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スーパーでアボカドを買ってきたものの、固すぎたり、反対に熟しすぎてべちゃべちゃになってしまったり・・・ちょうどいい状態を選ぶのが難しいアボカド。そこで、今回はおいしいアボカドの選び方や注意点について詳しく解説していきたいと思います。

触っただけでは分からない、アボカド!

栄養価も高く、女性を中心に人気の食材であるアボカド。少々値段は張るものの、最近では季節を問わずスーパーなどで購入できるため、私たちにとってはすっかりおなじみの食材となっていますよね。

ですが、買ってきたものの固すぎたり、逆に熟しすぎてて料理には使えなかったり・・・など、ちょうど良い状態を選ぶのが難しいアボカド。見極めるためにはどういったことに注意すればよいのでしょうか。おいしいアボカド選びのコツをご紹介します。

そもそもおいしいアボカドとは?

そもそも、おいしいアボカドとは、どういった状態のことを言うのでしょうか。一般的には、下記がおいしいアボカドの条件とされています。

1.脂肪分が多く、よく成熟したアボカドであること
2.適切な追熟が行われるような、アボカドの保管状態がよいこと

反対に、まずいアボカドは下記のようなものとされています。

1.切った時に中身が黒くてえぐみがあること(熟れすぎ)
2.脂肪分がすくなかったり、熟していないこと(未熟成)

アボカドの品質にバラつきがある理由

アボカドがどういう状態で売られているか考えてみましょう。配置などはスーパーにより異なりますが、根菜類などの横に段ボールにガサッとまとめて置かれていることも珍しくありません。もちろん冷蔵もされておらず、常温保管です。

また、店頭に置かれている個数に関しても店舗によってバラつきがあります。お店側も、在庫をたくさん抱えても売れなければいずれは廃棄の道をたどるため、売れないお店はたくさん仕入れないということになります。

つまり、たくさん仕入れをしているお店の方がたくさん売れる 、イコール新鮮であると考えた方がいいのかもしれませんね。

では、冷蔵か非冷蔵かで品質は変わるのでしょうか。先ほどおいしいアボカドは適切な追熟が行われているか?と書きました。アボカドの追熟に必要な適温は14度~24度です。ということは、冷蔵されていれば追熟を遅らせることができます。

回転の良いお店では追熟を遅らせて、お店に長い間おいておく必要がないため、冷蔵をする必要がありません。

では、冷蔵をしない方がよいのかというと、そうでもなく、夏の炎天下に店頭に並べている八百屋さんなどは27度以上の気温で常においてある状態になります。そうなると、今度は高温障害というのがおきてきます。つまり、冷蔵か非冷蔵かについては、その時の状況において判断する必要がありそうです。

おいしいアボカドの選び方

おいしいアボカドについてご説明しました。次に、アボカドの上手な選び方をご紹介したいと思います。ぜひ、スーパーなどでアボカドを購入する際の参考にしてみてくださいね。

1. ヘタを見る

ヘタと皮の間に隙間や空間がないことがポイントです。たまにヘタが取れているのが売られていることがありますが、穴が空いておらず空気が入らなさそうであれば問題ありません。

逆に、ヘタがとれていたり、その部分が黒くなっていたり、空気が入っていそうだと酸化して中身が黒くなっているかもしれないので要注意です。ただし、ヘタが取れてもその場所が白ければ、ヘタが取れた直後ということなので、それほど気にしなくても良いでしょう。

2. 皮を見る

同じケースに入っていても、緑や深緑色・黒や茶褐色の色など数種類の色のアボカドが混載していることがあります。一般的に、収穫直後は青くて、熟成が進むと徐々に黒くなっていきます。

そのため、皮の色を見て、緑すぎることもなく、黒すぎることもない・・・ちょうど緑色と黒色が混ざったような中間色のものを選ぶようにすると良いでしょう。
アボカドは、皮が黒くなりはじめたら食べ頃です。ただし、黒ければ黒いほど良いというわけではなく、食べ頃になってから長時間経ったものは、皮にハリがなくなっていたり、しわができていたりします。

また、ヘタの周囲がどうなっているかも注意が必要です。柔らかくなりすぎているようなら、中が黒くなっているかもしれませんので、選ぶ際に気をつけて見てみてくださいね。

3. 皮を押してみる

熟れ具合をみるのに皮を押してみるという方法があります。もちろんギューっと力強く押してしまうと傷んでしまいますし、押したものを買わない場合は後の方に指の跡がついているのがいってしまうかもしれないのでそーっと触りましょう!

