ライター : ☆ゴン

そうめんはお弁当にできる?

お弁当といえば、ごはんとおかずを詰めるのが一般的ですね。たまにパンにおかずをつけたり、サンドイッチにしたりすることもあります。そんなかわり映えしないお弁当に、そうめんを入れてみましょう。

いまは意外とそうめん弁当が流行っていて、専用の弁当箱まであるほどです。そんなそうめん弁当を作るうえでのコツや注意点、そうめんレシピとおかずレシピを紹介。そうめんを入れるのに便利な、おすすめの容器もピックアップしてみました。

そうめん弁当をおいしく作るポイント

そうめんのベストなゆで時間

お弁当にそうめんを持っていく場合、食べるまでの時間を考慮して、麺がのびないようゆで時間を短くすべきでしょうか?そんな心配は無用です。箱や袋に表示されている時間どおりに、ゆでて問題ありません。

ゆで終わったら流水でもみ洗いして、氷水に浸けて麺を冷たく締めれば、それ以上のびることがないからです。もみ洗いするときには、そうめんの表面についたぬめりを、きれいに洗い流してください。

のびない・固まらない・くっつかないコツ

麺がのびる原因は温度が高いことと、水分を吸ってふやけるためです。もみ洗いしてざるに入れたそうめんを、氷水で締めたら、しっかりと水気を切るのが一番のポイント。ざるをよく振るのはもちろん、ざるの下の水分をクッキングシートで吸い取りましょう。

ある程度水気が切れたら、ごま油を適量かけてそうめん全体に絡めます。油はサラダ油やオリーブオイルでもOK。そうすることで、時間がたっても麺がくっつきにくくなるのです。

弁当箱に詰めるときのコツ

いくら油でコーティングしているとはいえ、ゆでたそうめんをそのまま弁当箱に入れると、やはり固まりやすいです。それを防ぐためには、フォークや菜箸でそうめんをくるくると巻き、ひとくちサイズにして並べるのがおすすめ。

見た目もきれいですし、麺全体がくっついてしまう、ということがありません。またひとつの弁当箱におかずと一緒に入れる場合、オーブンシートやバランなどで、仕切っておいてください。

食中毒を予防するために

そうめん弁当を作ることが多い夏は、食中毒が心配な季節でもあります。そうめんをもみ洗いするまでは手を使っても、ざるに入れて氷水で締めるところからは、手で触れないようにしましょう。

油を絡ませるのは菜箸を使用し、麺をひとくち大に巻くときはスプーンの上ですると簡単です。またそうめんの間に彩りとして、水分が多い生野菜をはさむのは避けるほうが無難。具材はなるべく加熱したものを入れるのが、食中毒予防のポイントです。

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