ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

冷凍できる。高野豆腐の煮物のレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 20
高野豆腐の煮物は、やさしい味わいで幅広い世代に喜ばれるひと品。熱々でも冷めてもおいしい点もうれしいポイントです。冷凍保存も可能なので、多めに作って冷凍しておけば、あとひと品足りないときに助かりますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(2〜3人分)

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冷凍用で作るときのポイント

  1. 高野豆腐は水に浸したら、濁りを取り水気をしっかり絞ることで味が染みる
  2. 冷凍用の高野豆腐は食べやすい大きさにカットする
  3. 冷凍用の煮物は、甘めで多めの煮汁で作って保存すると、冷凍後味わいや食感が変わりにくい
  4. 再冷凍を防ぐため、食べる分量ずつ小分けにして保存する
  5. スナップえんどうやさやいんげんなど彩り野菜は、色が悪くなるので一緒に冷凍しない

下ごしらえ

スナップえんどうの筋を取りサッとゆでる

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スナップえんどうは筋を取り、サッとゆでておきます。

作り方

1.高野豆腐を水に浸す

金属トレーの中で高野豆腐を水に浸す様子

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高野豆腐をたっぷりの水に5分程度浸します。

2.高野豆腐の水気を絞りカットする

高野豆腐の水気を絞る様子

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高野豆腐を手で挟んで、水気をしっかり絞ります。
金属トレーに残った濁った水

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水気を絞ると濁りがあります。この濁りを取ることで、高野豆腐に味が染み煮汁も濁らずに仕上がります。水を捨て、再度高野豆腐を水に浸してから同様に水気を絞ります。
高野豆腐をまな板で4等分したもの

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高野豆腐を4等分します。

3.煮汁を煮立たせて高野豆腐を入れる

鍋で煮汁を煮立たせる様子

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Aをすべて鍋に入れて火にかけます。
煮汁に高野豆腐を入れたもの

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水気を絞った高野豆腐を入れます。

4.煮る

落とし蓋をして高野豆腐を煮る様子

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落とし蓋をして中弱火で10分程度煮ます。
落とし蓋をして高野豆腐を冷ます様子

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火を止めたら、下ゆでしたスナップえんどうを入れ、落とし蓋をしたまま粗熱を取ります。冷ますことで味が染みます。

5.できあがり

白い器に盛られた高野豆腐とスナップえんどう

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器に高野豆腐とスナップえんどうを盛り、煮汁をかけてできあがりです。お好みで柚子の皮の千切り(分量外)をのせてもよいです。

冷凍方法(保存期間:冷凍で約1ヶ月)

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冷凍用の高野豆腐の煮物は、再冷凍を防ぐため食べる分量ずつ保存します。たっぷりの煮汁と共に冷凍用の保存容器やフリーザーバックに入れましょう。密封してから冷凍庫で約1ヶ月保存可能。彩りに添える野菜は、色が悪くなるため一緒に冷凍しないことをおすすめします。

食べるときは、冷蔵庫で自然解凍させて加熱してからいただきましょう。急ぐ場合は、電子レンジ600Wで1〜2分加熱して様子を見ながら再度加熱して解凍します。

高野豆腐の煮物は冷凍保存して上手に活用しよう

高野豆腐の煮物は冷凍保存可能です。たくさん作りすぎても、適切に保存すればおいしさは変わらず日持ちしますよ。高野豆腐を上手に仕上げるポイントは、水で戻してから濁りを取ること。また、にんじんやしいたけ、たけのこなどほかの野菜も一緒に煮るのもおすすめですよ。ぜひトライしてみてくださいね。

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