ライター : SATTO

webライター

パン粉がなくてもあきらめないで!

ハンバーグや揚げ物の材料になるパン粉。いざ必要になったとき、ストックがなかった経験はありませんか?頻繁に使うわけではないパン粉は、賞味期限が切れて棚の奥に転がっていたということも多いのではないでしょうか。

ハンバーグや揚げ物は、パン粉がなくても作れます。冷蔵庫やキッチンにあるほかの食材を、パン粉の代用として活用しましょう。普段、別の料理に使っている身近な食材の代用方法をご紹介。いざというときに役立ててくださいね。

パン粉の役割

普段何気なく使っているパン粉。いったい何のためにパン粉を使うのかご存知ですか。実はパン粉は料理によってさまざまな役割があるのです。知っておくとパン粉を使う際にも、ないときの代用のヒントにもなりますよ。

ハンバーグのときのパン粉の役割

ハンバーグを作る際、パン粉は肉汁を吸収し旨味が外に逃げ出さないようにする役割があります。パン粉を使うことにより、ハンバーグがジューシーに仕上がるのです。また、つなぎとしての役割もあり、パン粉を入れることで肉だねがよくまとまります。全体がまとまった形のきれいなハンバーグを作るには、つなぎがとても大切です。

揚げ物のときのパン粉の役割

揚げ物を作る際のパン粉の役割は、食材の水分を中に閉じ込めることです。また、パン粉は油切れがよいので、衣に使うことで外はサクッと、中はジュワッとした揚げ物に仕上がります

食材に火を通していくと温度の上昇と共に水分が蒸発するため、衣をつけずに揚げると食材がパサつきがち……。せっかくの料理が味気ないものになってしまうのはもったいないですよね。食材の水分をほどよく残しながら揚げるには、パン粉が大活躍します。

食パンで代用

パン粉は読んで字の如く「パンの粉」。食パンがあれば、簡単に生パン粉を作れます。作り方は食パンをフードプロセッサーにかけるだけ。また、ハンバーグのつなぎにしたいときは、食パンを手でちぎり牛乳に浸したものを使うとジューシーに仕上がります。

冷凍食パンがあれば、より簡単にパン粉を作れます。冷凍食パンをおろし金ですりおろすだけでOK。食パンを買ったものの食べきれずに余してしまいそうなときは、冷凍しておきましょう。パン粉の代用として活用できて便利ですよ。

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小麦粉や片栗粉で代用

ハンバーグでのパン粉の役割は、肉汁を外に逃げ出さないように閉じ込めることです。小麦粉や片栗粉を使っても、肉汁を閉じ込めることが可能。使い方はパン粉とは少し異なります。パン粉を使うときはハンバーグの生地に混ぜますが、小麦粉や片栗粉の場合はハンバーグを成形したあと全体にまぶします。

片栗粉は熱と水分を加えることによって粘性が増すため、肉だねが崩れにくく肉汁も閉じ込められるのです。小麦粉も片栗粉と同様の効果を得られます。さらに、表面が焦げにくくなるというメリットも。見た目がきれいなハンバーグを作れますよ。

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