ライター : RUI@

料理研究家

ヤスダヨーグルトって知ってる?

今回ご紹介するヤスダヨーグルトを生産する株式会社ヤスダヨーグルトは、阿賀野市は新潟県の中の酪農発祥の地として知られており、1987年に酪農者9名で立ち上げた「安田牛乳加工処理組合」により販売が開始されたのが始まりです。 現在では、定番のヨーグルトをはじめ、季節限定でオリジナルの味のヨーグルトを発売したり、発酵バターやボディーソープ、和風リキュールなど販売の幅を広げていたりと、発展が目覚ましい会社へと成長しました。日本航空のJALの客室乗務員の間ではヤスダヨーグルトの商品がブームになった時期もあるくらいです。 今回は、そんなヤスダヨーグルトが開発・販売している商品の特徴からおすすめ商品まで、詳しくお伝えします!読み終わるころには、あなたも食べたくなってるはず?

ヤスダヨーグルトはこんなに魅力的!

しぼりたての生乳で新鮮な味わい

通常の牛乳は、しぼりたての生乳から乳脂肪分と水分を除去した、脱脂粉乳と呼ばれる分類になるものが多いです。しかしながら、ヤスダヨーグルトが製造する製品は、しぼりたての生乳を100%使用しており、これをヨーグルト化したものが製品となっています。 乳牛は、徹底した衛生管理のなかで育てられており、越後連山の伏流水を毎日あたえられ、牛舎内でも乳牛が自由に歩き回れる「フリーストール」という方法で飼育されています。これら自然の元での自由な飼育が、生乳の品質を安定させる大きなポイントとなっているといえるでしょう。搾乳も衛生的で効率よく行われているので、新鮮で栄養いっぱいなヨーグルトを楽しむことができます。

添加物不使用で安心のおいしさ

通常、ヨーグルトは乳や乳製品を主として乳酸菌で発酵させ、添加物を使用し、人が食べやすい味や香りに変化させたものが多いです。人工甘味料を用いて甘みを付けたり、発酵の際の独特な香りを緩和させたりした方が人が食べやすいためです。 しかし、ヤスダヨーグルトでは牛乳ではなく生乳を用いてヨーグルトを製造するため、甘みに至っては新鮮な生乳そのものの甘みを味わうことができます。21世紀梨の味をヒントに、ブドウ糖や果糖を用いて甘みを出し、ヨーグルトの酸味と合わさっているため、乳製品が苦手な方でも味わえるような商品になっているんですよ。

独自の製法で栄養も豊富に摂れる!

しぼりたての生乳には全てのビタミンが含まれており、牛の赤ちゃんが人間の約3.8倍ものスピードで育つというほどたくさんの栄養素が含まれています。そんな生乳を100%含んだヤスダヨーグルトは、搾乳したその日のうちに、徹底した衛生管理の元でヨーグルト化されています。 独自の製法の1つには低温殺菌があり、高温による栄養素の破壊を防いでいます。生乳にはビタミンをはじめとする栄養素を多く含んでいるため、それを極力壊さずにそのまま摂取できるというわけです。

コクがあるのに飲みやすい

ヤスダヨーグルトは生乳を使っているのにヨーグルト臭さがないため、乳製品が苦手な方でも食べやすいヨーグルトとして知られています。生乳を用いているので濃厚でコクがあり、ヨーグルト特有の酸味も一切感じないそうですよ。「飲むヨーグルトというよりは、ヨーグルトそのものを吸えるようにした濃厚さ」という声もあります。
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