ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

大根おろしはなぜ辛い?

Photo by 稲吉永恵

大根はすりおろしてみたら、鼻にツンとくるほど辛味が強いことがありますよね。大根はすりおろしたり切ったりすることで細胞が壊れ、辛味成分「イソチオシアネート」が生成されるため辛味を感じます。

この記事では、野菜ソムリエが大根おろしの辛味を消す方法をご紹介。部位によっては辛さを感じないこともありますが、辛味が強くて食べられない……という場合はぜひ参考にしてください。

大根おろしの辛味を抑えるコツ

コツ・ポイント

  1. 大根の葉に近い部分を使う
  2. 繊維にそってすりおろす
  3. 電子レンジでラップをせず加熱

大根の葉に近い部分を使う

大根は葉に近い部分は甘く、先端にいくほど辛味が強くなります。辛味を抑えたい場合は、葉に近い部分をすりおろすのがおすすめですよ。

繊維にそってすりおろす

大根は細胞が壊れることで辛味成分が生成されるため、辛味を抑えたい場合はできるだけ細胞を破壊しないようにすりおろすことがポイント。大根を縦に切ってからおろし器に断面を当てて、繊維にそってすりおろしてください。

電子レンジでラップをせず加熱

大根の辛味成分は熱に弱いです。すりおろした大根おろしが辛い場合は、ラップをせずに電子レンジで加熱すると辛さを抑えられますよ。

野菜ソムリエ解説!大根の辛味を消す方法

1. 大根は繊維にそってすりおろす

Photo by 稲吉永恵

大根は皮をむいてから縦半分にカットし、断面をおろし器に当てて繊維にそってすりおろします。

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