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形はそっくりだけど「ブロッコリー」と「カリフラワー」ってなにが違うの?じつはブロッコリーが突然変異したものがカリフラワーなんですよ。それぞれの栄養成分、理想的な茹で時間、おすすめレシピをまとめました。

ブロッコリーとカリフラワーは似て非なるもの

形はよく似ている「ブロッコリー」と「カリフラワー」ですが、その違いを具体的にご存知でしょうか。

どちらもアブラナ科のキャベツの仲間です。ブロッコリーが突然変異して、花蕾が白化したものがカリフラワーだと言われています。そんな似て非なるブロッコリーとカリフラワーについてご紹介します。

歴史

いま述べた通り、ブロッコリーもカリフラワーもアブラナ科の植物でキャベツの仲間です。

紀元前2000年頃から地中海沿岸地方では、自生する野生のキャベツの花蕾を食べる習慣があったといわれており、これがブロッコリーの起源と考えられています。時間が進むにつれて花蕾の部分が肥大し、現在のブロッコリーのような形状に変化していったようです。

一方、カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異して白化したものが起源といわれており、品種改良して現在のカリフラワーになりました。現在、ブロッコリーの方が身近なイメージもありますが、明治初期に日本に渡ってきたのは、カリフラワーの方が先。クセのない味と食感が日本人の口に合ったようで、広く普及していきました。

また、常温で保存しても見た目があまり変化しないカリフラワーに対して、ブロッコリーは低温保存をしないと変色してしまうため、冷蔵技術が未熟だったころはカリフラワーの流通の方が盛んでした。

ブロッコリーがよく食べられるようになったのは1980年代になってからです。栄養面から緑黄色野菜に注目が集まり、人気が高まっていきました。現在ではブロッコリーとカリフラワーの立場は完全に逆転して、ブロッコリーの生産量はカリフラワーよりもはるかに多くなっています

ブロッコリー カリフラワーの違い

栄養成分

ブロッコリーは緑黄色野菜、カリフラワーは淡色野菜に分類され、ブロッコリーもカリフラワーもビタミンCやカリウムが豊富な野菜として知られています。

ブロッコリーの方がより多くのビタミンCを含んでいますが、ブロッコリーは茹でた際にビタミンCが失われやすい特徴があります。一方、カリフラワーは新鮮であれば生でも食べられ、ビタミンCは水に溶け出しにくく、茹でてもビタミン成分が壊れにくいという特徴があります。両者の茹でたものを比べるとビタミンCの量に大差はありません。

他の栄養価に着目すると、ブロッコリーはビタミンBやカロテン、鉄分を豊富に含んでいます

茹で時間

ブロッコリーの栄養素を失わずに、おいしく茹でるには、切り方と茹で時間が重要です。

ブロッコリーはできるだけひとつの大きさが同じくらいになるようにふさから切り分けます。茎の部分は皮が硬いので、むいてから適当な大きさに切ります。鍋にたっぷりのお湯を沸かして、1Lあたり小さじ1程度の塩を入れてブロッコリーを茹でます。

2分経ったらざるにあげて、自然に冷まします。少し硬いと思っても、自然に冷ます際に余熱が入るので柔らかくなります。茹でたあとに水にさらすと水っぽくなるので避けたほうがよいでしょう。

カリフラワーも同じく、小分けに切ってたっぷりのお湯で2分ほど茹でて、自然に冷まします。レモン汁や酢などを少量湯に加えると、酸化を抑えて白く茹ることができます。

茹でるのが面倒な場合は電子レンジを使うのも手です。

ブロッコリーをさっと水で洗ったあと、小分けずにせずに1株のまま耐熱のビニール袋やジップバックに入れます。電子レンジで500~600Wで3分30秒ほど加熱して、少し固い程度で取り出します。お湯で茹でるのと同じく、余熱でブロッコリーは適度な柔らかさになります。電子レンジで調理すると、お湯で茹でるのと比べてビタミンCの流出を防げるメリットもあります。

なお、小分けにしてからレンジにかけると硬くなりやすいので、注意が必要です。

ブロッコリーレシピ

ブロッコリーとツナのサラダ

茹でるかレンジで柔らかくしたブロッコリーに、ツナ、マヨネーズ、砂糖、塩、こしょうをすべて入れて混ぜれば、簡単にサラダのできあがりです。

ブロッコリーのポタージュ

ブロッコリーを小分けにし、玉ねぎを薄切りにします。お鍋にバターを溶かして玉ねぎを炒め、しんなりしてきたら水とコンソメを入れ、さらにじゃがいもを入れて煮ます。火が通ったらブロッコリーを入れ、ミキサーにかけます。鍋に戻して牛乳、塩、こしょうで味を調えて、温まればできあがりです。

ブロッコリーと枝豆と卵のサラダ

茹で卵を作ります。ブロッコリーを細かく刻み、枝豆は鞘から出します。ボウルに茹で卵、ブロッコリー、枝豆を入れてマッシュします。そこにマヨネーズやオイスターソース、黒胡椒、醤油、いりごまなどを入れて混ぜたら完成です。

カリフラワーレシピ

カリフラワーのカレーマヨチーズ焼き

マヨネーズとカレーパウダーを混ぜてソースを作っておきます。下茹でしたカリフラワーを耐熱の器に入れ、作ったソースをかけます。その上にチーズ、ベーコン、ミニトマトをのせてトースターで8分ほど焼きます。バケットにバターとオリーブオイルを塗って焼き、パセリを散らして添えれば完成です。

カリフラワーとセロリのピクルス

カリフラワーをよく洗い、食べやすい小房に分けます。セロリ、ラディッシュは3~5mmの厚さで切ります。調味料類をすべて鍋に入れて火にかけ、沸騰したら3~4分程煮立てます。野菜を瓶に詰め、その上から沸騰したピクルス液をかけ、完全に蓋をして冷めるまで放置。粗熱がとれたら冷蔵庫に入れ、一晩置けばできあがりです。

カリフラワーのクリームスープ

鍋にバターを溶かしてたまねぎを入れて炒め、下茹でしたカリフラワーを加えます。ブイヨン、牛乳、水を加えて温めます。煮立ったらミキサーにかけ、鍋に戻して生クリーム、サワークリームを加えて温めます。塩、こしょうで味を調えてできあがりです。

ロマネスコって知ってる?

「ロマネスコ」は、最近スーパーでも見かけるようになったイタリア野菜です。ブロッコリーやカリフラワーと同様、アブラナ科アブラナ属の一年生植物です。名前はイタリアのローマの方言を意味する「romanesco」に由来しているそうです。

栄養分もブロッコリーやカリフラワーと同じく、ビタミンCが豊富に含まれており、栄養価はブロッコリーなどと同じですが、ビタミンCの含量はブロッコリー>カリフラワー>ロマネスコの順になります。

ブロッコリーとカリフラワーは近しい関係

いかがでしたか?味や色が違いますが、ブロッコリーもカリフラワーも、実は近しい関係の野菜なのです。下処理の仕方に注意すれば、栄養を損なうことなく調理可能です。好みや調理法によって使い分けて、おいしくいただきましょう。

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