ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

長ネギの賞味期限はどれくらい?

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長ネギの賞味期限は1週間程度。ただ、丸ごとの状態で保存する場合と包丁で切ってから保存する場合とでは保存期間が違い、同じ形状でも温度や保存状態によっても変わります。

また、長ネギをはじめとした生鮮食品は賞味期限の記載が不要なため、新鮮な長ネギと傷み始めている長ネギの見分け方を知っておくことが大切。ぜひチェックしておきましょう。

長ネギの傷み始めのサイン

長ネギが傷み始めると、黄色っぽく変色します。変色した部分はカットし、早めに使い切りましょう。また、表面が乾燥した場合は、ひと皮剥くと中身は新鮮な状態なのでおいしくいただけますよ。

さらに長ネギが腐った場合の特徴も確認しておきましょう。もともとぬめりのある長ネギですが、腐るとさらに粘り気が強くなり、ドロドロになったり汁気が出たりします。腐ると、ネギの臭いよりも強烈な異臭がするので、食べずに処分してください。

新鮮な長ネギを買うポイント

長ネギをおいしく食べるためには、新鮮な状態のものを購入することが大切です。新鮮な長ネギは、表面がつやつやとして、白い部分は真っ白。緑の部分が鮮やかで、白色と緑色の境目がはっきりとしているものがよいです。葉先の部分までピンとしてハリのあるものを選びましょう。

また、触ってみてフカフカしているものは中身が詰まっていません。巻きがしっかりして重みと弾力のあるものがよいですよ。最後に、切り口が白くて新鮮なものを選ぶことも重要です。長ネギ購入時のポイントを、ぜひ覚えておいてくださいね。

長ネギの常温保存方法

冬が旬の長ネギは、寒い環境を好みます。冬であれば冷蔵庫ではなく自宅の冷暗所で保存することも可能です。その場合は、新聞紙に包んで冷暗所で立てて保存しましょう。保存期間は1週間程度

また、泥付きの長ネギで根(ヒゲ)が付いているものは、青い部分だけ出して土に埋めると、長期保存できます。土に埋めておけば、1〜2ヶ月ほど日持ちしますよ。根元と土が付いた状態でない場合は、冷蔵保存または冷凍保存するのがおすすめです。

長ネギの冷蔵保存方法

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長ネギの適切な保存温度は0~5℃。基本は冷蔵庫の野菜室で保存するのがよいでしょう。次に、冷蔵庫で保存する際のポイントをご紹介します。

そのままの形で冷蔵保存する場合

まず、切っていないそのままの長ネギは、白い部分と緑の部分の境目で切り分けて、それぞれを軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙に包んでポリ袋に入れます。立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れましょう。保存期間は10日程度です。

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