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唾液の量が減り、口が乾燥している状態のドライマウス。唾液が少ないと口臭の原因や味覚にも影響が出てしまうのです。今回は、唾液を増やすための方法をいくつか紹介していきます。効果のある食べ物や飲み物
などの改善策でお口の健康を守りましょう。

もしかしたら唾液の量が少ないかも?

食べたり飲んだり喋ったり、と動かしていることが多い口。唾液は、舌や口の動きをよくする働きがあるため、唾液が減るとさまざまな症状があらわれます。その症状とは、口臭が気になる、口内炎ができやすい、虫歯になりやすいといった口腔内のトラブルをはじめ、風邪をひきやすくなったり、パサパサしたものが食べにくくなったり、味覚を感じにくくなったりします。

そういった症状が起きるドライマウスですが、病気ではありません。ドライマウスによる不快な症状は、唾液を増やすことで、改善できるのです。

当てはまるものは? 唾液が減る原因

加齢、薬の副作用

年齢を重ねると、唾液腺の機能低下や顎の筋力低下により噛む力が低下し、咀嚼が少なくなり、唾液は減少するといわれています。また、何らかの疾病を抱え、治療のために服用した薬の副作用により、唾液が減少する場合も多く見られます。

ストレス、自律神経の乱れ

発表会など人前で話をしなければならない時など、緊張してのどがカラカラになったことはありませんか?のどではなく、唾液が少ない場合も、同じような状態になるのです。ストレスにより自律神経が乱れてしまい、うまく唾液が分泌されないため起こる症状です。

口呼吸

花粉症など、鼻の疾患を持っている人に多い、口呼吸。鼻がつまり、鼻で呼吸するのが難しくなると、どうしても口で呼吸してしまいます。

口呼吸をすると、常に口が開いている状態になるため、口の中の粘膜が空気に触れ、乾燥しやすくなります。口呼吸は癖になってしまうことも多いため、鼻に疾患がある場合は治療をし、改善をはかりましょう。口呼吸になっていることに気がついたら、鼻呼吸にするよう注意することも必要です。

喫煙・アルコールやカフェインの過剰摂取

喫煙やアルコールも、唾液を減らしてしまいます。タバコに含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させる働きがあるため、唾液の分泌が悪くなることがわかっています。アルコールは適度な量であれば問題ありませんが、過剰に摂取する場合は注意が必要です。

アルコールとカフェインには利尿作用があり、身体の水分量が不足しがちになるため、口腔内も乾燥します。

会話が少ない

唾液減少の原因に、会話が少ないこともあげられます。話している方が乾燥するのでは?と思うかもしれませんが、唾液は唾液腺を刺激することで分泌されます。会話が少なく、口や舌が動かない状態は唾液腺が刺激されませんので、唾液を増やすことはできないのです。

唾液が増えるとこんなにメリットが!

虫歯予防、歯周病予防

歯の表面の、エナメル質が溶けることで起きる虫歯。唾液には、歯の表面についた汚れを落とし、虫歯菌などを洗い流す浄化作用があります。同時に、唾液には歯のエナメル質を修復する作用もあります。

これは、唾液の中に、歯を再石灰化させるカルシウムやリン酸が多く含まれているため、溶け出してしまったエナメル質を補う役割を果たしているのです。歯周病も、歯垢の細菌が歯肉の炎症を起こすことから始まるため、唾液を増やすことで、歯の疾患を防ぎやすくなります。

口臭予防

口臭は、自分だけでなく、周りの人にも不快感を持たせてしまいます。口腔内には多くの細菌が存在しているため、飲み物を飲んだあとや、食事をしたあとなどには、どうしても口臭が起こってしまいますが、唾液の分泌が多いと、口臭をおさえることができます。唾液に含まれる酵素が少なくなると口腔内が乾き、結果、口臭を引き起こします。
 
また、口腔内に常在している「カンジダ菌」という菌が増えると舌など口腔内にカビが発生します。このカビも口臭の原因となります。カビが発生する原因のひとつに、口腔内の乾燥があげられます。唾液が増え、流れがよくなることで、口臭をおさえることができるのです。

口内炎の予防

喋ることも食事をすることもつらい口内炎にならないためにも、唾液は大きな役割を果たしています。口内炎の原因はさまざまですが、口腔内が乾燥していると、食べ物で粘膜が傷つきやすい状態になります。

他にも、胃腸が弱っている時などに、口内炎の症状が出る場合があります。唾液には、消化を助ける消化酵素、アミラーゼが含まれており、消化を助ける作用があります。噛む回数が増えるほどアミラーゼの分泌は多くなり、食べ物が消化しやすくなるのです。

食事がおいしい

唾液は、味覚を感じるためにも重要な働きをします。唾液が少なくなると口腔内が乾燥し、味覚障害が起こることがあります。舌には味蕾(みらい)と呼ばれる味を感じる器官がありますが、乾燥により舌が炎症を起こすと、味蕾の働きがにぶくなり、味を感じにくくなってしまいます。

味蕾だけでなく、口腔内には味覚を感じる器官が存在しており、食べ物がこの器官に触れることにより、大脳の味覚野まで届けられます。唾液が多いと、口腔内の味覚器官に触れる回数も増え、おいしいと感じることが多くなるのです。

ちょっとしたことで唾液は増やせます!

