ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

インボルティーニとは

インボルティーニとはイタリア語で「包む」という意味です。 肉や魚でお好みの材料を巻いて、ローストしたり煮込んだりするイタリアの家庭料理の総称です。 トマトで煮たり、オリーブオイルをまわしかけたりと、味付けは各家庭によってあらゆるものがあります。 あまり聞き慣れないインボルティーニですが、家庭料理なだけあって実はとっても簡単。 ニンニクを使用しても良いですが、今回は夏向けにニンニク不使用でさっぱりと仕上げました。 ハーブを生かすと、シンプルな食材でも簡単にイタリアンな味わいになります。 好きな食材を使って気軽に楽しみましょう!

『アジのインボルティーニ』の作り方

材料(4人分)

旬の魚(今回はアジを使用) 切り身6枚 ベーコン 2枚(切り身1枚につき1/4枚程度) バジル 6葉 パン粉 大さじ1 粉チーズ 大さじ1 オリーブオイル 大さじ1程度 塩胡椒 小さじ1/4程度

作り方

①アジの切り身に塩胡椒をふる。
②アジの上にバジル、ベーコンをのせる。
③尻尾から頭側に向け、具と一緒にアジを巻く。
④巻き終わりを下にして、竹串で固定する。
⑤パン粉・粉チーズを全体にまぶし、オリーブオイルをまわしかける。
⑥220℃のオーブンで15〜20分焼く。
調理器具によって加熱時間は調整してください。 オーブンの代わりに、フライパンで両面グリルしても作れます。

ワインと一緒に召し上がれ!

脂の乗ったアジとベーコンを、バジルがさっぱりとまとめます。 味付けはシンプルですが、上にまぶしたパン粉と粉チーズで香ばしさアップ。 じっくり焼き揚げてふっくらした魚は、白焼きと似た美味しさがお楽しみいただけます。 そのまま食べても美味しいですし、バケットに乗せて食べても。お好みでレモンをかけても美味しいですよ! 出来立ての温かいものをお召し上がりください。よく冷やした白ワインやビールと相性が良いです。

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