ライター : さとみひろこ

フードディレクター / 食育指導士

もっちり食感の生パスタを手作りしよう

Photo by hiroko satomi

前回は、完熟トマトを使った保存食・トマトソースの作り方をご紹介しました。今回は、このトマトソースにもぴったりな、自宅で簡単に作れる「自家製生パスタ」の作り方をご紹介します。時間もそんなにかからず、簡単に作れますよ。 ▼前回紹介したトマトソースのレシピはこちら

余りがちな小麦粉を無駄なく活用!

よく、小麦粉の保存期間を聞かれますが、袋に記載されている賞味期限はあくまでも開封していない状態のもの。もし開封してしまったら1〜2ヶ月を目安に使い切りましょう。 「そうは言われてもなかなか使い切れない」そんな方も多いと思いますが、そんなときにおすすめしたいのが、この自家製パスタ。パンと違って発酵時間などもあまりかからないので時間もかからず、工程も簡単ですし、自分で作れば、市販の乾麺に比べて塩分量も減らせますし、なによりモチモチの食感が魅力です。 また、材料を混ぜ合わせる際に、塩の代わりにハーブ塩を使ったり、ご自宅に余っているドライハーブなどを混ぜて作れば、きれいな緑色のパスタも作れますし、これからの季節なら、ハロウィンの食材としてよく店頭でも見かけるようになるパンプキンパウダーなどを混ぜるのもおすすめです。きれいなオレンジ色のパスタが、ハロウィンパーティで大活躍しますよ! ぜひご自宅でご家族やお子様と一緒に、ワイワイ作ってみてください!

手打ちパスタの作り方

材料 2人分(作りやすい量)

・強力粉 100g ・水 50ml(または、卵1個) ・塩 ひとつまみ

ポイント

・水の代わりに卵で作ると黄色い生地になり、モチモチとした弾力感がうまれます。 ・お好みでハーブなどを入れることもできます。

作り方

1. ボウルに強力粉を入れ、水(または溶き卵)、塩を入れたらよくあわせ、生地全体がまとまるまでしっかり混ぜます。

Photo by hiroko satomi

2. 生地がまとまったら、一度生地をラップで包み、15分ほど生地を休ませます。

Photo by hiroko satomi

3. 打ち粉をした台の上で再度生地をよくこね、生地がしっとりしたら、ラップで包んでさらに15分生地を休ませます。
4. 打ち粉をした台の上で、麺棒を使って生地を伸ばし、食べやすい大きさにカット。小さめの白玉をつくる要領で生地をまるめて、真ん中をギュッと押すと、耳たぶのような形のパスタ”オレッキエッテ”となり、火も通りやすくおすすめです。

Photo by hiroko satomi

編集部のおすすめ