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あまり知られていない塩の賞味期限。いつまでも使えるイメージがありますが、果たしてどうなのでしょうか。本記事では、塩の賞味期限・保存方法について解説いたします。意外な事実がわかるはずです。特に塩の味付けが好きな方は要チェックですよ!

この塩、まだ使っていいの?

毎日の料理に欠かせない塩。そんな塩の賞味期限はいつだと思いますか?今まで考えたこともなかった、という人は多いのではないでしょうか。いつも、ひと振りや適量加える程度でなかなか無くなりませんよね。今回は、味付けのちょい役として活躍している塩の賞味期限・保存方法などについて詳しくお伝えしていきます。

塩にも賞味期限ってあるの?

ズバリ、塩には賞味期限はありません。

塩には時間の経過による品質の低下はなく、腐ることもないのです。そのため賞味期限を省略してもよい商品とされています。例え、開封後何年経とうが、食べることができるんです。しかし、湿気があると固まったり、においを吸着しやすい特徴があるので、保存場所は高温多湿の場所を避け、また、においの強いものと一緒に置かないよう気をつけなければいけません。

なんで塩は腐らないの?

では、なぜ塩は腐らないのか気になりますよね。それはというと、「浸透圧(しんとうあつ)」が関係しているのです。浸透圧ってなに?という方に説明いたします。

・浸透圧とは
半透膜(はんとうまく)を通じて溶液が移動し、ふたつの液体が同じ濃度になろうとする力(圧力)のこと


この浸透圧によって、雑菌が繁殖しにくくなるのが理由。塩分濃度の高い物の中に雑菌が入ったとすると、生物の細胞膜は半透膜なので、浸透圧現象が起きます。すると、雑菌は浸透圧により、体内の水分が奪われてしまい、結果死滅してしまうのです。

これが腐らない理由です。

本当にいつまでも使えるの?

大丈夫です。たとえ、何年、何千年経とうが食べることができます。実際に何万年も前の岩塩が売られていることもあります。ただ、塩に他の物質が混ざって腐ってしまったという場合は、使わない方がよいでしょう。また、塩は温度や湿気の影響を受けやすく、湿気の影響で固まってしまうこともありますが、それでも食べることは可能です。

実は砂糖も大丈夫!

なんと、塩だけでなく砂糖にも賞味期限はありません。なので、商品に賞味期限の表示はなく、また、しなくてもいいとされています。ただし、砂糖は長期間保存しておくと、黄色く変色したり、風味が落ちることがあるので、古くなったものは使わない方がよいでしょう。

保存方法は未開封の場合なら常温で大丈夫です。また、開封済の場合は密閉容器に移し乾燥しないよう気を付けます。砂糖は乾燥に弱く固まってしまうのが理由です。

かなり稀ですが、ダニがわくことがあります。そんなときは、冷蔵庫内で保存するのがおすすめ。ダニは乾燥に弱いので砂糖につきませんよ。

砂糖に賞味期限がない理由

なぜ賞味期限がないのでしょうか。それは、野菜と違い水分量が多くないからです。そして、雑菌などにより痛むことはありません。乾燥して固まってしまうことはありますが、霧吹きなどで湿らせてあげると問題なく使うことができます。

ただし例外もあります。黒砂糖は、水分量が多いため、ある程度時間が経つと味やにおいが変化してしまいます。なので、黒砂糖の場合賞味期限が表示されている場合もあります。

塩は湿気に弱く、におい移りする

いざ使おうとするとき、塩が固まって不便ということがあると思います。これは、湿度の変化が原因です。気象や、キッチンの湿度の変化により塩は固まってしまいます。面白いことに、湿度が高ければ高いままなら固まりませんし、その逆に湿度が低ければ低いままならやはり、固まることはありません。

塩は空気中の水分を吸湿する特徴があり、湿度が高くなると塩の表面は溶けます。反対に、空気中の湿度が下がれば、塩の表面は乾燥し結晶は成長していきます。このような変化を繰り返す内に結晶同士はくっつき、やがてどんどん大きくなっていきます。その結果固まってしまうのです。

また、塩はにおい移りしやすい特徴もあります。なるべくにおいの強いものの側で保管しないよう気を付けなければいけません。ただ、この特徴を生かせば消臭剤の代わりに利用することもできます。

塩はどう保存したらいいの?

今までお伝えしてきたように、塩は湿気に弱いので、密閉できる容器に入れて保存しましょう。もしも湿気によって固まってしまったら、電子レンジでチンしたり、フライパンで炒めてあげると水分が飛び、サラサラの元の状態へ戻りますよ。

固まらないための予防策は、水分を吸ってくれるものと一緒に保存すること。例えば、パンくず・つまようじ・お菓子に入ってる乾燥材などがおすすめです。どれも手に入りやすいので今からでもできますよ。

最後に、塩の保存にピッタリな容器を紹介いたします。これから密閉容器を購入しようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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おいしい塩をいつまでも

塩の賞味期限について、お分かりいただけましたでしょうか。今まであまり意識したことはなかったかもしれません。そして、今回の記事で紹介した塩の保存方法などは、知っておくと何かと便利です。いざ料理で塩を使おうとしたとき、固まっていたら困りますね。また、におったりしたら使うのに躊躇してしまいます。

少しでも保存方法に気を付ければ、塩はいつまでもおいしく食べることができますよ。何気なく使っている塩の状態を把握してみてくださいね。

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