ローディング中

Loading...

かぶは胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食品として古くから珍重されてきました。今回は夏の疲れた胃腸にうれしい「かぶの冷製スープ(ヴィシソワーズ)」の作り方をご紹介します。寒い季節には温めてもおいしく、一年を通じて楽しめるレシピです。

栄養たっぷりのかぶで夏の胃腸をケア

http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

かぶは一年を通じてスーパーで手に入れやすい野菜。品種改良などにより春夏でも栽培されるようになりましたが、本来の旬は11月頃から1月頃までです。この時期に最も多く出回り、甘みも増しておいしいと言われます。

でも、夏のかぶにも体にうれしい栄養素がたっぷり!
白く丸い実の大部分は水分でビタミンCカリウムが比較的多く、消化酵素のジアスターゼやアミラーゼが含まれています。弱った胃や食べ過ぎ、胸やけを解消する働きや、整腸効果があります。
また、二日酔いの緩和にも効果があります。

古くから日本ではおなじみの野菜

かぶはアブラナ科アブラナ属の越年草。古くから日本の暮らしに根付いているため、カブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)などと呼び名も数多くあります。

原産地は、アフガニスタン付近の中央アジアか、地中海沿岸と言われています。
『日本書記』にもその名が登場するかぶは、日本最古の野菜のひとつ。長い栽培の歴史の中で各地の気候や風土に合うように変異し、さまざまな品種が生まれ、現在は約80種にも及びます。主な種類として、小かぶ、天王寺蕪、聖護院蕪などがあります。

栄養素は実と葉で違う

白く丸い実の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類でき、それぞれの効能が期待できる野菜です。

実の部分は大根によく似た外見そのままに、栄養面でも大根に似た点が多く、お米やいも類の淡水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼや、デンプンを分解する酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。

緑色の葉の部分にも栄養がたっぷり集まっています。
ビタミンA、B1、B2、C、ミネラルのカルシウムや鉄、さらに食物繊維も豊富。実の部分よりはるかに多くの成分が含まれているので、捨てずに上手に利用しましょう。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を強化します。ビタミンB1とビタミンB2は糖質、脂質の代謝に体を元気にし、ビタミンCには美肌や免疫強化をはじめ、ビタミンAと合わせての高い抗酸化力が期待できます。

一方、ミネラルのカルシウム・鉄は骨の強化と貧血予防に効果があり、食物繊維には便通を良くして体内の有害物やコレステロールを排出する働きがあります。

かぶを保存する時は……

葉をつけたままにしておくと、水分がどんどん奪われ、葉から水分が蒸発してしまうので、葉と実の部分は別々に保存しましょう。

実の部分はビニール袋に入れて冷蔵庫で1週間くらい持ちます。生でも食べられるので、浅漬けやサラダに入れてみてはいかが?

葉は濡れた新聞紙に包み、冷蔵庫に入れると2~3日持ちます。塩茹でして水分を絞り食べやすい長さに切り、ラップで小分け包んで冷凍庫に保存するのもおすすめです。お味噌汁の具や煮物、炒めものにも便利ですよ!
それでは「かぶの冷製スープ(ヴィシソワーズ)」の作り方を紹介します。
暑い時期は冷たく冷やして、寒い時は温めてもおいしく食べられる、一年を通して楽しんでいただけるレシピです。

「かぶの冷製スープ(ヴィシソワーズ)」のレシピ

http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

材料(2人分)

・かぶ 小4個
・長ねぎ 1/2本
・セロリ 1/2本
・バター 5g
・水 50㏄
・豆乳 400cc
・野菜ブイヨン 1/2本分(3g)
・ローリエ 1枚
・塩 少々
・ホワイトペッパー 少々

作り方

下ごしらえ
・セロリは茎の硬いすじを取り除き、葉の部分は少し取っておく。
1.かぶは水で洗い皮をむき薄切りにし、長ねぎとセロリは斜めに薄切りにする。
2.お鍋にバター、長ねぎを入れて透き通るまで弱火で炒め、さらにセロリを加えて炒める。
http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

3.全体がなじんだら、かぶを加えて混ぜる程度に合わせる。
http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

4.水、ブイヨン、セロリの葉、ローリエを加え、弱めの中火で5分ほど煮る。
http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

5.かぶが柔らかくなったら火を止める。
http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

6.セロリの葉、ローリエを取り除いてミキサーにかける。バットなどに入れ、豆乳、塩、ホワイトペッパーで味を調えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

