ライター : macaroni_repro

甘辛いたれがクセになる!

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
鶏スープで炊いたご飯にゆで鶏をのせ、独特のたれをかけていただくタイ料理「カオマンガイ」。しっとりジューシーな鶏肉と、鶏だしの染みたご飯。 そこに甘辛いたれがかかって「幸せ~」な気分になる味を、ぜひ自宅で再現してみたい!そこで、タイに本店を構えるマンゴツリーの天野中シェフに作り方を教えてもらいました。

マンゴツリー特製「カオマンガイ」3つのポイント

タイの「カオマンガイ」に似た料理に、シンガポールの「海南(はいなん)チキンライス」がありますが、大きな違いは「たれ」にあるそうです。 「チキンライスは黒い甘口しょうゆ、しょうがソース、チリソースの3種類を添えます。一方、カオマンガイは甘辛いしょうゆベースのたれを添えるのが、タイでは一般的。今回ご紹介するたれは、みそをベースにしたマンゴツリーオリジナルの『特製だれ』です」

ポイント1  鶏肉は調味料を入れた水からゆでる

「鶏肉はパクチーの根、にんにく、ナンプラーなどで味つけした水に入れて煮ていきます。こうすると肉のうまみが出過ぎず、ゆで汁にもうまみが程よく移ります」

ポイント2  鶏肉が温まったら余熱で仕上げる 鶏肉の仕上げは余熱で火を通す

「鶏肉は完全に火を通さない状態で火を止め、そのまま余熱で仕上げると、しっとりしてジューシーな仕上がりになります」

ポイント3  みそ味風の甘辛いたれでパンチを出す

「マンゴツリーの『特製だれ』は、日本のみそに似た味のタイの調味料『タオチオ』としょうがを効かせて作っています。コクとパンチのある甘辛さが鶏肉とよく合います。野菜につけても美味しいですよ!」

しっとりジューシー!「カオマンガイ」のレシピ

写真左が<ゆで鶏>の材料。右奥がタイのしょうゆ「シーユーカオ」。写真右が<特製だれ>の材料。右奥から2つめが日本のみそに似たタイの調味料「タオチオ」、左下が「ホットチリソース」

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