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始発電車で吉祥寺へ行き、行列に並ばないと手に入れられない「幻の羊羹」を知っていますか?創業65年の老舗和菓子屋「小ざさ」の羊羹を手に入れるまでの行列体験記をご紹介します!折りたたみ椅子と防寒具は必携ですよ。特別な羊羹を求めて、いざ吉祥寺へ!

「小ざさ」の羊羹を求めて吉祥寺へ!

吉祥寺「小ざさ」の看板

Photo by でぐでぐ

吉祥寺の老舗和菓子屋「小ざさ」の羊羹を知っていますか?始発で行列に並ばないと買えないほど人気な「幻の羊羹」と呼ばれる逸品なのです。入手困難なため、ネットオークションでは元値の数倍の価格で取引しようとする人も現れるほど……。心を込めて作っている職人さん達のためにも、転売はダメ絶対!早起きして、行列に並んでみました。羊羹ゲットまでの記録をお見せします。

4:50 「小ざさ」到着

4:50を示すスマホの時計と、緑色の折りたたみ椅子の上に乗った白いトートバッグ

Photo by でぐでぐ

前日は吉祥寺付近に宿泊し、朝の4:50には「小ざさ」へ到着!折りたたみ式の椅子を広げて、番号札の配布を待ちます。早い日では4:30頃から列ができ始めるとのことでしたが、前日の雪と寒さのせいか、今回は一番乗り!
開店前の吉祥寺「小ざさ」のシャッターの前に置かれた緑色の折りたたみ椅子

Photo by でぐでぐ

昼間は最中を求めるお客さんで賑わう「小ざさ」の店先。もちろん人っ子ひとりいません。シャッターに貼られた、羊羹ゲットの心得を読みながら待ちましょう。
・羊羹は先着50名、一人3本まで
・8:15から番号札の配布が始まる
・列に並ぶ際は長時間列から離れない
・羊羹や番号札を他の人に転売しない
さらに、列の向きについて図でわかりやすく説明されています。
番号札の配布は8:15から……!自分との3時間の戦いが始まりました。

5:00 ふたり目のお客さん到着

人っ子一人いない吉祥寺ダイヤ街

Photo by でぐでぐ

5:00ちょうど、シャッターが続くアーケードの向こうから、ふたり目のお客さんが到着しました!よく羊羹行列に並ぶという常連さん。今回は、ご親戚に贈るためにいらっしゃったそうです。このあとも多くのお客さんとお話ししましたが、「お友達や家族に贈る」という方がほとんどでした。

5:30 早すぎる朝ごはん

左手で持ったすじこのおにぎり

Photo by でぐでぐ

「席を離れる時は30分程度」という暗黙のルールを教えてもらい、コンビニへ。何人並んでいるかわからないと、あとから来たお客さんが先着人数に入れているかわからなくなってしまうためです。買えるかどうかわからないのに並ぶのはツライですもんね。常連さんたちのアドバイスをしっかり聞きましょう。

6:00 15人目のお客さんがベンツで登場

5:30〜6:00の間に、パラパラとお客さんが増えました。始発電車で来る人、ご近所から自転車で来る人が多いようです。そんな中、なんと1名ベンツで颯爽と登場!見慣れた光景のようで、みなさん静かに見守っていました。

羊羹行列は憩いの場

番号札を待つ時間はツライように思えますが、みなさん思い思いに楽しんでいます。コート、ひざ掛けで全身もこもこに包まれて眠る人。静かに本を読む人。スマホゲームに没頭する人。中でも多く見られたのは、お客さん同士でおしゃべりする姿
常連さん同士はもちろん、初めて訪れた人も「誰に贈るの?」「何時に来たの?」と、穏やかにお話を楽しんでいます。毎朝羊羹の列に並ぶご高齢の常連さん達は、この情報交換の時間を楽しんでいるそうです。もちろん、ぐっすり眠って待つのもOKですよ!

常連さんのやさしさに触れる

手のひらにのった小ぶりなみかん

Photo by でぐでぐ

「ビタミン取れよ!」とみかんをくれたのは、軽妙なトークで奥様方の爆笑をさらうおじさん。「寒くない?」とカイロをくれた人も。お店の周りのゴミを片付ける人もいたりと、親切でマナーを守る人ばかりでした。大声で騒がず、お店のシャッターには寄りかからず、ゴミは持ち帰り……お行儀よく待ちましょう

6:30 30人目のお客さん到着

始発電車が走り出してから、1分間に1人のペースでお客さんが到着しています。しかし、これでもペースが遅い方なんだとか。土日祝日はもっと多くのお客さんが訪れて、6:00までには50人に達してしまうことも
さらに、お盆やお正月休みなどの帰省ラッシュ前は特に混むそうで、始発電車で行っても買えない日もあるそうです。並ばないと買えないめずらしい羊羹。地元で待つ家族やお友達に贈る人が多いんですね。毎日のように「小ざさ」へ通って、被災地で配っているという方もいらっしゃいました。

7:00 48人目のお客さん到着

おしゃべりしていると時間が経つのはあっという間!息子のお嫁さん探しに奮闘する奥さまの話、タクシーの運転手さんならではのお悩み、もんぺをはいたおばあちゃんの戦時中の思い出話……普段の生活では聞けないようなお話をたくさん聞けました。

8:15 番号札配布開始!