しっかり冷やしてお召し上がりください。

じっくり炒めて野菜の甘みを引き出そう

http://macaro-ni.jp/32562

Photo by kanako tamura

ポイントは、材料を炒める時に野菜を焦がしてしまわないよう、弱火でじっくり炒めることです。

長ねぎではなく、たまねぎで作ると、甘みが増します。セロリを入れると味に深みが出ますが、入れなくてもOKです。

また、豆乳を牛乳に変えてもおいしいヴィシソワーズが作れます。色々とあなた好みのアレンジをしてみてくださいね。

この記事を見た人はこんな記事も見ています

こんな記事も見られてます

レシピ パスタ スープ まとめ

体にいいことでも知られる梅干し。そのまま食べてもおいしいのですが、毎日のお料理に取り入れれば酸味が苦手な方にもおいしく食べていただけます。ご飯やパスタ、スープにまで梅干しを使うことでひと味違った梅干しを堪能で…

パスタ リゾット スープ まとめ

トマトジュースは料理にも便利に使えちゃう!? 今回は、トマトジュースを使ったパスタやスープをはじめとした人気レシピをご紹介します。簡単かつ時短のレシピもあるので、忙しい方もぜひチェックしてみてくださいね!

レモン ゼリー スイーツ レシピ

今回は、初夏にぴったりな人気のレモンゼリーの作り方をご紹介します。さっぱりとしていて甘さ控えめなので、甘いものが苦手な方にも喜ばれます。レモンの皮やゼラチンを上手に使って、おいしいレモンゼリーを作ってみてくだ…

スープ レシピ まとめ

ふわふわ卵がおいしい汁ものの代表選手「かき玉汁」。醤油だし以外にも味噌やコンソメなどいろいろな味が楽しめます。今回は、かき玉汁の卵をふわふわに仕上げるコツと人気の簡単レシピを18点ご紹介します。ほっこりおいし…

漬け物 チャーハン スープ まとめ

独特の塩気とコリッとした食感がクセになるザーサイ、あなたは普段どのように食べていますか?今回はザーサイの塩抜き方法から、チャーハンやスープなどの人気レシピまでまるごとご紹介!ザーサイの魅力を最大限に楽しんでみ…

関連するまとめ記事

こんなまとめ記事もあります

まとめ アレンジレシピ

すでに常備してる方も多いであろう缶詰、いなば・ツナとタイカレー。このおいしさに感嘆し、もっといろんな味わいで楽しみたい、と様々なアプローチをするツナとタイカレーファンが続出してるんですっ♡

スイーツ レシピ まとめ お菓子

春巻きの皮はスイーツに使える、とは聞いても、具体的にどんな使い方をすればいいの?と思っている方もいらっしゃると思います。そんな方に見てほしい、春巻きの皮を使ったスイーツのレシピを紹介します♪

納豆 レシピ まとめ

納豆は混ぜてそのまま食べるだけじゃない!納豆を使った揚げ物がなかなかイケるようです。普通に食べるよりも外はサクサク、中はふっくらになるとか!一度揚げたらやみつきになるかも!?皆さんもぜひ作ってみて下さい♪

おにぎり レシピ まとめ

桜が咲き始めると、お花見に出かけたい季節になりますよね。今回は、アイデアいっぱいのおにぎりレシピをご紹介します。きっと「カワイイ!」「きれいだね」と喜んでもらえること間違いなし!ちょっとした工夫で、お花見仕様…

まとめ レシピ サラダ

今、人参やキュウリをうすーくながーくスライスした「リボンサラダ」が注目を浴びています。基本的にピーラーで剥けばいいだけなのでとっても簡単、そして見た目は普通のサラダよりもおしゃれ♪と一石二鳥なリボンサラダのレ…

おすすめの記事

こんな記事も人気です♪

レシピ

コンパクトホットプレートで有名な「BRUNO(ブルーノ)」シリーズに、「グリルポット」が登場していることをご存知ですか?1台で「煮る・焼く・蒸す・揚げる」の4役をこなす電気鍋なんですよ!使用感やお手入れの様子…

食べ歩き 韓国料理 韓国

macaroniとDeNAトラベルのコラボ企画「韓国vs台湾 最新食べ歩きグルメを調査せよ」。おかげさまで多数のご応募をいただきました!今回は、当選した特派員によるレポートをお届け。食べ歩きグルメの最新トレン…

ドリンク おしゃれ

まるで金魚がカップの中を泳いでいるように見えるお茶ってご存知ですか?今ツイッターやネットで話題になっているんです☆台湾で作られている「金魚のティーバッグ」。とってもおしゃれでかわいいんです♡日本にやってくるの…

ファミレス コーヒー

友人がサイゼで絶品カプチーノを飲む方法をツイートしてました。やってることは「まじでモテねえ」の一言に尽きますが、後日試してみたところたしかに美味しい。ちょっと面倒臭いですが、みなさんもサイゼに行く機会があれば…

田村佳奈子

フードスタイリスト・フードコーディネーター・フードアナリスト。 C...