アボカドを手のひらでそーっと持って握ってみると、全体の弾力が分かります。グニュッとなってしまいそうなのものは熟れすぎ、固いと思ってしまうのは未熟の場合が多いため、参考にしてみてください。

4. 底を押してみる

底を押した時に丁度良い感じの弾力がある時が美味しい時といわれています。指跡がつくわけでもなく、固くて押せないほどでもない・・・その中間を探してみると良いでしょう。

5. 7~8月のアボカドはおいしい?

アボカドは通年輸入されているので旬はないともいえますが、7月~8月になると、食感もネットリとし、よりまろやかでクリーミーな味わいが楽しめます。

何をおいしいとするかは人それぞれですが、この時期のアボカドが最もおいしいと感じる人が多いようです。

こんなアボカドは避けるべき

皮がしわしわしている

これは、アボカドに限ったことではありませんが、シワシワしている皮の下の果肉は、黒く崩れて風味も落ちているかもしれません。なるべくハリのあるものを選ぶようにしましょう。

ヘタを押すとフカフカしている

ヘタを押してフカフカしているものは既に食べごろを過ぎて黒くなっているかもしれません。優しく握って、弾力のあるものを選びましょう!

中が黒くなっている

もし中が黒くなっていても、肉の中のポリフェノール類が反応して黒く変色している状態なので食べるのには問題はなさそうです。その際は、ディップやペーストなどにしていただきましょう。

アボカド選びに失敗したら

固すぎるアボカドは

固すぎるアボカドは、食べられるようになるまでに時間がかかるので、なるべく購入時に気づいて避けたいものです。とはいえ、子供にお使いを頼んで固いのを買ってきてくれたり、慌てて調理しようと切ってしまったり、固いのは承知だったけれども、献立作成のためどうしてもアボカドが必要だったり、そんな時はどうすればいいのでしょうか?

固すぎるアボカドをうっかり切ってしまったら、もう追熟はできません。追熟をさせることはあきらめて、なんとかおいしく食べる方法を考えましょう。

切ったアボカドをぽたぽた水が垂れるくらいのキッチンペーパーに包み、軽くラップをして電子レンジ600ワットで1分。 あら不思議!柔らかいアボカドになりますよ。 まだちょっと固いかな?と思われたときは、様子をみながらもう少し加熱してみてください。

柔らかすぎるアボカドは

反対に、買ってきたものの柔らかすぎてしまい、べちゃべちゃになってしまう・・・という場合はどうすれば良いのでしょうか。

その場合、天ぷらなど形を重視するものはあきらめ、マヨネーズと和えてディップソースにしたり、ポテトサラダに混ぜたりして活用しましょう。熟したアボカドならではの、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめますよ。

追熟でさらにおいしいアボカドに

購入したアボカドがまだ若いなと思ったら、紙袋と果物を用意します。果物といってもなんでもよいわけではなく、リンゴ・トマト・キウイ・バナナ・メロンなどのエチレンガスを出す果物です。これらの果物とアボカドを一緒に紙袋に入れておくと、エチレンガスの作用で追熟が早く進みます。

果物の量が多いほど追熟が進むので、追熟させたい速度によって果物の量は加減しましょう。早ければ、1日~3日で食べごろになるので、時々触って柔らかさをみてみます。

触った時に、弾力のある柔らかさを感じたら食べごろです。その後も、エチレンガスを出す果物と一緒に紙袋に入れておくと、傷みやすくくなるので冷蔵庫に入れて保管しましょう。

おいしいアボカドで日々の食卓が華やか

いかがでしたか。これまで、アボカドの購入時に気を付けていたのは、皮が黒いかどうかだけだったという方も多いのではないでしょうか。購入してすぐに使ったはずなのに中身が黒いこともしばしば。

もちろん、皮の色も重要な判断基準ではありますが、ヘタの状態や底の状態・皮の状態などにも気を配れば、よりおいしいアボカドを見つけることができそうですね。

今回のポイントを参考に、おいしいアボカドを選んで、日々の食卓をより華やかに彩ってみませんか。

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ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...

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