吉祥寺「小ざさ」の整理番号券

Photo by でぐでぐ

ついに番号札の配布が始まりました!羊羹の購入個数、名前、電話番号、並び始めた時間を答えると、番号札がもらえます。キラキラ輝く「1」の文字!! 薄く軽い紙ですが、3時間分の価値がずっしりと感じられます……!開店時間(10:00)以降、お店で羊羹と引き換えてもらえますよ。なくさないよう丁寧に折りたたんでお財布へ。

10:00 幻の羊羹をゲット!

紙袋の中に入った吉祥寺「小ざさ」の羊羹と最中の包み

Photo by でぐでぐ

羊羹 1本675円。最中1個61円、箱詰め10個入り705円〜。

再びお店を訪れ、ついに幻の羊羹を入手!お値段は1本675円とお手ごろ。最中(1個・61円)も売っているので、羊羹の引き換えと一緒に購入しました。箱詰めは10個入り705円からとリーズナブルで、お土産にもぴったり!時代の流れに負けず、値上げはしないよう努力しているんだとか。ありがたいですね……。昼間も、最中を求めるお客さんで5〜6人ほどの列ができています。

40年以上行列が絶えない幻の「羊羹」

銀の包み紙から顔を出した吉祥寺「小ざさ」の羊羹

Photo by でぐでぐ

羊羹 1本675円

いよいよ、幻の「羊羹」ご開帳!銀色の包み紙を丁寧に切り開くと、ツヤツヤと輝く羊羹が顔を出しました!包丁を入れると、刃にみっちりと吸い付いてきます。
http://macaro-ni.jp/37483

Photo by でぐでぐ

ひと口頬張れば、やさしい甘さのあとに香り高い小豆の風味がふわっと広がります。しっとりなめらかな食感のなかに水羊羹のようなみずみずしさ。さっぱりと食べられるので、ついつい手が伸びます。くどさのないシンプルでやさしい味わいが、多くのリピーターを呼び続ける理由といえそうです。

羊羹職人の手練りの味わい

小ざさの羊羹は、機械を使わずにすべて職人さんの手練りで作られています!気温や湿度に合わせて炭火の強さや加熱時間を調整しながら、小さな鍋でコトコト少しずつ作られます。1日150本しか販売できないのは、販売当初からの味わいを忠実に守り続けているため。初代店主の職人技は娘さんへ、さらにその下の職人さんへと何年もかけて引き継がれています。
ほかでは味わえない、みずみずしく軽やかな味わいは、長年かけて培った職人の技術と勘で作り出されているのです。

1日13,000個以上売り上げる最中

黒いお皿にのせられた吉祥寺「小ざさ」の最中

Photo by でぐでぐ

最中1個61円、箱詰め10個入り705円〜

羊羹の行列に間に合わなくても落ち込まないで!「小ざさ」は羊羹だけでなく、最中も行列ができるほど人気なのです。こちらは、営業時間中はいつでも購入可能。「種」と呼ばれる香ばしい皮の間には、小豆そのものの素朴な甘みを生かしたみずみずしいあんがたっぷり!
1日13,000〜15,000個も売れる、人気商品です。小豆あんと白あんの個数の割合を選べるのもうれしいところ。地方への配送や、webショップでの販売も行われているので、遠方に住む大切な人へも贈りやすいですね。
▼最中の購入はこちら

一坪の名店「小ざさ」

多くの客で行列ができる吉祥寺「小ざさ」

Photo by でぐでぐ

一坪というスマートなスペースに、羊羹や最中を求めて多くのお客さんが訪れる「小ざさ」。吉祥寺の名物店のひとつです。「幻の羊羹」を求める列が伸びるようになったのは、1972(昭和47)年頃から。「子どもの頃から大好きな味」という常連さんも多くいるんですよ。
戦前はもっと広いお店でお煎餅やお餅などを販売していましたが、1951(昭和26)年、羊羹と最中の2本柱にしぼり、わずか一坪のスペースで戦後の再スタートを切りました。百貨店での販売のお誘いも多いのですが「背伸びをせず着実に、できる範囲でコツコツと」をモットーに、「小ざさ」の味を守り続けているそうです。

厳選された食材の数々

風味のよい北海道産の小豆、ムラなく火が通るようにミリ単位でサイズを指定している砂糖と、こだわりの材料を使って小ざさの羊羹と最中は作られます。

店舗情報

■店舗名:小ざさ(おざさ)
■最寄駅:JR吉祥寺駅徒歩3分
■住所:武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
■電話番号:0422-22-7230
■営業時間:10:00~19:30
■定休日:火曜休
■参考URL:https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005817/
■公式HP:https://www.ozasa.co.jp/

吉祥寺の街に愛される老舗へ

「小ざさ」では、時代が変わっても限界まで値上げはしないよう努めているそうです。お店の儲けよりもお客さんの喜びを大切にする誠実な姿勢が、観光客だけでなく、地元のみなさんにも愛される理由のひとつのようですね。うんと早起きして「幻の羊羹」を買いに行く、特別な体験をしてみませんか?

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