ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

アク抜き済のたけのこは正しく保存しておいしさキープ!

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たけのこの保存方法には冷蔵、冷凍、塩漬けなどがあります。保存方法によって保存期間や使用法が異なり、それぞれにメリットがありますよ。冷蔵保存は手軽にでき約1週間鮮度を保てます。

冷凍はより長期間保存が可能です。砂糖やだし汁を使えば風味も保てます。塩漬けは保存期間が長く、独特の味わいを楽しめますよ。たけのこを風味よく長く活用しましょう。

【冷蔵】簡単!たけのこの保存法

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たけのこの冷蔵保存は、日数をあけずすぐに使いたいときに便利です。

フタつきの深めの容器にたけのこを完全に水に浸して保存しましょう。冷蔵庫で保存し、水を定期的に替えることで、1週間程度鮮度を保てますよ。とても簡単な手順で、たけのこの風味と食感をおいしい状態に保つことができます。

コツ・ポイント

  1. 保存期間: 約1週間
  2. 水の交換: 定期的に水を替え、たけのこを清潔に保つ
  3. 容器の選択: フタつきの深めの容器を使用し、たけのこが完全に水に浸るようにする
  4. おすすめの料理: たけのこの土佐煮、筑前煮、炊き込みごはんなど

【冷凍】手軽にできる。「砂糖」を使うたけのこの保存法

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たけのこに砂糖をまぶして冷凍すると、砂糖の保水効果で乾燥を防ぐことができます。解凍後の風味が損なわれにくいメリットがありますよ。どんな料理にも使いやすく、下ごしらえする手間が省けて便利です。

1. たけのこを切る

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たけのこの穂先数cmを輪切りにします。その下部分はふたつまたは4つ割りにし、厚さ5mm程度の半月切りやいちょう切りにします。炊き込みごはんや若竹煮など特定の料理にすることが決まっていれば、適した大きさに切りましょう。

2. 砂糖をまぶす

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切ったたけのこそれぞれに砂糖を両面に満遍なくまぶします。砂糖により水分の蒸発を防ぐことができるので、新鮮な風味を保てますよ。砂糖はたけのこの表面を薄くおおう程度で十分です。

3. ラップで包む

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砂糖をまぶしたたけのこをラップで1回に使う量ごとに包みます。小分けで冷凍すると解凍したときに、必要な分だけ簡単に取り出せ便利です。

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