ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

ベーコンは冷凍できる?

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料理の旨味をぐっと引き立ててくれる万能食材、ベーコン。常備しているご家庭も多いと思いますが、気が付くと賞味期限が大幅に過ぎて、冷蔵庫の中で腐り始めていた……なんて経験はありませんか?

比較的賞味期限が長いイメージのあるベーコンですが、なかには思いのほか短いものも。そんなときには冷凍保存を活用しましょう。きちんと保存すれば、おいしい状態のまま長めに保存ができ、いざというときにとても役立ちますよ!この記事では、ベーコンの冷凍保存や解凍方法のコツをご紹介します。

ブロックベーコンの冷凍方法

保存方法

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丸ごと冷凍せずに、一度に使い切れるサイズに小分けにすることがポイントです。金属製のトレイの上に置いて保存することで、急速冷凍となります。普通に冷凍するよりも風味が保たれますのでおすすめですよ。また、ラップで小分けにして冷凍すれば、解凍時に使いやすいので便利です。

1. ベーコンステーキにするなら1センチ幅のスライス切り、ポトフのようなスープ料理に使用するなら、スライス切りをさらに半分にカット、チャーハンやパスタの具材に使うならサイコロ状にするなど料理に合わせてカットします。

2. 一度に使い切れる量をラップで包んで、フリーザーバッグに入れて平らにならし冷凍します。

保存期間

保存期間の目安は1ヶ月ほどです。

解凍方法

冷蔵解凍

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冷蔵解凍は食品を低温に保ちながらゆっくりと解凍するので、ドリップが流れにくく、おいしい状態を保ちながら解凍してくれます。ブロックベーコンやサイコロ状のベーコンは解凍に多少時間がかかりますので、調理する半日から一日前に冷蔵庫に移してください。

氷水解凍

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その名の通り、氷水につけて解凍する方法です。食品に水が触れないように、フリーザーバックに入れた密封状態で氷水につけます。袋に穴が空いていないか確認してからおこないましょう。

水は空気より熱伝導率がよいので、冷蔵庫で解凍するより解凍時間を短縮することができます。時間がないときにオススメの解凍方法です。

スライスベーコンの冷凍方法

保存方法

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1. スライスベーコンは数枚ずつラップで包むか、あらかじめ1〜2センチ幅に切ってから1回に使用する分だけラップに包みます。

2. フリーザーバッグに入れて、しっかりと空気を抜いて冷凍してください。

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