ライター : myan3

日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ / フードアナリスト

グリルインロースターとは?

グリルインロースターを知っていますか?最近注目を集めるキッチンツールで、その名の通り、魚焼きグリルに入れて、オーブン料理ができるというもの。つまり、家庭で手軽にダッチオーブン風の料理が叶うんです。 ダッチオーブンとは、キャンプ通の人ならすぐにイメージが湧くと思いますが、煮る、焼く、蒸すなどができる万能調理道具。鋳物製の剛鉄でずっしりと重い鍋は、保温性も抜群。蓋の上に熱した炭を置いて、上からも熱を加えてじっくり加熱していきます。 家庭で使えるグリルインロースターは、魚焼きグリルの短時間で高温になる特性を活かして、初心者でもあっという間に本格的な料理ができる、優れた商品なのです。 今回はグリルインロースターの特徴と使い方からレシピまで、その魅力をたっぷりとご紹介します!

グリルインロースターを使うメリット

短時間でおいしく調理

短時間でムラなく食材をやわらかくし、お肉はしっとり、根菜系の野菜はホクホクの焼き上がりになります。 また、簡単なのにご馳走料理ができると評判です。野菜やお肉など素材そのものの旨みや栄養を逃さず調理できるため、おいしさがぎゅっと詰まった本格的な料理を作れます。 取っ手は、蓋にも本体にも使えて取り外し可能。そのまま食卓に出しても、違和感はありません。調理から食卓に提供するまでの手間をとことん楽にしてくれる、機能性の高い調理器具です。

お手入れも楽チン

魚焼きグリルが汚れないため、後片付けはとっても簡単!楽しく食事を済ませた後に、洗い物が大変だと気が滅入りますよね。グルル自体の網や受け皿を洗う必要がなく、お手入れが楽なので、活用頻度も上がりそう! そして鉄製のダッチオーブンと比べて、アルミ製で軽量、お手入れも必要ありません。キッチン棚から出し入れも簡単で、扱いやすい点が女性には嬉しいポイントですよね。コンパクトサイズでキッチンの場所をとらずに収納できるのも魅力的です。 また、セラミックコーティングで焦げ付きにくい仕様になっているため、汚れも落ちやすくなっています。鉄製の鍋は、焦げ付いたら洗うのが大変です。さらにシンクに傷がつかないよう気を遣って洗うのも一苦労。グリルインロースターならそんなストレスはありません。

グリルインロースターの特徴と使い方

ガス火やIHにも対応しているため、最初に炒めたり、焼き付けたりして、そのままグリルに投入できます。 また、蓋が付いているため、じっくり火を通したい場合は蓋をします。容器内にこもる対流熱を利用し、中までしっかり火を通すことができます。 表面に焼き目を付けたい場合は、蓋を外して使用します。料理の仕上げに、こんがり焼き目をつければ、見た目もおいしくなって食欲が倍増しそうです。

グリルインロースターを使ったレシピ5選

ローストビーフ

<材料> ・牛肉(牛たたき用)…300g ・にんじん…1/3本 ・玉ねぎ…1/2個 ・セロリの葉…適量 ・塩・こしょう…適量
<作り方> 常温に戻した牛肉に塩・こしょうをすり込みます。グリルインロースターに適当な大きさに切ったにんじん、玉ねぎ、セロリの葉をのせて、その上に牛肉をのせます。蓋をしないで片面焼きなら強火で8分、両面焼きなら6分焼きます。牛肉を裏返し、蓋をして片面なら弱火で12分、両面なら10分焼きます。お好みの加減になるまで、余熱で火を通して完成です。
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