ライター : wasante

基本を学べる3分クッキング

みなさんは「3分クッキング」をご覧になっていますか?見るつもりがなくても、愛くるしいキューピーが画面に現れ、あの始まりのリズムが流れると、つい見入ってしまう人も多いはず。 「キューピー3分クッキング」はご存じの通り、家庭で手軽に作れる料理を紹介する料理番組。50年以上も続いているんですよ。日本人なら誰もが口にしたことのあるような基本の料理もイチから学ぶことができます。

なんと紹介されたのは「おにぎり」⁉︎

10月8日放送の、日本テレビ系「キユーピー3分クッキング」で解説されたレシピは、なんとごくふつうの三角おにぎり!ご飯の炊き加減から始まって、梅干し、焼たらこ、梅おかかしょうゆ、焼き鮭などの具の仕込みかた、手水、塩、茶碗の準備、そして形のよい三角おにぎりの握り方までを詳しく紹介。
この内容が、視聴者の間に大きな衝撃を与えました。数ある和食の中で、なんでいまさら「おにぎり」なのか……。とにかく、その放送内容からおさらいしていきましょう。

気になる作り方をご紹介!

たとえおにぎりとはいえ、長年の人気長寿番組の3分クッキングです。外国人や子どもなど、はじめての人でもできるような、おにぎり作りのコツやポイントをわかりやすく解説されていました。

1. おにぎりを握る前のポイント

おにぎりには、ちょっと固めに炊いたごはんを使います。炊き上がったごはんはほぐすようにして混ぜ、乾いたふきんをかけて粗熱を取りましょう。その間に中身の具と、手水用の水、塩、茶碗を用意。茶碗はごはんの中央に具を入れ、おにぎりの大きさをそろえるために使います。

2. 三角おにぎりのポイント

まず、茶碗におにぎり1個分のごはんの半量を入れ、真ん中に具をのせたら、残りのごはんを具にかぶせましょう。握る前には、人さし指と中指に水をつけて手のひらにとり、両手のひらをこすり合わせて全体に。水分が多いとごはんが水っぽくなり、いたみやすくなるので要注意です。 それから人さし指と中指に塩をつけ、手のひらにとってぬったら両手のひらをこすり合わせて塩をなじませます。塩は心持ち多めのほうがおいしく感じられ、腐敗防止にもなるのだそう。茶碗に用意した具入りのごはんを手のひらにあけ、軽く握って塩をまぶします。手を山形にしてごはんを手前に回転させながら、リズミカルにふわっと握りましょう。 あとは手のひらと指を使って、三角形の辺がまっすぐになるよう形を整えたら、ごはんの表面が乾く前にすぐにのりを巻き、できあがりです。

3. 俵形おにぎりのポイント

三角おにぎりと同様に、具を入れたごはんを手のひらにごはんをあけ、軽く握ります。塩をまぶしたら、手をドーム形にしてごはんを手前に回転させながら、俵型に形を整えましょう。途中で左右を返して握ると、きれいな形が作れますよ。とろろ昆布や炒りごまをまぶせば完成です。

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