ライター : 白井シェル

フリーライター

テキーラサンライズって何?

テキーラサンライズは、オレンジのグラデーションが美しいカクテルです。材料は、テキーラ、オレンジジュース、グレナデンシロップの3つだけ。テキーラの独特な風味と甘さがたまらないテキーラサンライズについて、ここではご紹介します。

テキーラサンライズの由来や意味を解説

テキーラサンライズの「サンライズ」は、英語で「日の出」を意味しています。グラデーションのオレンジは朝焼け空を、グレナデンシロップ(ざくろのシロップ)はメキシコの朝日を表現して名付けられました。

そしてカクテル言葉では、テキーラサンライズとは「熱烈な恋」を意味しています。

テキーラサンライズの度数についてチェック

テキーラの分量で度数に差が!

テキーラサンライズの度数は、テキーラをどれくらい入れるかで変わってきますが、平均的に12~18度とされています。氷でキンキンに冷えたテキーラサンライズはおいしいですよ。オレンジジュースの甘い味わいも手伝い、まるでジュースのように飲めてしまいそうですが、飲み過ぎにはご注意を!

例えば、ビールのアルコール度数は平均5%ほど。同じペースで飲んでいたら……アルコールに弱い方は、考えるだけでも恐ろしいですよね。自分でも気づかないうちに、お酒が回って酔っていたなんてことにもなりかねません。

バーで飲む際に、お酒に自信のない方はオーダー時にテキーラを少なくするよう伝えておくといいでしょう。いくらカクテルといっても、ベースがアルコール度数40%を誇るテキーラですので、飲み過ぎには注意してくださいね。テキーラを少なめにしても、美しいオレンジ色のグラデーションや爽やかな味わいは堪能できますよ。

ほかのカクテルとの度数比較

定番人気のジントニックや最近人気急上昇のモヒートを例に、ほかのカクテルとの度数を比較します。

まず、ジントニックのベースとなるドライジンは40%ほどのアルコール度数です。そしてトニックウォーターで割ったあとのジントニックのアルコール度数は5%程度。すっきりキレのいい味わいで、バーでは定番のカクテルです。4分の3がトニックウォーターでできているジントニックは、意外とアルコール度数が低めのカクテルでした。

続いて、オシャレなカクテルのモヒート。ラムベースのミントとラムが爽やかなキューバ・ハバナ発祥のカクテルです。ラム自体は40%ほどのアルコール度数ですが、カクテルになると10~20%弱のアルコール度数となります。

やはりベースの配合がアルコール度数を左右するポイントですね。

テキーラサンライズの味

テキーラサンライズはほかのカクテルと比べて飲みやすく、甘いお酒です。テキーラは独特のアルコール感が感じられるお酒ですが、果実の甘みによって感じにくくなっていますよ。ジュースのような味わいなので、お酒が苦手な方でも飲みやすいです。

テキーラサンライズの作り方

必要な材料、ちょっとしたコツをつかんでキレイなグラデーションカクテルを成功させましょう。お仕事や勉強、お家のことなどを頑張った一日の終わりに、ゆらりと揺れるオレンジ色のグラデーションを眺めながらリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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