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酢豚のパイナップル、好きですか?苦手な人の多い食材ですが、肉を柔らかくする効果があると言われていますよね。ガマンして食べていた人には残念なお知らせです。なんと、今まで食べてきたパイナップルは肉を柔らかくできていなかったかもしれないのです!

酢豚のパイナップル、好き?

好き嫌いが大きく分かれる食べ物のひとつ、酢豚の中のパイナップル。「加熱したフルーツは苦手」という人が多いですが、ごはんのおかずである甘辛い酢豚の中に入っているパイナップルは、「許せない!」という反対派が多いですよね。「お肉を柔らかくする役目がある」ときいて、学校の給食などでもがんばって食べてきた人が多いのでは?

実は、酢豚のパイナップルは、調理法を間違えると肉を柔らかくする効果がなくなってしまうのです……!

なぜパイナップルを入れるように?

酢豚のパイナップルの由来は諸説ありますが、イギリスの領地だった香港、フランスの影響を大きく受けていた上海で誕生したという説が有力です。当時、高級品だったパイナップルを酢豚に入れることで、酢豚が高級でハイカラな料理であると欧米人に示そうとしたんだとか。

見た目や高級感を意識することで生まれたとは、意外ですね。

お肉が柔らかくなる……は間違い!?

酢豚にパイナップルが入っている理由は、華やかな見た目だけではありません。パイナップルが酢豚のお肉を柔らかくすると聞いたことはありませんか?

生のパイナップルを口に入れたとき、舌がピリピリと刺激を受けることがあります。これは、パイナップルに含まれる分解酵素「ブロメリン」のしわざ。タンパク質に働きかけるとても強力な酵素です。このブロメリンがお肉を柔らかくするといわれています。

しかし、この考え方には大きな落とし穴があるのです!ブロメリンは、加熱されて60度以上になると効果がなくなってしまうのです!中華のプロが使う中華鍋は、300度以上に熱せられます。家庭用のコンロでも、最高200度まで火力を上げることができます。こんなに高い温度で炒めてしまうと、パイナップルの効果はなくなってしまうのです!

生パイナップルではゼリーが作れない!

生のパイナップルでゼリーを作ろうとすると、ゼリーが固まらず失敗してしまいます。これは、動物性タンパク質であるゼラチンに、タンパク質分解酵素であるブロメリンと酸が働きかけるため。ここでも、ブロメリンの強い力が確認できますね。

ちなみに、缶詰のパイナップルは加熱処理されているので、ゼラチンのタンパク質を壊すことがありません。ゼリーを作る際は生のパイナップルを使わずに、缶詰のものを使いましょう。

パイナップルでお肉を柔らかくする方法

酢豚のお肉は柔らかい方がおいしいに決まってます!ブロメリンの効果を損なわずに酢豚を作るポイントをお教えします。缶詰のパイナップルは加熱加工されているので、生のものを使ってくださいね。

下ごしらえの段階で使う

加熱前の下ごしらえの段階で、お肉とパイナップルを一緒にすれば、ブロメリンの効果を生かして柔らかく仕上げることができます。

ひと口大に切った豚肉とパイナップルを、チャック付きの保存袋に入れましょう。パイナップルの汁もこぼさずに全部入れてくださいね。鶏肉に下味をつけるときのように、豚肉とパイナップルを揉みあわせましょう。調理時間に余裕がある場合は、そのまま冷蔵庫で保存するとさらになじみますね。

炒める際は、パイナップルと汁も一緒にフライパンに入れましょう。酢豚の味わいにコクとほどよい酸味をプラスしますよ。「酢豚入りパイナップルが苦手」という人のために作る際は、パイナップルをすりおろして入れるといいですよ。

加熱後に和える

豚肉の消化・吸収をよくするために、加熱後の酢豚に生のパイナップルを加えましょう。豚肉の分解を助けるだけでなく、腸内のお掃除もしてくれます。パイナップル入りの酢豚が苦手な人は、食後にデザートで食べるのもおすすめですよ。

ブロメリンの健康・美容効果

お肉などのタンパク質に対して強力に働きかけるブロメリンですが、私たちの健康と美容にもうれしい効果をもたらします。

ブロメリンは、食事で摂り入れたタンパク質の消化吸収を助ける働きがあります。酢豚やハンバーグにパイナップルが添えられているのはこのためだったのですね。さらに、腸内の腐敗物を分解してくれるので、お腹にガスが溜まりやすい人や、便秘気味の人におすすめです。腸内の環境が整うことで、美肌効果も期待できます

隠れきれてない隠し味

ブロメリンの働きのほかに、味わいの面でもパイナップルは重要な役目を担っています。食欲増進の働きがあるパイナップルのクエン酸やリンゴ酸が、こってり脂っこくなりがちな酢豚を、さっぱりと爽やかに仕上げているのです。酢豚に入ったパイナップルの果実を食べなくても、酢豚全体に回った甘酸っぱさが、タレにコクや深みをプラスしているのが感じられますよね。

入ってないとさみしいパイナップル

酢豚のパイナップルにまつわる意外な事実をご紹介しました。お肉を柔らかくしたり、腸内環境を整える働きがあるとわかったら、パイナップル入りの酢豚が好きな人はもちろん、嫌いな人も、残さず食べたくなりますよね。これからはぜひブロメリンについて考えながら、酢豚を食べてみてくださいね。

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