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揚げたてのとんかつはおいしくて幸せな気分になるけれど、毎回作るのが面倒……だからこそ冷凍保存が便利なんです!今回は、とんかつの冷凍保存法から上手な解凍法、そして冷凍とんかつを活用したおすすめレシピまで詳しくご紹介します。

便利なとんかつの冷凍保存

サクサクの衣とジューシーなお肉。がっつり食べたい時や大事な試験を控えている時などに欠かせないおかず、とんかつ。食べ盛りのお子様にとっては、今日の晩御飯はとんかつと言われると、テンションがあがりますよね。1~2月の受験シーズンなどには、縁起担ぎでとんかつを食べるご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、とんかつをイチから作るとなれば、お肉の下処理をはじめ、衣付け、揚げる、後片付け・・・と手間がかかってしまいますが、たまに無性に食べたくなりますよね。レストランやスーパーのお惣菜コーナーを利用することもできますが、やはり手作りのとんかつはより一層おいしく感じます。

そんな時、とんかつを一度にまとめて作って冷凍できれば便利だと思いませんか?サクサクの衣が命のとんかつ、果たして冷凍することは可能なのでしょうか?今回は、とんかつの冷凍保存の方法や、おすすめレシピについてお伝えします。

作ってから?作る前?

とんかつを冷凍保存するのであれば、揚げる前の状態で保存するのではなく、必ず揚げて火を通してから保存しましょう。揚げる前の状態で冷凍保存をすると、お肉の旨みがなくなり、解凍時にパサパサの食感になってしまいます。

揚げる前に冷凍はダメなの?

揚げる前のとんかつを冷凍してしまうと、お肉の水分がドリップとして解凍後に出てきてしまいます。ドリップとはお肉に含まれている旨み成分、分かりやすく言うと肉汁です。

このドリップがでてしまうと、豚肉のジューシーさが損なわれ、パサついた食感になってしまいます。また、ドリップは水分のため、揚げる段階でドリップが出てきてしまうとバチバチとはねて火傷の原因にもなり、注意が必要です。

そのため、とんかつを冷凍する際は一度揚げてしっかりと中まで火を通し、ドリップをしっかりと閉じ込めておきましょう。その方が、再度食べる際も食感の変化やパサつきを感じず、おいしく食べられますよ。

とんかつの冷凍の仕方

とんかつを冷凍する際は、前述の通り必ず揚げてから冷凍することが大切です。一度揚げたとんかつが完全に冷めるまで待ち、1枚ずつラップで包んでいきましょう。

表面が冷めていてもお肉の中心部分は冷めておらず熱を持っていることがありますので、しっかりと中まで冷ますためには20分以上置いておきましょう。中心部分に熱が残ったままで冷凍してしまうと、冷凍中にお肉が傷んでしまうことがあるので注意してください。

1枚ずつサランラップで包んだとんかつをフリーザーバッグなどに入れて、できるだけ空気を抜いてから冷凍保存します。この時、金属トレーや冷凍庫の急速冷凍機能があれば、こうしたものも活用しましょう。

保存期間

冷凍したとんかつは1ヶ月を目安に食べるようにしてください。どうしても1ヶ月以内に食べきれない場合は、保存する段階でラップを二重~三重にした上でフリーザーバックに入れて冷凍庫に入れましょう。

しかし、1ヶ月以上が経過した冷凍とんかつは風味が落ちてきます。1ヶ月過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありませんが、おいしく食べることを考えるのであれば、やはり1ヶ月以内に食べきるのが望ましいでしょう。

解凍方法

冷凍とんかつを解凍して食べる際は、電子レンジの解凍機能を使用するのが最も簡単な方法です。また、その他には常温で自然解凍させることもできますが、この場合は夏場を避け、室内の温度や湿度に注意しながら常温保存しましょう。

夏場は冷蔵庫に移し替えてから自然解凍させると良いですね。もしくは電子レンジの解凍機能を使い、短時間で済ませましょう。

解凍後の食べ方

常温保存もしくは電子レンジの解凍機能を使って解凍させたとんかつは、まだまだ冷たい状態です。また、解凍しただけでは、まだあのとんかつの醍醐味とも言えるサクサクの衣の質感とお肉のジューシーさは感じられません。そのまま食べるには難しいでしょう。

