ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

ピーマンの肉詰めはおいしく冷凍!

メインおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずにもあると重宝するピーマンの肉詰め。ピーマンそのものはあまり好きではないけれど、肉詰めにするとおいしく食べられるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、ひき肉の量に合わせて作るとついつい多く作りすぎてしまうことも。ピーマンの肉詰め冷凍保存をすることができれば、とても便利ですよね。

この記事では、ピーマンの肉詰めを家庭で上手に冷凍保存する方法を紹介します。

ピーマンの肉詰めの冷凍は焼く前?焼いた後?

ピーマンの肉詰めに火を通さず、生の状態で冷凍すると、食べる際に味が落ちてしまいます。一般的に、ひき肉は食材の中でも冷凍やけを起こしやすい食材です。そのため生のまま冷凍してしまうと、パサつきや旨みを逃してしまう原因になります。しっかりと加熱してから冷凍するようにしましょう。

ピーマンの肉詰めの冷凍方法

ピーマンの肉詰めを冷凍保存する場合は上記の通り、必ずしっかりと焼いてから冷凍保存することが大切です。このとき、皿などに焼いたピーマンの肉詰めをのせて、ラップをかけたまま冷凍することは避けてください。

焼いたピーマンの肉詰めは、なるべく空気が入らないよう、1個ずつラップで包みます。そしてフリーザーバックなどに入れてから冷凍保存をしましょう。

こうすることによって、ピーマンの肉詰めから水分や旨味などが抜け落ちず、おいしいままの状態で保存することができますよ。

ピーマンの肉詰めの保存期間

冷凍したピーマンの肉詰めは、保存状態にもよりますが、比較的良好であれば1か月程度は保存が可能です。

ただし、冷凍庫から出した段階で霜が降りている場合や、明らかに冷凍焼けを起こしてしまっている場合は食べない方が良いでしょう。上記期間はあくまで目安ですので、食べる際は必ず見た目やニオイを確認するようにしてくださいね。

冷凍したピーマンの肉詰めの焼き方

冷凍していたピーマンの肉詰めを食べる際は、冷凍時にしっかりと火を入れているため、それほど神経質になる必要はありません。

ほどよく温まれば食べることができます。フライパンで焼くのが面倒だという場合は、電子レンジで加熱するのでも良いでしょう。フライパンなどで焼く場合も、一度電子レンジで加熱してからであれば温まりも早く、比較的短時間で焦がすことなく、こんがりと適度な焼き目をつけることができますよ。

冷凍保存したピーマンの肉詰めのお弁当への入れ方

自然解凍させてしまうとピーマンから水分が出てしまい、水っぽくなってしまうことがあります。また、食べる時間帯によってはしっかりと解凍されておらず、ひき肉の中心部分が凍っていたということもありえますので、一度火を通した方が良いでしょう。

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