ライター : ☆ゴン

関西地方の定番「どろソース」とは?

「どろソース」は、神戸市のポートアイランドに本社・工場を持つ、オリバーソースが製造販売しています。1923年創業のオリバーソースは、関西では有名な老舗の調味料メーカーです。

どろソースはいまや関西だけでなく、全国に隠れファンがいるほどの看板商品に成長。そんなどろソースの人気の秘密を探ってみましょう。

どろソースの名前の由来

はじめてどろソースの名を聞くと、「どろ」という言葉が気になりますね。これは水が混ざった土の泥ではなく、どろりとした、という表現からつけられたネーミング。この名は商標登録されているため、ほかの企業が勝手に使うことはできません。

ソース作りは、すべての材料を加熱して、タンク内で熟成させます。時間経過とともに、沈殿物が底に溜まり、その上澄み液をウスターソースとして販売。どろりとした沈殿物は、どろと呼んで廃棄していました。そのどろを商品化したことから、そのまま名前にしたのです。

どろソースのラインアップ

家庭用どろソースには普通のものだけでなく、「辛さ5倍」タイプがあります。また、「どろ仕込み」を冠した、お好み&焼きそばソースが2種類。それ以外に周年記念や期間限定、コラボ商品が販売されることがあるそうですよ。

どろソースの特徴と有名になった歴史

創業当時のオリバーソースは、従来のウスターソースを製造していました。1948年に日本初のとんかつソースを発売すると、1968年には家庭用お好み焼きソースを発売。しだいに濃厚なソースを、開発・製造するようになるのです。

濃厚なソースを作るため、材料や香辛料の量が増えるのは当然のこと。そうなると沈殿物「どろ」も増えるのは必然ですね。そのころには、どろを廃棄することなく、得意先の飲食店に無料配布していました。その濃厚などろが、旨味が強くてスパイシーだと評判に。

1993年に家庭用どろソースを発売すると、折からの「そばめし」ブームと相まって、たちまち注目を集めるようになるのです。以上が、どろソースが有名になったきっかけだとされます。

どろソースの代表的な使い方

ソースを製造するときに使われる材料や香辛料のエキスを、ギュッと閉じこめたのがどろソース。そんなコクと旨味、スパイシーさを兼ね備えたソースは、あらゆる料理に大活躍すること間違いなしです。

そばめしに使う

どろソースを、たこ焼きやお好み焼き、焼きそば用のソースとして使っても、もちろんおいしいですよ。ちなみに、どろソースが一躍脚光を浴びるようになったきっかけは「そばめし」。

やはり、そばめしにこそ使いたいものです。濃厚なとろみが麺とごはんにしっかりと絡んで、全体にコクと旨味、辛味を与えてくれます。

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