解凍したとんかつを食べる際は食べる分だけフリーザーバックから取り出し、ラップを外します。その後、グリルやオーブントースターに入れて加熱しましょう。この時、オーブントースターを使用する際は天板を使うのではなく、できるだけ網を使用する方がサクッと仕上がりますよ。

よりジューシーに仕上げたい場合は、オリーブオイルやサラダオイルなどをスプレー容器に入れて、表面に吹きかけてから加熱すると良いでしょう。ラップを外さないで電子レンジにかけると、衣がべちゃべちゃっとなり食感も風味も落ちてしまうため注意してくださいね。

また、とんかつに味付けをする際はしっかりと加熱してからおこないましょう。加熱する段階でソースを塗ってしまったり、醤油のだし汁などをつけたりしてしまうと、やはり衣がべちゃっとなってしまいます。

解凍したとんかつを、卵とじカツのようにだし汁で煮込みたい場合も、一度加熱して衣をサクっとした状態にしてから煮込むようにしましょう。そうすることでカツ丼などに使用する際もお肉の食感が良くなり、さらには衣の香ばしい風味がおいしさをプラスしてくれます。

冷凍とんかつのアレンジレシピ

冷凍したとんかつは、そのまま食べる以外にもおいしい食べ方があります。いつも同じ食べ方で飽きてしまう、レシピが思い浮かばないという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1 ミラノ風カツレツ

トマトソースの上にとんかつをのせ、粉チーズをたっぷりとかけたミラノ風カツレツです。仕上げにローリエを加えることで香りも良くなり、オシャレな一品のできあがり!トマトソースを作る際はペーストになったトマトを使用するよりも、ホールトマトを使用する方がトマトの甘みも増しておいしくなりますよ。

2 カツ丼

とんかつレシピの定番とも言えるとんかつです。大きめに切った玉ねぎと卵でとんかつをとじ、砂糖を加えた甘めの出汁で仕上げます。砂糖の量はお好みで調節してくださいね。

卵を惜しみなくたっぷりと使うことでふわふわの卵の食感が楽しめます。お子様向けには三つ葉の代わりに刻み海苔などをトッピングすると良いですね。縁かつぎ時のメニューとしてもおすすめの一品です。

3 カツサンド

手がかかるイメージのあるカツサンドですが、冷凍しておいたとんかつを使えば、忙しい朝でも簡単につくることができます。朝食はもちろん、休日のブランチやお弁当としてもおすすめですよ。

千切りキャベツはしっかりと水分を切りパンに挟むことで、ベタつきを防ぎます。さらに、食パンにはケチャップを塗る前にバターやマーガリンなどを塗るとソースが染み込んでベチャベチャになってしまうこともありません。お好みでマスタードソースに加えればピリッとした大人好みの味わいになるでしょう。

4 カツカレー

子供も大人も大好きなカツカレー。カレーが続いてなんだか飽きてきたという場合も、カツが乗っているだけでなんだかテンションがあがりますよね。冷凍しておいたとんかつをカットしても良いですが、あらかじめ一口カツを作って冷凍しておくのもおすすめです。トマトやブロッコリー、茹で卵を添えることで目でも楽しめ、栄養バランスも良くなる、おすすめの一品です。

5 とんかつの海苔巻き

おもてなし料理としてもおすすめの、とんかつの海苔巻きです。一見難しそうに見えますが、実際に作ってみると比較的簡単に、かつ短時間で作ることができますよ。とんかつを食べやすい大きさにカットし、梅と大葉を混ぜ合わせたごはんで巻いていきます。とんかつの味付けはソースでも良いですが、梅や大葉との相性を考えると醤油やわさび醤油がおすすめです。

この他にもレタスやカイワレ大根などといったお野菜を一緒に巻くと食物繊維もたっぷりと摂ることができ、栄養面でも見た目もバランスが良くなりますよ。

とんかつの手間は冷凍保存で一挙解決!

いかがでしたか。
今まで、とんかつが余ってしまった際に保存方法がわからず、困っていた方もいるでしょう。また、毎回揚げるのが面倒で家ではあまり揚げ物を作らなかったという方も多いのではないでしょうか。

とんかつは一度揚げてから冷凍しておけば美味しさを損なわず食べることができます。また、何よりも毎回揚げる~後片付けの手間がなくなるため、精神的にもとても楽になります!とんかつは冷凍保存をうまく活用し、調理時間を短縮してゆとりある食卓を目指してみませんか。
▼揚げ油の保存方法はこちら

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ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...

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