ライター : とも

子育てフードライター

美しすぎるグラスジェムコーンとは

「Glass Gem Corn(グラスジェムコーン)」は、半透明で宝石のようにカラフルなとうもろこしのことです。ネイティブアメリカンの農家であるカール・バーンズ氏が自然交配の品種改良を重ねて誕生したといわれています。日本では「レインボーコーン」と呼ばれることもありますよ。

グラスジェムコーンの特徴は?

味や食感

グラスジェムコーンは、一般的に食べられているスイートコーンのような甘みはありません。また、フリントコーン(硬粒種)に分類されていて、ゆでたり焼いたりしても硬く、グラスジェムコーンだけ食べるのにはあまり適していません。

グラスジェムコーンは紫や青、ピンク、緑などカラフルなのが特徴。ひと房ごとに色の出方が異なるのもグラスジェムコーンの魅力です。まるで宝石のような美しさは、ドライフラワーとして利用されることも多いですよ。

黄色いとうもろこしとの違い

一般的な黄色いとうもろこしは、スイートコーンに分類されます。甘みが強く、でんぷん質が少ないのが特徴。ゆでたり焼いたりすると甘みがより感じられ、品種によっては生食できるものもあります。

一方、グラスジェムコーンは前述の通りフリントコーン(硬粒種)に分類され、硬いでんぷん層が粒全体に広がっています。加熱してもやわらかくならず、そのまま食べるには適していないため、ポップコーンや粉末などに加工して使う点が違います。

グラスジェムコーンの食べ方

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