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宮城県が主に産地として有名な「ホヤ」。貝のような、ナマコのような見た目ですが、どちらの仲間でもなく、脊索動物(せきさく)なのです。塩辛にするととてもおいしく、珍味としてたくさんの人に愛されています。そんなホヤの塩辛についてご紹介します。

ホヤとは?

みなさん、「ホヤ」って聞いたことはありますか?ホヤとは、全国的に生息しているものではありますが、主に宮城県で多く水揚げされている脊索動物(せきさく)です。その見た目は、貝やナマコに似ており、色は鮮やかなオレンジ色で、インパクト大!少しグロテスクな見た目ですが、味はおいしいといわれています。

宮城県で獲れるホヤは、「マボヤ」と呼ばれ、肉厚で甘さがあり、全国でとれるマボヤのなかでも、群を抜いておいしいといわれているのです。さらに、ホヤの旬は5月中旬から8月中旬といわれており、この時期のホヤを食べることをおすすめします。また、ホヤを食べるときは、必ず新鮮なものを食べるようにしてください。それは、ホヤが古くなってくると、ゴムのような変な味を出してしまうからです。

新鮮なホヤの味は、甘み、渋み、苦み、潮の香りを兼ねそなえた、独特の味があります。新鮮なものほど、おいしくいただけるのだそうです。日本を大きく揺るがした、あの大震災後、ホヤが流されてしまい、一時は日本の海から姿を消したそうです。ホヤは、生まれてから3年経ってやっと出荷できるそうで、漁師さんのホヤに対する強い想いとともに、現在ではホヤの出荷が再開されています。

そんなホヤを使ったホヤの塩辛について、これからご紹介していきます。

ホヤの塩辛の特徴

ホヤは、お刺身や酢の物などでも多くの方に食べられていますが、その中でも有名なのが「ホヤの塩辛」です。

ホヤの塩辛は、ホヤ独特の味を活かしながら、塩味をきかせています。その見た目は、獲れたてのウニやイクラに近いオレンジ色をしており、貝のようで、とても肉厚。そのまま食べても十分おいしいのですが、わさび醤油につけて食べると、味がしまってさらにおいしくなりますよ。

そんなホヤは、なんと自宅でも作ることができるのです。自宅で作ってみたい!という方に、ホヤの塩辛の作り方をご紹介していきます。

ホヤの解体方法

ホヤの解体方法から説明していきます。

・ホヤの先端には、凹凸があり、この凸の部分を切り落とす。
※凹の部分を切り落とすと、黒い部分が出てきてしまうので要注意。

・凸の部分から出る「ホヤ水」と呼ばれる水をボールにとっておく。

・ホヤの真横から、半分にするように殻のまま包丁を入れ、切っていく。

・片方の手で殻を持ち、もう片方の手でホヤの身を殻から外す。

・ホヤの身についている黒い部分は、食べられないので、包丁などで切り落としておく。

ホヤのさばき方

・解体したホヤの身を解体時に出した「ホヤ水」の中へしばらくつける。

・ホヤ水から取り出し、ホヤの身をキレイに水洗いする。

・ひと口サイズに包丁で切っていく。
※ホヤの食感を楽しみたい方は、やや大きめに切るとよいでしょう。

塩辛にする

・鍋にみりんまたは日本酒を入れ、沸騰させてアルコールを飛ばし、冷ましておきます。


・ボールにさばいておいたホヤの身を入れ、塩をふります。

・塩とまぶしたホヤの身に冷ましておいた、みりんまたは日本酒を入れてよく混ぜ合わせます。

・フタのついた容器に入れ、冷蔵庫で2、3日寝かせれば完成です。

意外と簡単にホヤの塩辛を作ることができるので、ぜひ参考にして作ってみてください。

ホヤの塩辛の食べ方

ホヤの塩辛の独特な味と甘みが、たくさんの方に愛されています。そのクセの強さに、ハマってしまうと病みつきになり、抜け出せないほどです。そんなホヤの塩辛の食べ方についてご紹介していきます。

お酒の肴として

お酒の肴として食べられるのは、定番中の定番です。ホヤの塩辛をひと口食べて、お酒を口に入れれば、お酒が止まらなくなってしまいます。

ホヤの塩辛には、日本酒や焼酎が特に合うといわれ、お酒を飲む方には最高のおつまみになるようですね。

ごはんのおともとして

ホヤの塩辛は、もちろんごはんにも合います。おしんこ代わりとしても食べれますね。あつあつのごはんの上にのせて、一緒にいただきましょう。白米だけでなく、麦ごはんと合わせてもおいしいのでオススメですよ。

ホヤのかき揚げ

少し凝った料理をここで紹介します。ホヤの塩辛とシソの葉をかき揚げにしても、おいしくいただけます。材料はとてもシンプルでホヤの塩辛とシソの葉のみです。

ホヤの塩辛の水分をしっかりとキッチンペーパーなどで拭き取ります。シソの葉は、細かく刻んでおきましょう。水分を切ったホヤの塩辛とシソの葉に、天ぷら粉を混ぜ合わせ、天ぷら粉と水で作った衣につけます。それを180度に熱した油で色がつく程度に揚げれば完成です。

揚げすぎてしまうと、ホヤが固くなってしまうので要注意です。たったこれだけで、ホヤのかき揚げが完成。ホヤの独特の風味が苦手という方は、これを機に挑戦してみてはいかがでしょうか。

珍味をおいしく

ホヤの塩辛についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。見た目は貝やナマコに似て、少しグロテスクですが、食べず嫌いなんてもったいない!東日本大震災の被害をうけた後、再び漁師さんによって手間暇かけて養殖されたホヤはとても貴重と言えるでしょう。普段はあまり目にすることが少ないかもしれませんが、今はインターネットで何でも手に入ってしまう時代です。この「ホヤの塩辛」も例外ではありませんよ。あなたもぜひ、この珍味を食べてみてくださいね。

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