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やさしい甘さで子供から大人までみんな大好きなとうもろこし。最近は、大胆に芯ごと炊き込んだとうもろこしご飯が流行っていますよね。そんなとうもろこし、皆さんは余ったときどうしていますか。今回はとうもろこしの冷凍保存方法についてご紹介します。

とうもろこしは冷凍できる?

トマトやオクラと並んで夏の野菜に欠かせないとうもろこし。スーパーや八百屋さんの店頭でとうもろこしを見かけると、毎年「今年も夏が来たんだな」と実感しますよね。

最近は、芯ごと炊き込んだとうもろこしご飯や、皮の部分を三つ編みにしたとうもろこしなど、SNSでもさまざまなとうもろこしの食べ方が話題になっています。

ですが、皆さんは残ったとうもころしをどのように保存していますか。冷凍保存してしまえば長く保存できるため便利そうですが、そもそもとうもろこしは冷凍保存しても問題ないのでしょうか。今回は、とうもろこしの冷凍保存についてまとめてみました。

とうもろこしは冷凍保存できる!

塩ゆでにして思いっきりかぶりつくのもおいしいですが、せっかくのとうもろこし、できればスープやサラダ、炒め物などさまざまな調理法で味わってみたいですよね。

ですが、一度にとうもろこしばかり食べていたのでは栄養バランスが悪くなってしまいますし、生のままや茹でて冷蔵保存している状態では数日でダメになってしまいます。

そんなときは冷凍保存がおすすめです。「え?せっかくのとうもろこしなのに冷凍保存したら味が落ちてしまうのでは?」「食感は変わらないの?」と思っている方も、安心してください。

とうもろこしは、きちんとコツを押さえれば風味や食感を損なわずして冷凍保存することができて、冷凍保存だからこそのメリットもたくさんあるのです。

冷凍保存のうれしいメリット

保存期間が長くなる

とうもろこしを冷凍保存する最大のメリットとも言えるのが、保存期間が長くなることです。通常、冷蔵保存の場合は2~3日が限度と言われています。そしてたとえ翌日であっても、茹でたてと一晩置いたあとでは、栄養価が半分以下になってしまうと言われています。

また、とうもろこしは食中毒などが多発しやすい夏が旬の野菜のため、やはり保存環境には十分気をつけたいところですよね。

ですが、冷凍保存すれば1ヶ月ほどは持つと言われています。1ヶ月あれば、スープやサラダ、炒め物、そして赤ちゃんがいるご家庭では離乳食などさまざまな物に使えますし、うっかり茹でたのを忘れていて、処分しなければいけなくなったという事態も避けられますよね。

夏以外にも楽しめる

ミックスベジタブルや缶詰のとうもろこしなど、今や一年中楽しむことができるとうもろこしですが、やはり旬の夏にいただくフレッシュなとうもろこしの味は格別ですよね。

冷凍保存しておけば夏以外にもとうもころしが楽しめるといううれしいメリットがありますので、こういった点でも冷凍保存はおすすめです。

もうそろそろとうもころしは終わりかな?という夏の終わりギリギリにとうもろこしを多めに購入して冷凍保存しておけば、比較的長く楽しめそうですね。

使いたいときに使いたい分だけ使える

皆さんはフレッシュなとうもろこしを買った際、どのようなサイズで、また、どのような方法で食べますか。

おそらく、大半の人が1本のとうもろこしを3~4等分にし、塩ゆでして食べると回答するのではないでしょうか。

これはシンプルながらも、もっともおいしいとうもろこしの食べ方ではありますが、余ったときが意外と不便ですよね。ですが、あらかじめ小さく切って冷凍しておけば次回使う際、使いたい分だけ使うことができます。

また、離乳食用にペースト状にしたとうもろこしを冷凍保存する際は、製氷器などに入れておくとキューブ状になり、さらに使いやすくなりますよ。

デメリットはないの?

冷凍保存しておくことで保存可能期間が長くなり、とうもろこしの旬である夏以外も楽しめるという、メリットがたくさんあるとうもころしの冷凍保存ですが、反対にデメリットはないのでしょうか。

正直なところ、買いたてのとうもころしとしばらく冷凍しておいたとうもころしとでは、香りは違います。ですが言われなければ分からない範囲ですし、風味もそこまで落ちません。

なかなか毎日とうもころしばかり食べられないことや、家族が少なくてたくさん買っても余ってしまうという場合などはやはり冷凍保存がおすすめです。

どれぐらい保存しておける?

