ライター : macaroni_repro

「切り干し大根」でパリシャキサラダレシピ

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
「煮ものに使うのが当たり前」と思われがちな切り干し大根ですが、火を入れず水で戻しただけで食べられるってご存知ですか? パリパリ&シャキシャキした食感を楽しめる、サラダのレシピを教えてもらいました。

切り干し大根にも「新もの」がある

せん切り、薄切り、いちょう切りなど形もいろいろ。天日干しタイプは薄茶色に(奥、手前)、人工乾燥させたタイプは真っ白な色になる(左)。
切り干し大根は通年出回っていますが、春先になると甘くてみずみずしい冬の大根を干したばかりの「新もの(=できたて)」が登場します。 「新ものは切り干し大根独特の風味がないので、水で戻しただけでサラダにするにはピッタリです」と教えてくれたのは、伊勢丹新宿店のフレッシュマーケット鈴木理繪シェフです。 新ものでも古くなっていくと、だんだん色が濃くなり独特の風味が強くなるので、サラダよりも煮ものに使うほうがおすすめなんだとか。

水で戻して混ぜるだけ! 切り干し大根のサラダレシピ

鈴木シェフに水で戻しただけの切り干し大根を使って、さっと混ぜるだけのシンプルなサラダを紹介してもらいました。水で戻すときのコツの解説はこちら。

人気の大根サラダを切り干しで!「ツナマヨサラダ」

材料(2人分) 切り干し大根…25g きゅうり…1/2本 ミニトマト…4個 ツナ缶…1/2缶(30~40g) マヨネーズ…大さじ1 炒りごま(白)…適量 作り方 1. 切り干し大根はさっと洗ってからひたひたの水で10分戻し、ギュッと握って水気を絞る。ふんわりほぐしてボウルに入れて、ツナを缶の油(または缶汁)ごと加えてあえる。 2. せん切りにしたきゅうり、4つ割りにしたミニトマト、マヨネーズを加えてあえる。 3. 器に盛り、ごまをふる。

辛みと青のりがアクセント!「ピリ辛明太サラダ」

材料(2人分) 切り干し大根…25g 辛子明太子…大さじ1~2 オリーブ油(エキストラバージン)…大さじ2 レモン汁…小さじ1 ブロッコリースプラウト…適量 青のり…適量 作り方 1. 切り干し大根はさっと洗ってからひたひたの水で10分戻し、ギュッと握って水気を絞る。 2. ボウルにほぐして入れ、オリーブ油、レモン汁、ほぐした辛子明太子を加えてあえ、ブロッコリースプラウトを加えてざっと混ぜ合わせる。 3. 器に盛って青のりをふる。

いつもの酢のものが食感アップ!「さっぱり和風サラダ」

材料(2人分) 切り干し大根…25g きゅうり…1/2本 乾燥わかめ…小さじ1(2~3g) 酢…大さじ2 しょうゆ…大さじ1 砂糖…小さじ2 和風だし(顆粒)…ひとつまみ 塩…ひとつまみ すりごま(白)…適量 作り方 1.切り干し大根はさっと洗ってからひたひたの水で10分戻す。きゅうりは小口切りにして塩小さじ1(分量外)の塩をふって5分ほどおき、水洗いする。わかめは水に浸けて戻す。 2. それぞれギュッと握って水気を絞り、ボウルに入れる。切り干し大根はふんわりほぐす。 3. 酢、しょうゆ、砂糖、和風だし、塩を混ぜ合わせ、2をあえる。 4. 器に盛って、すりごまをふる。 どのレシピも、切り干し大根のパリパリ、シャキシャキとした独特の食感が活きていて、フレッシュな風味を楽しむことができます。 煮ものだけだと思い込んでいたのがもったいない美味しさです。ほかにもカレー粉、貝柱の缶詰なども、切り干し大根との相性がいいそうです。

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