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壬生菜という野菜をご存じですか?京都の伝統野菜で、関西では、古くから親しまれています。β-カロテンを豊富に含み、ミネラルも豊富な壬生菜。今回は、壬生菜の旬や産地とともに、人気の壬生菜を使ったレシピもご紹介します。

栄養豊富でおいしい「壬生菜」

関西では昔から親しまれている「壬生菜」。家庭菜園で作られることも多いポピュラーな野菜ですが、ほかの地域ではなじみが薄い食材かもしれませんね。最近は流通が増え、売っている場所も多くなっている壬生菜。その産地や栽培方法から、栄養素、人気のレシピもあわせてご紹介します。

壬生菜とは?

壬生菜の発祥と特徴

壬生菜の名は、京都市内の壬生地区で栽培されていることに由来します。

1800年初頭に書かれた書物にも壬生菜の表記はあり、その頃には水菜と区別されていたようです。壬生菜はアブラナ科のアブラナ属で、水菜と同じ仲間に属する野菜。壬生菜の特徴は、葉にギザギザとした切れ込みがなく、細長いへらのような形をしていることです。

壬生菜と水菜の違い

壬生菜は水菜から自然交配を経て誕生した野菜で、いろいろとよく似ています。ただ、葉の形がやや違います。水菜の葉はギザギザとしていますが、壬生菜にはギザギザがなく、細長い丸い葉です。

味も少し違います。さっぱりとした味の水菜と比べ、壬生菜にはぴりっとくるような辛さと苦みを感じる人が多くいます。大人向けの風味といえるかもしれませんね。色も水菜の方が薄く、黄緑色をしているのに対して、壬生菜は濃い緑色をしています。

壬生菜が持つ栄養素

壬生菜にはさまざまな栄養素が含まれています。豊富なβ-カロテンがそのひとつ。強力な抗酸化力を持っており、体内では必要量に応じて、ビタミンAに変換される優れものです。

ビタミンAは、頭髪や視力、粘膜や皮膚を守ってくれるだけでなく、喉や肺の呼吸器系を守ってくれるともいわれています。

ビタミンCも多く、風邪の予防や、疲労回復、肌荒れにも効果が期待できます。また、カリウムや、カルシウムを多く含むので、骨の健康維持にも欠かせません。カリウムが不足しますと、むくみや高血圧の原因になるともいわれているので積極的に取り入れたいですね。

マグネシウムや、鉄、リンなどのミネラルも豊富です。栄養満点の野菜なので、毎日の食生活に積極的に取り入れていきたいですね。

壬生菜を使った人気レシピ3選

オクラと壬生菜のおひたし

壬生菜とほうれんそう、オクラを和えた、それぞれの食感を楽しめるおひたしです。

壬生菜とんほうれんそうは先に茹でて水に浸し、しっかりと水気をしぼって食べやすい大きさに切っておきます。オクラは塩揉みをしたあと茹でて、小口切りに。

青菜類とオクラをボウルに入れて、めんつゆ、みりんを加え、粘りが出るまで和えましょう。好みの味に調味をしたらできあがり!

青菜は束によって多かったり少なかったりするので、味はみながら味を整えたほうがおいしく仕上がりますよ。

壬生菜のお漬物

ビニール袋で簡単にできる壬生菜の浅漬けのレシピです。

ビニール袋に材料を入れ、丸一日冷蔵庫に入れておくだけで完成する簡単なレシピ。切らずにタッパーなどで保存して、食べる直前に切るのがコツだそうです。細かく刻んでごはんに混ぜた菜めしもおいしそう!

壬生菜のふわふわ小鉢

まずは人参はスライサーで細切りにして、湯がいておきます。壬生菜は熱湯でサッと茹で、小さめにカットして水気を切ってください。また、豆腐の水気も同じく切っておきましょう。

砂糖、しょう油、すりごま、塩を小鉢で合わせたら、調味料は完成。

具材をすべてボウルに入れたら、調味料を入れて混ぜ合わせればできあがり!

お豆腐は、手でつぶしてからボウルに入れると調味料とよくなじみます。ふわふわとした食感が楽しい一品ですよ。

壬生菜の栽培方法と旬の時期

壬生菜の栽培方法と、旬の時期についてご紹介します。旬を知ることで、一番おいしい時期に食べることができますね。お庭やベランダでの家庭栽培にもぜひチャレンジしてください。ほしい分だけ収穫できるので、家庭菜園にもぴったりです。

壬生菜の栽培方法

壬生菜は種をまいてから約2ヶ月~3ヶ月で収穫できます。種まきの時期は、高冷地で7月上旬~8月上旬。中間地で8月中旬から10月中旬。暖地で9月上旬~10月下旬となっています。

夏は害虫が多く発生する時期なので、虫害が落ち着く9月に入ってからの方が育てやすいかもしれません。耐寒性も耐暑性もあります。日当たりの良い場所で育ててあげてください。壬生菜は虫がつきやすい植物ですので、寒冷紗などをかけてあげるのもいいですね。

壬生菜の旬の時期

壬生菜は草丈が25センチ以上になったら収穫できるので、ほしい分だけ切り取っていくことができます。株ごとの収穫は12月~2月にかけてが旬の時期となり、1月にピークを迎えます。冬の時期が旬なのでお鍋にピッタリですね!

おわりに

いかがでしたでしたか。栄養豊富な壬生菜の魅力に気づいていただけたでしょうか。味もよく、色々な料理に使える壬生菜を見かけたら手に取ってみてください。プランターなどでも育てやすい野菜ですので、家庭菜園にもぜひチャレンジしてみてくださいね。

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