ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

世界に広がる焼き肉人気!

リーズナブルな料金で食べられる格安ステーキや熟成肉など、ここ数年空前の肉ブームが続いています。 かつては「肉=太る」というイメージがあり、女性は敬遠しがちでしたが、赤身のお肉は健康や美容によいということが分かってからは女性の間でもすっかり好まれるようになりました。現在では「肉食女子」という言葉も定着しているほどです。 お肉をウリにする飲食店も続々と増え、今や女子会や合コンでも焼き肉をチョイスする人も増えているのだそう。「おひとり様焼き肉」というのもすっかり定着しましたよね。 そんな焼き肉は、どうやら日本のみならず、世界中で人気なのだそうです。ですが、焼き肉を英語でいったいどういうのでしょうか。また、焼き肉以外の日本を代表する料理はどうなのでしょうか。わかりやすくまとめてみました。

焼き肉を英語で言うと?

リーズナブルな料金でお腹いっぱい食べられるチェーン店系の焼き肉店から、A5ランクのお肉を取り扱う高級店まで、ひとくちに焼き肉屋と言っても幅が広いですよね。そんな焼き肉ですが、英語で伝えるときにはどう表現するのがもっとも正しいのでしょうか。

Grilled meat(グリルド ミート)

焼き肉の英語表記のひとつめが、Grilled meatです。直訳すると、グリルしたお肉ですが、この「Grilled meat」を焼き肉の英語訳ととらえる説もあるようです。 ですが、日本に比べてお庭でのバーベキューや、日々の食卓にお肉のグリルを出すことが多い欧米ではそのような料理と勘違いされる可能性もありますので、伝える際には少し注意が必要ですね。

Korean barbecue(コリアン バーベキュー)

焼き肉店に行くと、キムチや韓国のり、マッコリなどのメニューを見かけることが多いですよね。確かに、コリアンタウンとして有名な東京・新大久保にもたくさんの焼き肉店を見かけます。ですが、そもそも焼き肉は韓国発祥の食べ物なのでしょうか。 これに関しては諸説ありますが、古くは在日朝鮮人の方が、当時日本人があまり食さなかった捨てるもの=放るもん=ホルモンを食肉文化として開花させ、その食肉ルートを持つ強みから、焼き肉店を経営している方が多いのだそうです。 そのため、韓国発祥というわけではないですが、経営者の母国のものと言うことで韓国料理を取り扱う焼き肉屋が多いのだそうですよ。 焼き肉=「Korean barbecue」でも通じますが、「焼き肉の英語訳は?」と聞かれた際に、万人一致で「Korean barbecue」と答えるかと聞かれると、まだまだそれほど浸透はしていなさそうですね。

Japanese barbecue(ジャパニーズ バーベキュー)

もともと、日本の焼き肉の起源は韓国にあるのではと言われていますが、お肉を焼くというスタイルはどこの国でも古くから存在している食のスタイルであるため、定かではありません。 ですが、ハラミ、モモ、タンなどのさまざまな部位のお肉が充実していることと、ご飯ものやサラダ、デザートまで充実しているのは日本ならではでないでしょうか。 Googleの検索を見ていても、「Korean barbecue」と比べるとはるかにヒット数が多いため、「Korean barbecue」よりは「Japanese barbecue」を焼き肉の英語訳とする方がよさそうですね。

YAKINIKU(ヤキニク)

いまや日本のみならず、世界中でちょっとしたブームになっている焼き肉。大手チェーン店系の焼き肉店も、いくつか海外に出店しているところがありますよね。そんな焼き肉は、もはや「YAKINIKU」で通じてしまうほど、世界中に有名な食べ物になりつつあります。 よく中学校の英語の教科書などで、「TAKOYAKI(たこ焼き)」や「OKONOMIYAKI(お好み焼き)」など、日本語の料理名をそのままローマ字にし、教科書上では斜体になっていたものを見かけませんでしたか。焼き肉もいまやこのひとつになりつつあります。 ですが、話す相手や海外旅行先によってどこまで日本の焼き肉が浸透しているのかは異なります。焼き肉を英語で伝える必要があるときは、まず「YAKINIKU」で通じるのか確認し、相手が理解していないようであれば、「Japanese barbecue」「Grilled meat」と試してみるとよさそうです。
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