ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

【冷蔵】いちごの保存方法

Photo by 稲吉永恵

傷んでいるいちごは取り除きます。

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いちごは洗わず、キッチンペーパーでひとつひとつ包みます。

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キッチンペーパーをしいた保存容器に、ヘタを下にして重ならないように並べます。

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キッチンペーパーをのせてふたをし、冷蔵庫の野菜室へ入れます。冷蔵庫の野菜室で約5日保存可能です。

アルミホイルを使えば、さらに長持ち

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より長く保存したいなら、アルミホイルを活用してみてください。アルミホイルで包むといちごの乾燥を防止でき、光を遮断することで冷蔵庫内での光合成を防げ、細菌やカビの増殖を抑えられますよ。

まず傷んでいるいちごは取り除き、洗わずにヘタを下にしてアルミホイルに並べ、いちご同士が触れ合わないようにアルミホイルで仕切りをします。

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全体をアルミホイルで包み、冷蔵庫の野菜室へ入れます。保存期間は約10日です。

【冷凍】いちごの保存方法

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いちごは洗ってからヘタを取り、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

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いちごをフリーザーバッグに入れ、砂糖を振り入れます。目安は、いちご1パック(300g程度)につき砂糖大さじ2杯です。

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砂糖が全体に行き渡るようにフリーザーバッグをやさしく振ってまぶし、 空気を抜いて密閉し、冷凍庫に入れます。冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。

冷凍いちごの活用方法

冷凍したいちごは香りと甘味が抜けるうえ、完全解凍すると食感が悪くなります。おすすめは5分ほど半解凍して、シャーベット感覚で楽しむこと。

また、凍ったままスムージーにしたり、マフィンやパウンドケーキの具材にしたりしてもおいしいです。砂糖とレモン果汁を加えて加熱し、いちごジャムやソースを作るのもGOOD。パンにのせるだけでなく、アイスクリームやヨーグルトに混ぜて食べると絶品です。

常温保存は、条件を限ってOK

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常温保存は、新鮮ないちごで輸送の際に冷蔵していない場合に限り可能です。傷んだいちごはすぐに悪くなるので外し、常温保存せず冷蔵・冷凍保存しましょう。

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キッチンペーパーをしいた保存容器に、ヘタを下にして重ならないようにして並べます。

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キッチンペーパーをのせてラップをしてふたをし、直射日光の当たらない涼しい場所におきます。約1日保存可能です。当日中か翌日までに食べてくださいね。

傷みやすいいちごは適切に保存して長く楽しもう!

いちごは温度変化に弱く傷みやすいため、適切に保存するのが大切です。購入したままの容器で保存するのではなく、野菜ソムリエが紹介する方法をおこなえば日持ちをのばすことができますよ。

旬のおいしさを楽しむ場合は冷蔵保存して生のまま、長く保存したい場合は冷凍してスムージーやジャムなどさまざまな食べ方で味わってみてはいかがでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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