく食べるには、電子レンジで20秒ほど温めるのがおすすめです。サンマの香りが引き立ち、口いっぱいに香ばしさが広がりますよ♩賞味期限は1ヶ月あるので、小腹がすいたときのおやつや、なにもないときの非常食として常備しておくのもいいかもしれませんね。

さんまパンは通販で購入可能です♩

でも、遠方に住んでいるとそうそう買いに行けないところが難点……。ご安心ください、さんまパンは公式オンラインショップでも購入することもできますよ。9,000円以上のご注文で送料も無料!お友達と一緒に購入してシェアするのがおすすめです。

さんまパンでおいしく復興支援♩

名前も形も味もインパクト抜群の「さんまパン」。キュートな見た目からは想像できないほど、体にうれしい栄養素の詰まった逸品でした。女川町にはほかにもユニークな名物商品が揃っているので、一緒に買ってお土産にすれば驚かれるかもしれませんね。 たとえひとつ買うだけでも、確実に復興への一歩につながるはず。ぜひおいしく食べて、女川町を応援してみてはいかがでしょうか?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