「よく噛む」が基本!

もっとも簡単にできる方法が、よく噛むという方法です。唾液は噛むことにより、唾液線の周囲の筋肉が刺激され、唾液が押し出されます。よく噛むこと、やわらかいものばかり食べないように心がけることで、唾液を増やすことができます。同時に、よく噛むことで顔の筋肉が鍛えられ、脳が活性化するなど、多くのメリットがあります。

舌の位置を正す「あいうべ体操」

福岡県のみらいクリニックの院長先生が考案した「あいうべ体操」。舌の位置を整えるこの体操は、疲れやすい、やる気がない、といった症状を持つ人のほか、口呼吸をしている人にもおすすめです。

舌の位置がずれていると、唾液の分泌量や虫歯、歯槽膿漏の状態まで変化するといわれています。舌の位置を整えることにより、さまざまな症状の改善が望めるのです。
【あいうべ体操のやり方】
①「あー」と大きく口を開ける
②「い」と大きく口を横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を出し下にのばす

【ポイント】
・声は出しても出さなくても可
・①~④を1セット、1日30セットを目安に毎日おこなう
・顎が痛む人は、回数を減らすなど無理はしない
 
この体操をすることで、自然と鼻呼吸となり、顔を動かすことで唾液が分泌されるのを実感することができます。

唾液腺をマッサージ

唾液を増やすには、直接唾液腺を刺激する、唾液腺マッサージという方法もあります。耳下腺、顎下腺、舌下腺と、3ヶ所ある唾液腺をマッサージします。 

【唾液腺マッサージの方法】
・耳下腺
両頬に人差し指から小指まで指の腹を当て、耳の下から上の奥歯辺りまで、円を描くようにマッサージする。

・顎下腺
顎の内側、やわらかい部分を首から顎先にむかって5ヶ所ほど、指で10~20回刺激する。

・舌下腺
下顎の内側、やわらかい部分を指で10~20回刺激する。舌の位置を意識してみましょう。

これらのマッサージをすることにより、唾液が増えるほかにも、口周りの筋肉がほぐれ、口が開きやすくなるというメリットもあります。

リラックスする

リラックスしていると副交感神経が優位になり、唾液が多く分泌されます。仕事中など、気づかぬうちに緊張していることが多いもの。休憩中はリラックスすることを心がけましょう。また、喋ることでも唾液は増えるため、楽しい会話でさらに効果が高まります。

食べ物で唾液は増える?

玉ねぎに効果あり

梅干しやレモンを見るだけで、じわっと唾液が出てきますが、食べることで唾液が増える効果がある、といわれている食品があります。それは玉ねぎ! 玉ねぎにはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用のあるケルセチンが多く含まれています。このケルセチンに唾液を増やす効果があるのです。けれども、一番含有量が多いのは皮の部分。捨ててしまうことがほとんどではないでしょうか。

玉ねぎの皮からケルセチンを摂取するには、玉ねぎの皮を煮出す方法がおすすめです。作り方は、皮をよく洗い10分ほど煮出すだけ。そのまま飲めば「玉ねぎ皮茶」ですが、はちみつを入れたり、味噌汁や煮物など、料理に使うこともできます。

ガムも効果があります

噛むだけで唾液を増やすことができ、リラックス効果もあるガムですが、砂糖が入ったガムは、噛み終わったあとも口内に糖分が残ります。虫歯の原因や細菌を増やす原因となっては本末転倒。キシリトール入りのガムやシュガーレスガムがおすすめです。

水分摂取も効果的!

水分補給は唾液を増やすことにつながりますが、水分なら何でもよいというわけではありません。緑茶やコーヒーはカフェインが多く、利尿作用が強いため、身体の水分量が不足しがちになってしまいます。

ジュースなど糖分の多い飲み物も、口内に糖分が残ってしまい、菌を増やす原因となってしまいます。おすすめは水か麦茶。またはノンカフェインのルイボスティーなどのお茶がよいでしょう。また、水分は一気に飲むのではなく、こまめに摂取するようにしましょう。

定期的に唾液の量をチェック、がおすすめ

唾液の量が減るとデメリットが多くなり、唾液が増えるとメリットが多くなります。ちょっと口が乾燥しているな、と思った時はもちろん、健康状態のチェックにもなるので、気がついた時に、唾液の量を気にしてみるのがおすすめです。

「あいうべ体操」やマッサージなどは、お風呂の時やテレビを見ながらもできます。ちょっとしたことで、健康美人になれますよ!

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