ライター : TK

メキシコ料理では定番のトルティーヤチップス

おやつにアペタイザーに大活躍してくれる、すっかりおなじみのトルティーヤチップス。市販品も多く出回り、海外食品の輸入店ではオーガニックで、大きな袋入りのパーティーサイズのものも売られていますね。 メキシコやアメリカでは、トルティーヤチップスは通常、サルサやワカモレなどのディップと一緒に食べるものなので、ごく軽い塩味、もしくは塩なしのものが圧倒的なシェアを誇っています。ドリトスのように、トルティーヤチップス自体に濃い味がついているものは、コンビニやスーパーでスナック菓子として売られていて、少し違った扱いになっているんです。 海外でトルティーヤチップスといえば、まずこの薄味のものを指していることを覚えておくといいかもしれません。

トルティーヤチップスってどうやってできるの?

トルティーヤは、すり潰したトウモロコシから作る、メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカの伝統的な薄焼きパンです。それを三角に切って揚げる、または焼いてできたものがトルティーヤチップス。 カロリーを気にする方は焼いたものがおすすめですよ。形は三角形が多いですが、中には細長いものもあるんです。ホームメイドの場合は、好きな形で作れるのが楽しみのひとつですね。 では、トルティーヤチップスの基本の作り方とアレンジレシピをご紹介しましょう。

トルティーヤチップスの作り方

1. ベイクドトルティーヤチップス

丸いトルティーヤを8等分に切り分け、油をぬった天板に並べ、トルティーヤの表面にも軽く油をぬり、お好みで塩を少量ふりオーブンで焼きます。均等に焼けるように、途中で天板の向きを変えましょう。パリッとしたら焼き上がりです。 トルティーヤはコーン、フラワーなどお好みのものを使ってください。オーブンにより、焼き時間が違いますので、様子を見ながら焼きましょう。 ディップをつける場合は、塩はお好みで。なくても十分おいしくいただけますよ。

2. フライドトルティーヤチップス

トルティーヤチップスを揚げる場合は、8つに切り分けたトルティーヤを175℃の植物油で揚げます。2〜3分できれいな茶色になります。ペーパータオルをしいたお皿などに入れ、しっかりと油を切りましょう。塩を使う場合は揚げたらすぐにふりかけます。揚げたトルティーヤチップスは、熱いうちに食べた方がおいしいですよ。

3. ドリトス風トルティーヤチップス

ドリトス風のしっかりと味のついたトルティーヤチップスがお好みの場合も、ホームメイドで作れるんですよ。トルティーヤは通常トウモロコシから作りますが、小麦粉から作られたものも同じく「トルティーヤ」と呼ばれています。ドリトス風に作るには、コーントルティーヤを使うとおいしくできますよ。 パプリカ、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、乾燥ディル、チャイブ、パセリ、塩を器に入れ混ぜておきます。コーントルティーヤの両面にブラシで油をぬり、積み重ねます。重ねたまま、ナイフで一度に8等分に切りましょう。 トルティーヤが重ならないように天板に広げ、オーブンで焼きます。途中で一度、裏返して両面を焼いてください。焼き上がれば、ブラシで少量の油をぬり、タッパーや紙袋などに入れ、スパイス類をふりかけます。スパイスが均等につくようにタッパーをゆするか、または混ぜれば完成です。

トルティーヤチップスのアレンジレシピ

1. チキンと黒豆のナチョス

メキシコ料理の代表、ナチョス。ホームメイドでお好みの具を入れ作りましょう。 こちらはチキンと黒豆がメインのナチョスです。トルティーヤチップスを天板に広げます。リフライドビーン*をチップスの上に広げ、刻んだチーズ、調理済みの黒豆、コーン、ピコ・デ・ガヨ**、調理済みのチキンをのせ、チーズ、ハラペニオをふり、オーブンで焼きます。ワカモレ、サワークリーム、サルサなどを添えて、あつあつをどうぞ!
*リフライドビーンズは豆を柔らかく煮てつぶし、油で炒めたものです。缶詰で売られています。なければ、黒豆の量を少し増やしてみましょう。 **ピコ・デ・ガヨはトマト、玉ねぎ、ハラペニオを混ぜたメキシコ料理で使うサルサです。レシピは下記のディップのところをご覧ください。
▼リフライドビーンズはこちらで購入できます。

ITEM

Santa Maria Mexican Refried Beans Spicy リフライドビーンズ

¥439

内容量:215g

※2019年10月15日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

編集部のおすすめ