ライター : sanae

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タイの代表的料理「ソムタム」とは?

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ソムタムとはタイ東北部イサーン地方の伝統料理で、タイ風のパパイヤサラダです。ソムは酸っぱい、タムは叩くという意味で、青パパイヤのスライスをナンプラーやにんにくなどの材料と一緒に叩いて和えることが名前の由来です。

タイでは一般的なサラダで、タイ料理店でも人気の高いメニューですので、まだ食べたことがない方は、ぜひ味わってみてくださいね。

ソムタムってどんな味?

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ソムタムの基本的な材料は主役の青パパイヤや、トマト、にんにく。なかには青パパイヤ以外の食材を使用するレシピもありますよ。ほかにも、キャベツ、にんじんなどのさまざまな野菜を加えるものもありますよ。調味料はナンプラー、ナムターンピープ(パームシュガー)、マナオ(タイライム)などです。

辛味、塩味、酸味、甘味を同時に味わえ、青パパイヤのシャキシャキとした食感も楽しめます。
ソムタムの作り方はこちらをチェック!▼

具材によって変わる!ソムタムのさまざまなバリエーション

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ソムタムには使う食材によってさまざまなバリエーションがあります。「ソムタムタイ(タイ風ソムタム)」は、ソムタムの基本食材にピーナッツや干しえびなどを加えるもので、定番です。日本人にも食べやすいマイルドな辛さで人気ですよ。

そのほかにも、塩漬けのサワガニを使用する「ソムタムプー」や、発酵させた魚の調味料入りの「ソムタムプラーラー」などがあります。地域によって多数の味付けがあり、種類も豊富です。
種類特徴
ソムタムタイ定番
ソムタムプー塩漬けした蟹(プー)入り
ソムタムプラーラー発酵させた魚の調味料(プラーラー)入り
ソムタムテーンきゅうり入り
ソムタムスアそうめん入り
ソムタムポラマイフルーツ入り

ソムタムは何と合わせる?

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ソムタムは辛味が強いものがあるので、カオニャオ(もち米)と食べるのがおすすめ。ビールとも相性が良いので、おつまみとしてもぴったりです。ほかにも、豚喉肉を炭火焼にした「コームヤーン」や、イサーン風焼き鳥の「ガイヤーン」、豚肉・もち米などを詰めたソーセージ「サイグローグイサーン」などのイサーン料理と共に味わってみましょう。

種類豊富なタイ風サラダ「ソムタム」をぜひ味わってみて

ソムタムは青パパイヤが主役のタイ風サラダ。シャキシャキとした食感でさっぱり食べられます。辛味、甘味、酸味などが入り混じった複雑な味わいなので、ぜひ一度味わってみてください。

食材や地域によってもバリエーションが豊富にあるので、定番以外のソムタムに挑戦してみるのもおすすめですよ。

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