ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

本格中華が、なんと10分で!

中華料理といえば、高温の油で炒め揚げしたり、調味料をたくさん使ったりして面倒……なんて思っていませんか? 今回ご紹介する「チンゲン菜のオイスターソースあんかけ」は、シンプルな調味料を使って、たった10分でできちゃいます! チンゲン菜を湯がいて、オイスターソースのあんをかけるだけ。オイスターあんは、材料を混ぜて煮るだけでできるので、とても簡単です。 時間がかからないだけではなく、本格的な見た目に味というのも、嬉しい一品。 では、作り方をご紹介します。

『チンゲン菜のオイスターあんかけ』の作り方

材料(2〜3人分)

チンゲン菜 2束 A オイスターソース 大さじ1 A 鶏がらスープ (水100cc 粉末小さじ1) A 酒 大さじ1 A みりん 大さじ1 A すりおろしにんにく 1片 水溶き片栗粉 (片栗粉小さじ1 水大さじ1) 溶き卵 お好みで

作り方

①チンゲン菜を水洗いし、根元を十字に切り4等分にする。
②鍋にたっぷりのお湯を沸かし、チンゲン菜を30〜40秒ほどさっと湯がく。
チンゲン菜を調理する際は、ゆで時間を短めにすることでシャキッとした食感が生きてきます。 茹でていると、さっと色鮮やかになる瞬間があります。そこが茹で上げのタイミングです。
③ザルにあけて、水気を切る。
④器に盛り付ける。
写真のように交互にもたれかけるようにすると、あんの絡みが均一になります。このほか、丸皿に均一に並べても。
⑤Aの調味料を火にかけ、ひと煮立ちさせる。
⑥水溶き片栗粉を加えて混ぜ、全体にとろみをつける。
とろみをつけた後、お好みで溶き卵を加えて混ぜると、卵の黄色が加わってより鮮やかな一皿になります。
⑦チンゲン菜に上からオイスターソースあんをかけて出来上がり。

食欲をそそる歯ごたえとオイスターの旨み!

あんをかけて艶がかったチンゲン菜は、見栄えがよく華やか! オイスターソース独特の甘みのある香りが、本格中華を演出します。 シャキッとしたチンゲン菜に、甘みがかったオイスターあんがよく絡んで美味しいですよ。 出来立ての温かいうちはもちろん、冷めても美味しい一品です。 旨味が強いので、ビールや紹興酒、ハイボールなど、味にキレのあるもの、炭酸入りのお酒との相性が良いですよ。 「あと一品」がほしい時や、おつまみに「今スグ一皿ほしい!」時にうってつけ。ぜひお試しくださいね。

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