冷凍したとうもろこしの保存期間は約1ヶ月が目安と言われています。冷凍してしまえば、いくらでも日持ちがするように思える冷凍庫での保存ですが、やはり1ヶ月を過ぎると冷凍焼けを起こしてしまい、風味や食感、そして栄養価がどんどん落ちていってしまいます。

冷凍保存する際は、ジップロックなどのチャックがついた袋に入れ、日付けを書いておくとよいですね。また、粒の状態のもの、ペースト状のものなど、いろいろな形状で保存しておくと調理する際に便利ですよ。

冷凍保存のやり方

茹でてからの場合

すぐに食べられる状態で保存しておきたい場合や、茹でて食べていたが量が多くて余ったため冷凍保存しておきたいというときにおすすめの方法です。

とうもろこしの皮とひげを取り除き、電子レンジで温めるか、鍋でゆでてから1本ずつラップでくるみます。ジップロックのような冷凍バッグに入れ、日付けを書いて保存しておけば使うときに便利ですよ。

生の場合

「たくさんとうもろこしが手に入ったけど、直近で使う予定はない」というときなどにおすすめしたいのが、生の状態のまま冷凍保存しておく方法です。

とうもろこしの皮とひげを取り除き、1本ずつラップにくるんで冷凍してもよいですし、実の部分だけあらかじめ取って冷凍しておけば、サラダや炒め物などにすぐ使えて時短にもなります。

新聞紙に包むのもおすすめ!

今までラップに包む方法をお伝えしてきましたが、とうもろこしはラップ以外にも新聞紙で包むこともできます。読み終わると大半が捨ててしまうだけの新聞紙、せっかくなら有効活用したいですよね。

乾いた新聞紙は、ラップと同様に食品の鮮度を保ってくれるという役割があります。ラップと違い、とうもろこしの冷凍保存のために購入するものでもないので経済的にも助かりますね。

冷凍するときのポイント

茹でたらすばやくラップに包む

とうもろこしは、野菜のなかでもとてもデリケートな性質を持っています。旬な時期にとうもころしを買い、冷凍保存しておこうと思っても、茹でたあとしばらく放置しているとそれだけで鮮度が落ちてしまいます。

とうもろこしを茹でて冷凍保存する際は少し固めに茹で、茹であがったあとはすぐにラップにくるんでください。そして粗熱が取れた時点で水分をふき取ってから、新しいラップにくるんで冷凍保存しましょう。人間と同じで「保湿」が非常に重要です。

空気を抜く

冷凍とは言え、空気に触れるととうもろこしはどんどん酸化が進んでしまい、風味や香りはもちろん、栄養価も落ちていってしまいます。

ラップで1本1本包む場合はぴっちりと巻く、実だけむしってジップロックなどの袋に入れて保存する場合は空気を抜いてから冷凍庫に入れるようにしましょう。

手で取る

とうもろこしの実の部分だけを冷凍する場合は、包丁などを使わずできるだけ手でむしり取って保存するようにしましょう。これはなかなか根気のいる作業ですが、とうもろこしの実の根元には栄養成分が凝縮されています。包丁を使うと芯が残ってしまい、私たちがたべる肝心の実の部分は栄養が希薄になってしまうのだそうです。

とうもろこしにはビタミンB1、B2、Eなどのビタミンのほか、ミネラルや脳を活性化させるグルタミン酸などいろいろな栄養成分がつまっています。できるだけ実の根元が残るよう、手でむしり取って保存するようにしましょう。

注意点

冷凍保存することで長い期間楽しめるようになるとうもろこしですが、解凍して食べる際に少しでもおいしくいただくためには注意点があります。

まずは茹で過ぎないように注意すること。茹で時間の目安はおよそ5分。茹で終わったら1本ずつラップにくるみ、先ほどご紹介したように粗熱を取ってから新しいラップと取り換え、すみやかに冷凍庫に入れましょう。

また、3%程度の塩水にくぐらせてからラップで包むと、解凍した際にシワがつきにくく、味付けも楽になりますので、ぜひ試してみてくださいね。

解凍するときは?

冷凍しておいたとうもろこしを解凍する際はラップを外して解凍します。まず、茹でる場合は水の状態から凍ったまま茹でます。こうすることでとうもころしの水分を残したまま解凍できますよ。

また、蒸す場合も凍った状態のまま蒸し器に入れ、10~12分ほどじっくり蒸していきます。電子レンジの場合もラップを外し、新しいラップで今度はふんわりと包んでから約7分(500Wの場合)加熱すればふっくらとおいしいとうもろこしができあがります。

冷凍保存術をうまく活用しよう

とうもろこしの冷凍保存方法、いかがでしたか。夏の風物詩とも言えるとうもろこし。ですが、最近は共働き家庭や一人暮らしの方も多く、こういった野菜はどうしても余ってしまいがちです。

ですが、冷凍保存術をうまく使えば旬の時期以外も楽しめたり、調理時間の短縮になったりといろいろなメリットがあります。

今回ご紹介したポイントに気を付けて、栄養満点な夏野菜のとうもろこしを1年中楽しんでみませんか。

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ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...