ライター : 堀田 らいむ

webライター

炉端焼きとは?

仙台発祥の炉端焼き

炉端焼きとは、宮城県で生まれ、北海道で育っていった炭火焼き料理です。主に魚介類や野菜を囲炉裏で焼き、それを囲炉裏の端においてお客へ提供するスタイルが基本となります。 また、料理を運ぶための長い”しゃもじ”もこの料理の特徴です。 炉端焼き発祥のお店からたくさんの弟子が全国各地で店を出したことで、全国でこの炉端焼きが食べられるようになりました。現在では、伝統の炉端焼きスタイルの他に、「セルフ炉端焼き」という自分で食材を焼いて食べるスタイルのお店もあり、ここ数年人気の「牡蠣小屋」もこのスタイルに近いものとされています。

炉端焼きの名前の由来

炉端焼きの「炉端(ろばた)」とは、囲炉裏のそばという意味で、囲炉裏で焼いた料理を囲炉裏を囲ってそばで食べていたことから、「炉端焼き」と言われるようになったと言われています。

炉端焼きで使われる食材

【食材その1】鮮魚や一夜干しの魚

炉端焼きといえば、やはり魚を焼いたものが定番メニューとなります。中でも、一夜干しのほっけやきんきなどがよく見られるメニューです。 旨みが凝縮された一夜干しは、焼くことでジューシーになり、ホクホクの身はほどけるように柔らかく、絶品ですよ。

【食材その2】新鮮な貝

貝類も、炉端焼きでは定番的な食材のひとつです。 新鮮な貝を囲炉裏の強火であぶると、旨みがたっぷりの汁が溢れてきます。焼き手の絶妙な焼き加減により、一番おいしい時を見計らって提供されます。

【食材その3】新鮮な野菜

炉端焼きでは旬の魚介類の他、新鮮な野菜も定番食材です。囲炉裏で焼くだけのとてもシンプルな調理法なので、野菜を旨みを損なうことがなく、素材そのもののおいしさを味わえます。

全国の炉端焼き人気店

今や炉端焼きは全国に広がっている料理です。鹿児島から大阪、名古屋、東京と全国各地にある炉端焼きの人気店をご紹介します。
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